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Introducing グロネフェルド初のスポーツウォッチ 1969 "デルタワークス" 登場

視認性が高く、ラバーを装着。オランダのデルタワークスモチーフの最新作。

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我々が知っていること

ジュネーブ・ウォッチ・デイズで注目を集めたオランダのグロネフェルド(Grönefeld)は、この機会にブランド初のスポーツウォッチを発表した。“1969 デルタワークス”と名付けられたこのステンレススティール製スポーツウォッチは、オランダのデルタ計画(Dutch Delta Works)にインスパイアされたもので、ラバーストラップを装着し、購入者はケース側面にラバー製のインサートをオプションで取り付けることができる。

the gronefeld 1969 deltaworks

 オランダのデルタ計画について予備知識を持たない人(私のように)のために説明すると、オランダの低地を洪水から守るための一連の治水プロジェクト(ダム・堤防・水門など)のことを指す。この新しいスポーツウォッチが防水性と衝撃吸収性を管理するものであることを考えると、グロネフェルド兄弟はデルタワークスという名称がふさわしいと考えたのだ。ちなみに1969年は、前述の2人のグロネフェルド兄弟のうちの1人、バート氏が生まれた年だ。

 1969デルタワークスは、44.5mmのスティール製スポーツウォッチで、3色の文字盤(ブラック、カーキ、サーモン)と5色のラバーストラップ(ブラック、ブルー、オリーブ、オレンジ、ホワイト)から選択することが可能だ。さらに、ケースサイドの4ヵ所(約2時、4時、8時、10時位置)には、ステンレスのままでも、チタンコアにラバーストラップと同様のFKMラバーコーティングを施したインサートをオプションで装着することが可能だ。

the gronefeld 1969 deltaworks

 両面にサファイアクリスタル風防が採用された1969 デルタワークスは、厚さ12.5mm、ラグからラグまでの全長が53mmとなっている。3つの文字盤バリエーションすべてにアプライドの夜光塗料付きマーカーと同色の針が配され、文字盤の6時位置にはアラビア数字の12マーカーとスモールセコンドを表示。防水性能は100mで、ねじ込み式リューズが採用されている。

the gronefeld 1969 DeltaWorks

 1969 デルタワークスには、1941 プリンキピア オートマティックに搭載されたCal.G-06が採用されている。1969 デルタワークスのためにアップグレードされたG-06は、3Hzで時を刻み、衝撃に耐えられるよう特別に設計されたローターで自動で巻き上げが行われる。このムーブメントは、マイクロブラスト仕上げのセグメントと、手作業で面取りされたエッジで囲まれた美しい仕上がりになっている。その仕上げは、モダンと伝統が融合した美しいものである。

 1969 デルタワークスの価格は4万9800ユーロからで、購入者はカラーと、ケースのインサートをスティールまたは4種類のラバーコーティングのなかから好みのものを選択することが可能だ。

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我々が知っていること

1969 デルタワークスは、グロネフェルドにとって興味深い新作だ。特に、素晴らしい新作クロノグラフである1941 グロノグラーフ(1941 Grönograaf)のあとに発表された。デルタワークスは大口径で、ベゼル幅は43.4mm(ケースインサートを含むと44.5mm)。ワイドで視認性の高い表示を特徴としている。

the gronefeld 1969 deltaworks

 ラバーストラップ(9mmのマイクロアジャスト付きプッシュボタンクラスプ)には、スポーティで、不思議としっくりくる仕上げが施されており、その出来栄えに異議を唱えるのは難しいだろう。また、ケースにカラーリングを施したインサートは、ケースとの接触を避け、傷を防ぐ効果もある(見た目もクールだ)。

 とはいえ、手首の小さい人や、よりモダンなケース幅や短いラグ幅を好む人にとっては、このサイジングは問題になりそうだ。1941 プリンキピアは同じベースムーブメントを搭載し、ケース幅が39.5mmしかないことを考えると、より大きなケースを選択したのはムーブメントの制約によるものではないように思われる。ありがたいことに、1969 デルタワークスはかなり薄いプロポーションで、ほとんどの水中アクティビティに対応できる十分な防水性を備えている。

 グロネフェルド 1969 デルタワークスは、ブランド独自の美意識と時計づくりのセンスを融合させ、スポーティな外観、オーバーサイズの存在感、豊富なカラーバリエーションで、スポーツウォッチとしてのデビューを果たした。


基本情報

ブランド: グロネフェルド(Grönefeld)
モデル名: 1969 デルタワークス(1969 DeltaWorks)

直径: 44.5mm (ベゼル幅は43.4mm)
厚さ: 12.5mm
ラグからラグ: 53mm
ケース素材: スティール
文字盤色: 複数展開
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ X1
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: FKMラバーストラップ(ブラック、オリーブ、ブルー、ホワイト、またはオレンジ) 、スティール製フォールドオーバー・プッシュボタンクラスプ(9mmのマイクロアジャスト)付き


ムーブメント情報

キャリバー: G-06
機能: 時、分、秒
直径: 32mm
厚さ: 5.5mm
パワーリザーブ: 56時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 31

the gronefeld 1969 deltaworks

価格 & 発売時期

価格: 4万9800ユーロ (付加価値税前)、日本円で約715万円

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