本特集はHODINKEE Magazine Japan Edition Vol.2に掲載されています。
2019年発表のCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲは、発売間もなくカラーストラップが追加され個性を演出するためのオプションが用意されていた。2021年新たに登場したロイヤル オーク オフショア ダイバーでは、その概念がさらにアップデートされ、ブランド初となるインターチェンジャブルストラップが採用された。機能的でありながらオフショアのデザインと融合した機構は、着替える楽しみだけでなく優美さまで備えている。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ
26393NB.OO.A002KB.01 495万円(税込)
ベーシックなラウンドモデルながら、さまざまなデザイン要素を盛り込み、その魅力の可能性を広げる。新作は、多層構造を形成する8角形のミドルケースにブラックセラミックを採用し、スポーティテイストを強調するとともに、ヘアライン仕上げのスモークグレーダイヤルがシックに映える。さらにストラップはテクスチャ感のあるラバーを採用し、洗練された実用性とアクティブなスタイルを併せ持つ。41mm径。18KWG×セラミックケース。
現代におけるラグジュアリーとは、けっして豪華や贅沢という意味合いだけにとどまらない。それは他が比肩することのない、唯一無二の存在であり、つまり相対比較から生まれるのではない、絶対的な価値ということだ。そこで基準となるのは個性。自分の流儀や審美眼を映し出す満足感であり、居心地のよさである。いまや時代の感性はインフォーマルに向かい、多様化する日常生活は旧来のスタイルに縛られない。ルールはまさに自分にある。ラグジュアリーウォッチを手にすると、そんな時代感がよりリアルに感じられるだろう。嚆矢となるのがオーデマ ピゲだ。
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ
26393NR.OO.A002KB.01
495万円(税込)
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ
26393NB.OO.A002KB.01
495万円(税込)
今やピラーコレクションとなったCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの新作は、カーフスキンレザーのストラップにカジュアルなテキスタイルモチーフで仕上げたラバーを表面コーティングし、肌に触れる心地よさと、撥水性や防汚性の機能を備えたスポーティな見た目を両立する。しかも豊富なカラーバリエーションで選択肢に応えることも忘れない。
ロイヤル オーク オフショア ダイバー
15720ST.OO.A052CA.01 280 万5000円(税込)
シンボルデザインを崩すことなく、高い防水性と経過時間を表示する回転式リングを内蔵し、従来のダイバーズウォッチの概念を覆す。2005年の登場以来、多彩な素材やカラーを発表し、最新作は秒表示とインスタントジャンプ デイトを備えた最新キャリバー4308を搭載。インターチェンジャブルストラップシステムを導入しオプションでライトブラウン、ブラウン、ブラックのカーフスキンレザーストラップも設定する。42mm径。SSケース。
一新されたロイヤル オーク オフショア ダイバーでは交換可能なストラップシステムを備え、マリンリゾートから普段使いまで用途やシーンに合わせて自由にコーディネートを楽しめる。いずれも主張するのは自分らしさであり、個性だ。その満足感に真のラグジュアリーを実感するに違いない。
ロイヤル オーク オフショア ダイバー 15720ST.OO.A009CA.01
280万5000円(税込)
ロイヤル オーク オフショア ダイバー 15720ST.OO.A027CA.01
280万5000円(税込)
Photographs by Tetsuya Nikura(SIGNO) Styled by Eiji Ishikawa(TRS) Words by Mitsuru Shibata