trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Photo Report IAMWATCH 2024 シンガポールにて開催された、ダブルリスティングスタイルとリゾートカジュアルが融合した独立系時計の熱狂的な祭典(175枚以上の写真でお届け)

このイベントは、独立系時計メーカーと時計愛好家をまったく新しい形で結びつけるものだ。リストショットについて見飽きたと感じる方でさえ、このIAMWATCHでは驚きが待っているに違いない。


ADVERTISEMENT

独立系時計製造の未来はどうなるのか? 先週末にシンガポールにいたなら、その未来が力強いものであるという確信を抱いたことだろう。下の写真でテーブルを囲むのはラウル・パジェス(Raúl Pagès)氏、ゲール・ペテルマン(Gaël Petermann)氏とフロリアン・ベダ(Florian Bédat)氏、そしてテオ・オフレ(Theo Auffret)氏といった面々。彼らは談笑していたが、1時間後にこの場所はカスタマーとコレクター、そして熱心なファンたちで溢れかえり、彼らの時計をひと目見ようとする人々に囲まれていた。またそれだけでなく、時計を購入するチャンスを求める声も多く上がっていた。

Independent watchmakers

左からラウル・パジェス氏、ゲール・ペテルマン氏とフロリアン・ベダ氏、そしてテオ・オフレ氏。もし彼らが次世代の時計師の未来を担うなら、この業界は間違いなく安泰である。

 会場はザ・シンガポール・エディションホテルの地下階にある広々としたボールルーム。そこで行われたのがIAMWATCHというまったく新しい時計の祭典であり、マイケル・テイ(Michael Tay)氏とアワーグラスによって企画された。コレクターと時計職人が顔を突き合わせるこのイベントでは、独立系時計製造の世界においてこれまでにないような形での交流が生まれていた。ドレスコードは“リゾートカジュアル”と“ダブルリスティング”。独立系の時計を複数持っているなら、ぜひ装着していこう思ってしまいたくなるスタイルである。ちなみにカバナシャツがなくても心配無用だ。IAMWATCHでは会場に訪れる人々のために特製のシャツが用意されていた。このため今回のレポートに登場する写真には、同じグリーンやピンクのシャツを着た人々が数多く見られる。

 かつては知る人ぞ知る存在だったこの卓越した職人技が築いた分野が、現代の消費者やテイ氏、彼の父親、アワーグラスの力によって新たな高みに引き上げられた。彼らは早くからのF.P.ジュルヌやフィリップ・デュフォーの支援者であり、ジェラルド・ジェンタやダニエル・ロートといったブランドの元オーナーでもある。実際アジアは時計全般のみならず、このような現代的な技術を誇る職人たちの作品をもって、世界最大級の市場のひとつへと成長してきたのだ。

Dufour Sonneries

8本しか存在しないフィリップ・デュフォーのソヌリのうち、2本が一堂に会した。この光景を目の当たりにできる機会は、一生のうちでも2度とないかもしれない。

 こうした独立時計師と定期的に、カジュアルに会う機会に恵まれているがゆえに、私はここでの体験がどれほど特別なものかを完全に理解するまでに少し時間がかかった。一般の人々が部屋に入ってテーブルの前に座り、数多くの現在の独立系時計師のなかでも特に輝かしい才能たちと直接対話できる機会がどれほど貴重であるか、言葉では表現しきれない。周りの時計愛好家たちは非常に豊富な知識を持ちながら謙虚でもあり、たとえMB&Fやウルベルクについては詳しくても、カリ・ヴティライネンの作品についてはほとんど知らないと素直に認めていた。しかし皆が、その場で本人たちから学ぶ意欲に満ちていた。

