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Introducing Q タイメックスの3タイムゾーン クロノグラフが登場?

バカンス資金を枯渇させない、気の利いた旅行用クロノグラフだ。

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我々が知っていること

4月5日未明にタイメックスは、ファンのあいだで人気の高いQ タイメックスシリーズを進化させた最新版、Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフを発表した。最も便利なふたつの機能を融合させたこのスティール製トラベルウォッチは、Qシリーズのスタイルに多才な機能をセットしながらも、あなたが予想しているよりも、もしかしたらそれ以上に安いかもしれない。

タイメックス Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフ

 OK、次にいこう。この時計は直径40mmのSS製Q タイメックスであり、ラグ幅は18mm、ラグからラグまでは48mmとなっている。そして12の目盛りがついた双方向回転ベゼルに50m防水、SS製ブレスレットまたはブラックの合成ラバーストラップから選ぶことが可能だ(ともに工具なしで取り外せるクイックレバーを採用)。ブラック、ホワイト、グリーン(グリーンはタイメックス公式サイト限定)の3色から選べるQ タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフは、60分計のクロノグラフだけではなく、3つのタイムゾーンを同時に把握できる、難解な機能を備えたクォーツムーブメントを搭載している。

 まずはこれを分析してみることにしよう。最初のタイムゾーンはメインタイムで表示される。次にメインの時針からUTCを基準としたほかのタイムゾーンのオフセットを取得して、12時間ベゼルを介して確認できる。珍しい機能ではないが非常に便利だ。そして最後の3つ目は、赤い“GMT”針で表示される。いまこれを見たあなたが何を考えたか、手に取るようにわかる。24時間スケールはどこだ? とね。

タイメックス Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフのケースサイドイメージ

 そしていろいろと調べてみたところ(時計が動いているアニメーションを見て、タイメックスにメールした)、実は赤い“GMT”針は、調整可能な独立した12時間計であることが判明した。この針と、それに連動する12時位置の24時間インダイヤルとを組み合わせると、第3タイムゾーンの24時間(午前と午後)を表示してくれるのだ。なお参考までに、上の写真の時刻は、赤い針が区切られたタイムゾーンで、午前4時を示しているということになる。確かに、針がなくても同じ機能であれば手を加えずとも提供できるが(24時間のインダイヤルにも同じ情報が表示される)、この4本目の針が、全体のGMT要素を際立たせているのだ。

 僕がまだわからないのは、これがどのように設定されて、どのように日付表示と結びつくのかということだ。日付はローカルタイム(メイン)の針に紐づけられており、赤い24時間表示の針はリューズを介して連動して設定されているため、おそらく日付が繰り上がる前の動作に対応している可能性が高い。近々このQを1本貸りる予定のため、詳細なハンズオンと上記で予想した機能の確認(または修正)を乞うご期待のうえ、お待ちいただきたい。

タイメックス Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフのラバーストラップバージョン

 前述したが、3つのタイムゾーンとともに4時30分位置に日付表示を、そして60分積算計クロノグラフも搭載している。果たして価格は? ラバータイプは4万2900円、ブレスレットタイプは4万6200円(ともに税込)だ。先週のWatches & Wondersで発表された6桁、7桁、8桁、そして9桁の価格から、やっと解放されたような気がする。


我々の考え

ハンサムだけどちょっとヘンテコで、でも実用性に優れた、なんてかっこいいQなのだろう。価格も手頃でサイズもちょうどよく、旅行や自宅からひとつ、またはふたつのタイムゾーンを把握するためにたくさんの機能と柔軟性を備えている。タイムゾーン機能はかなりバラバラに管理しなければいけないが、それでも5万円以下という価格と、腕につけたときの見栄えを考えれば文句のつけようがない。

 3つのタイムゾーンを設定する方法はいくつかあるが、僕はセンターに位置するメインの針をローカルタイムに、赤い針をホームタイム(午前と午後を素早く確認できるように)に設定すると思う。そして旅行中にほかのタイムゾーン(または単にUTC)の時差を素早く確認する必要がある場合は、ベゼルをUTC表示にする。

タイメックス Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフのリストショット

 それとホワイトモデルのほうも見てみてくれないだろうか? 黒のアクセントに、(ホワイトカラーの)お揃いの日付、そしてそれに映える赤い針。ポーラー エクスプローラーIIがそぐわないような場所を旅したいと思ったとき、きっとタイメックスがあなたをサポートしてくれるだろう。まだわからない部分がいくつかあるが、僕はこの時計がとても気に入ったし、この最新のQ タイメックスを自分の腕で試す機会を得たことに、とてもワクワクしている。

 Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフについてはまた後日紹介するとしよう。また、僕たちは“タイムゾーン”はひとつであるべきとすることに、納得できるのだろうか?

タイメックス Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフのリストショット

基本情報

ブランド: タイメックス(Timex)
モデル名: Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフ(Q Timex Three Time Zone Chronograph)
型番: TW2V69800(SSブレス)、TW2V70000(ブラックラバー)、TW2V70100(ホワイトラバー)、TW2V70200(グリーンラバー)

直径: 40mm
ラグからラグまで: 48mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラック、ホワイト、グリーン
インデックス: アプライド
夜光: あり、針とインデックス
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SS製ブレスレットまたはラバーストラップ(ラグ幅は18mm)

タイメックス Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフのイメージ

ムーブメント情報

キャリバー: タイメックス クォーツ
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示、24時間表示、60分積算計クロノグラフ、12時間表示“GMT”針


価格 & 発売時期

価格: ラバータイプは4万2900円(税込)、ブレスレットタイプは4万6200円(税込)
発売時期: 2023年5月発売予定
限定: なし、ただしグリーンダイヤルバージョンはタイメックス公式サイト限定

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Q タイメックス スリータイムゾーン クロノグラフの詳細については、こちらをご覧ください。HODINKEE Shopはタイメックスの正規販売店です。