Watches&Wonders 2024に特別な準備は必要ない。会場に赴き、参加することに意義がある。そこは時計の“聖地”で、時計にまつわるものやことに情熱を燃やす人々に囲まれている。HODINKEEの同僚や新しくできた時計界隈の友人とともに行動することで絶えずインスピレーションを受け、今後の展開に胸が高鳴る。
会期の1週間をとおして、私たちは周囲の人ごみや、その手首に何があるのかに常に目を光らせていた。そこで私たちは、興味深い時計を、ときに思いがけない方法で身につけている人々を目にした。それらはヘッドラインやまっとうな業界ニュースと同じくらい、時計収集の現状を物語るものだ。この奔放で素晴らしい趣味のなかで人々がどのように振る舞い、交流しているかは、それぞれのブランドがどのような動向を見せているのかと同じくらい重要なことだ。もしかしたら、今後ブランドがどの方向に進んでいくかのヒントにさえなるかもしれない。
そして、この時期では恒例となっているように、私たちはWatches&Wonders 2024(そしてその他)の様子や人々のスタイル、光景を写真に収めながら会場を回った。私とマーク・カウズラリッチの写真で、私たちが1年で最も好きな1週間を追体験していただければ幸いだ。
話題の記事
Introducing H.モーザー ストリームライナー シリンドリカル・トゥールビヨン スケルトンのピンクモデルでF1マイアミの開幕を飾る
Editors' Picks Watches & Wonders 2024で見つけた、HODINKEE Japan編集部お気に入りの1本
Introducing チューダーからペラゴス FXD クロノ“サイクリング”が登場