IAMWATCH

 今日において乱立する独立系ブランド。厳密な定義のうえでは、ロレックスやオーデマ ピゲ、パテック フィリップも独立系ブランドの範疇に入るが、私たちが“インディペンデント”として思い描くのはブランド名に時計師自身の名前が掲げられているものだろう。各時計師はオリジナルのスタイルを確立するのみならず、自身のブランドに独自の方向性を見出している。年間約1000本の機械式時計を生産するF.P.ジュルヌの時計は、シンガポールでも多くの手首に見られた。またMB&Fやウルベルクの熱狂的な支持者も見受けられた。ペテルマン・ベダやテオ・オフレといった若く小規模なブランドもその勢いを増しており、ショーの最中にも納品が行われていた。またそれぞれのブランドのなかでも、本当に希少なモデルが集結していた。例えば私がイベントで最初に撮影したのは、パテック フィリップの近代的なモデルでもっとも希少なRef.1938P。これはフィリップ・スターン(Philippe Stern)氏の85歳の誕生日を祝して製作されたものである。

Patek 1938P

パテック フィリップ Ref. 1938Pはミニッツリピーターとアラーム機能を備えた腕時計で、文字盤にはフィリップ・スターン氏の肖像が描かれている。わずか30本のみ製作されたもので、価格は約90万スイスフラン(日本円で約1億5800万円)に設定されている。

IAMWATCH Raúl Pagès

ラウル・パジェス氏がIAMWATCHでゲストや顧客と交流。

 次に私のカメラロールに収まった次の時計は、F.P.ジュルヌの“15/93”であった。これはフランソワ-ポール(François-Paul)氏が顧客向けに初めて販売した腕時計であり、1993年に完成した15番目のタイムピースだ。この時計はフィリップスによって提供されており、ニューヨーク、香港、ジュネーブで開催される秋のオークションプレビューの一環としてIAMWATCHとその向かいのホテルで展示されていた。私は以前ジュネーブとニューヨークでこの時計を見落としていたため、この機会を逃すわけにはいかなかった。

F.P. Journe 15/93

1993年に製造されたF.P.ジュルヌ初の一般販売用腕時計。彼の15番目のタイムピース。

Phillips Team

フィリップスのテーブルに座るオーレル・バックス(Aurel Bacs)氏とティファニー・トー(Tiffany To、左)氏、アレックス・ゴトビ(Alex Ghotbi)氏。

 またアイコンウォッチを作るために必要なエッセンスについて語るトークにも参加した。トークの登壇者はデザイナーのリー・ユエン-ラパティ(Lee Yuen-Rapati)氏、レッセンスの創設者であるベノワ・ミンティエンス(Benoit Mintiens)氏、そしてトリローブの創設者ゴーティエ・マッソノー(Gautier Massonneau)氏である。このイベントではアジアや太平洋地域から来た多くの読者に会うことができた。IAMWATCHが時計の世界でより頻繁に開催される祭典となることを心から願っている。しかし正直に言えば、この記事を読んでいる方が最も気になっているのは私がイベント中に見つけた時計の数々だろう。期待を裏切らない、充実した内容となったと思う。いくつかの非独立系の時計も紛れ込んでいたが、なるべくテーマに沿ってウォッチスポッティングを行った。今回撮影できなかった腕時計オーナーの方々には申し訳ないが、このPhoto Reportを楽しんでいただければ幸いである。

Lee Yeun-Rapati

リー・ユエン-ラパティ氏がイベント参加者が着用していたいくつかの時計を描いている様子が印象的だった。

Lee Yeun-Rapati

その後、彼は完成した作品集をマイケル・テイ氏とアワーグラスに贈呈した。

Audemars Piguet RD#2

そしてオーデマ ピゲ ロイヤル オーク RD#2。チタンとプラチナ(Pt)製のモデルも登場。

IAMWATCH AP

オーデマ ピゲのRef.25902 ロイヤル オーク オートマティック トゥールビヨンは、ロイヤル オークの25周年を記念して製作された特別なモデルである。

Kari Voutilainen

自分の時計を見せるカリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen)氏。

Kari Voutilainen's personal watch

カリ・ヴティライネン氏の個人所有モデル、クロノメーター 27にはダイヤモンドインデックスが施されている。

Kari Voutilainen

また、2015年にGPHG(ジュネーブ時計グランプリ)でメンズ・ウォッチ賞を受賞したヴティライネンのGMRも展示されていた。

Tulloch T-01

さらに短命に終わったブランド、タロックによるタロック T-01も登場。このモデルのムーブメントはヴティライネン氏のチームによって命が吹き込まれたものである。

Grönefeld

グローネフェルドの1941 ルモントワールには、カリ・ヴティライネン氏の工房であるコンブレミンが手がけたダイヤルが採用されている。

Grönefeld

グローネフェルド 1941 ルモントワールのムーブメント。

MB&F HM9 Flow

MB&F HM9 “フロウ”

