Patek Philippe
歴史を表示1839年にジュネーブでアントワーヌ・パテックとフランソワ・チャペックにより創業される。その5年後にチャペックが同ブランドを去り、翌年の1945年にアドリアン・フィリップがアントワーヌ・パテックと組みPatek Philippe & Coを設立。現在、パテック フィリップはジュネーブで唯一家族経営を貫く独立時計メーカーである。
パテック・フィリップは永久カレンダーやミニット・リピーター搭載時計でよく知られ、オークションでは高値で取引される傾向にある。2014年には、パテック フィリップの懐中時計「ヘンリー・グレーブス・スーパーコンプリケーション」がオークションにて、時計では史上最高額となる2130万ドル(約25億円)で落札された。
ジェラルド・ジェンタがデザインを手掛けた「ノーチラス」を発表。当時は貴金属を使用した時計作りが主流であったが、ステンレススチール製のケースやブレスレットを発表したのは時代を先取りしすぎたのか、受け入れられるのに時間がかかった。現在では非常に人気の高いアイコニックな時計として知られる。
パテック・フィリップが世界初となる永久カレンダーを搭載した腕時計を発表。夜中0時になると瞬時に日付けが切り替わる複雑な機構を兼ね備える。
アドリアン・フィリップがアントニオ・パテックとパートナーになった1845年、フィリップは自身が開発した「鍵なし巻上げ機構」を持ちこむ。この発明以前は、時計は必ず鍵付きであった。