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BVLGARI Octo Finissimo with Tomohisa Yamashita

ブルガリのオクトは現代におけるウォッチメイキングの金字塔だ。10周年を迎えるオクトで同社が到達した時計づくりと珠玉のタイムピース。10人のキーパーソンたちとともに、その魅力に迫る。今回はブルガリ アンバサダーを務める山下智久氏が登場。

2017年発表のオクト フィニッシモ オートマティックは、3度目の世界記録を樹立したモデル。マイクロローターを採用した自動巻きCal.BVL 138は2.23㎜の薄さを誇り、ケース厚も極薄を実現した。特筆すべきは、コレクション初となった専用ブレスレットだ。従来の薄型時計はケースに重点が置かれたのに対し、本機ではブレスレットまで専用開発。バックルの折畳み部分を完全に格納できる形状とし、薄さにこだわった。それも極薄という特徴をドレスウォッチではなく、よりシームレスに多様化する現代のライフシーンを飾る新たなスタイルと位置づけたからである。

 「洗練されていてスマートで、それこそどんな場面にも合います。撮影でスーツを着るときにも自然に馴染みますし。とくにシルバーとブルーのコントラストが綺麗ですね」と山下さんが印象を語る。「若かった頃は少し背伸びしてみたかったけれど(18歳の頃からブルガリを愛用)、今は余裕とともに別のよさが滲み出てくるように感じます。ブルガリはそれぞれの世代によっていい味を出せるものなんですね。自分自身もそうでありたいし、身につけることでそのヒントをもらっているような気がします」。

オクト フィニッシモ オートマティック Ref.103431 155万1000円(税込) 防水性を30m から100mに向上し、ねじ込み式リューズを採用しながらもケース厚は6.4㎜を実現。ブルー文字盤がスポーティを演出する。SS、自動巻き、ケース径40mm、100m防水、SSブレスレット。

 

山下智久 1985年生まれ。国内から海外にも活躍の幅を広げる俳優・アーティスト。NHKドラマ『正直不動産』主演中。18歳からブルガリを愛用し、昨年ブランドアンバサダーに就任した。

 
 
 

Photos:Kazumi Kurigami(CAMEL)[Hero Image]、Tetsuya Niikura(SIGNO)[watch] Words:Mitsuru Shibata