IAMWATCH

ウルベルクとMB&Fのオロロジカル・マシン No.11 “アーキテクト”。

Shinkansen seiko

日本の超特急、新幹線の運転士向けに製作されたセイコーの鉄道時計。

Shinkansen seiko

裏側の下部には日本語で“新幹”の文字が見える。

Credor Locomotive

ジェラルド・ジェンタ(Gerald Genta)がデザインしたクレドール ロコモティブの復刻モデル。

De Bethune Dream Watch 5 Tourbillon Season 1

ドゥ・ベトゥーン ドリームウォッチ 5 トゥールビヨン シーズン1。

Centigraphes

3本のサンティグラフ、トロワセンティグラフとでもいうべきか。

Tourbillon jewelery

22.5ctのダイヤモンドが施された、トゥールビヨン・スヴラン・ヴァーティカル オートジュエリー。

F.P.Journe Octa S

F.P.ジュルヌ ラインスポーツ オートマティック・リザーブ・チタン

IAMWATCH

木曜夜に行われた顧客向けのプライベートビューは大盛況となった。

MB&F LM 101 2021

2021年版のMB&F レガシー・マシン 101は、鮮やかなパープルが特徴的である。

Purple watches

M.A.D. エディションズ、ウルベルク、ドゥ・ベトゥーンの3本のパープルウォッチが並ぶ姿も見られた。

IAMWATCH

ドゥ・ベトゥーンのドリームウォッチ 5が2本もだって?

Dream Watch 5 in gold

ゴールド製のドリームウォッチ 5も?

De Bethune Dream Watch 5 Tourbillon Season 1

ドゥ・ベトゥーン ドリームウォッチ 5 トゥールビヨン シーズン1

De Bethune Maxichrono

ドゥ・ベトゥーン マキシクロノ

 週末のIAMWATCHでは、訪問者と時計職人たちが1対1でグループ形式でカジュアルに交流できる朝食会が複数回開催された。この集まりは非常に好評で、小さなラウンジからメインのボールルームへと会場を移し、フェリックス・バウムガルトナー(Felix Baumgartner)氏、マックス・ブッサー(Max Büsser)氏、レジェップ・レジェピ(Rexhep Rexhepi)氏との簡単な交流のために人々が列を作るよう誘導する必要があった。また、ザ・シンガポール・エディションホテル内のシアターでは複数のトークショーやプレゼンテーションも行われ、会場は満席となり長いウェイティングリストが生まれるほどの盛況ぶりであった。

Rexhep Rexhepi.

レジェップ・レジェピ氏。

AK-06 and Rexhep Rexhepi Chronometre Contemporain

アクリヴィア AK-06とレジェップ・レジェピのクロノメーター コンテンポラン。

Rexhep Rexhepi Chronomètre Contemporain and F.P.Journe Chronomètre à Résonance

レジェップ・レジェピのクロノメーター コンテンポランとF.P.ジュルヌのクロノメーター・レゾナンス ブラックレーベル。

Rexhep Rexhepi CCII Diamant and a unique Patek Philippe 5004P with diamond indices

レジェップ・レジェピ クロノメーター コンテンポラン ダイヤモンド(10本限定)と、非常に希少なダイヤモンドインデックス付きのパテック フィリップ Ref.5004P。

Akrivia AK-06

アクリヴィア AK-06をもう1本。

Max Büsser

IAMWATCHで行われた業界のリーダーやジャーナリストによるトークセッションのひとつで、マックス・ブッサー氏がプレゼンテーションを行った。

Breakfast
Breakfast
IAMWATCH

ゴールドダイヤルのアクリヴィア AK-06。

IAMWATCH

F.P.ジュルヌの新作、東京ブティックアニバーサリークロノグラフモデル。

Journe Tokyo Anniversary Tourbillon

F.P.ジュルヌ トゥールビヨン・スヴラン Ref.TT、東京ブティック アニバーサリーモデル20本限定のうちの1本。

F.P. Journe

「この家では、F.P.ジュルヌを身につけるのが流儀である」なんちゃって。

IAMWATCH

F.P.ジュルヌ トゥールビヨン・スヴラン・ヴァーティカル

Journe Vagabondage

F.P.ジュルヌのヴァガボンダージュ Iとヴァガボンダージュ III。

IAMWATCH

ブレスレット付きのF.P.ジュルヌ オートマティック。

LeMans Yellow Gold

実際に目にしたのはこれで2本目となる、イエローゴールド(YG)のル・マン デイトナ。

GMT Meteorite Dial

ホワイトゴールド(WG)製のロレックス GMTマスター II、メテオライトダイヤル仕様。

IAMWATCH

ロレックスのデイデイト、レインボーダイヤル。

IAMWATCH

ダイヤモンドとエメラルドがセットされた唯一無二のロレックス ヨットマスター。

Rolex Ruby Daytona

ル・マン デイトナよりも遥かに希少なこちらは、昨年ロレックスのオフカタログ(VIP向けのモデル)コレクションに加わった、テイ氏所有のWG製ルビーセッティング デイトナである。

Aquanaut Luce Rainbow

パテック フィリップ アクアノート ルーチェ クロノグラフ Ref. 7968

IAMWATCH

ゴッビ・ミラノのロゴが入ったローズゴールド(RG)製のパテック フィリップ Ref.2523。この時計は2019年にアジアでの時計オークション最高額記録を樹立したが、そのときの価格は900万ドル(日本円で13億7000万円)に迫るものであった。

IAMWATCH

パテック フィリップ Ref. 5231G “オセアニアと東南アジア”のワールドタイム。

IAMWATCH

パテック フィリップ Ref.3940JとRef.5236G 年次カレンダー・トラベルタイム。

Cubitius

リリースの翌日、アーロン・ワン(Arron Wan)氏が新作のPt製パテック フィリップ キュビタス Ref.5822Pを着用しているのを見かけた。

Cubitius

さらに、スティール(SS)製でグリーンのキュビタス Ref.5821Aもあった。

Patek Philippe 5740G

パテック フィリップ Ref.5740Gと、希少なユニバーサル・ジュネーブのコンパックス。

Universal Genève

初期のユニバーサル・ジュネーブ トリコンパックス。

Benôit Mintiens

レッセンス創設者、ベノワ・ミンティエンス氏。

JCB

ジャン-クロード・ビバー(Jean-Claude Biver)氏は人々を魅了する。

Louis Vuitton Tambour

ルイ・ヴィトンのタンブール。

Felix Baumgartner

ウルベルクのフェリックス・バウムガルトナー氏。

UR-150

新作のウルベルク UR-150を見せてもらえた。

UR-150

ウルベルク UR-150

Urwerk AMC

ウルベルク AMCのプロトタイプは、最もクールな時計(クロックでもウォッチでもある)のひとつに数えるべき革新的な作品である。原子時計が機械式時計と連動し、機械式ムーブメントを微調整して精度を極限まで高める仕組みになっている。

AMC watch
Jean-Baptiste Viot

テオ・オフレ氏は、師であるジャン=バティスト・ビオ(Jean-Baptiste Viot)氏によって製作された8本限定の時計を着用していた。

Jean-Baptiste Viot

実際、このイベントにはジャン=バティスト・ヴィオ氏の時計が2本展示されていた。

Theo Auffret's Tourbillon à Paris

テオ・オフレのトゥールビヨン・ア・パリ。

SpaceOne Jump Hour

テオ・オフレで設計したモジュールを搭載する、スペースワン・ジャンピングアワー。

Furlan Marri Salmon Sector

ファーラン・マリのサーモンセクターダイヤルモデル。

Baltic Micro-rotor with oracle bone scripts dial

バルチック マイクロローター。オラクルボーンスクリプト(甲骨文字)を施した文字盤が特徴的な、ウェストウッドとともに製作したモデル。

Indie panel

ジャン・アルノー(Jean Arnault)氏、ゲール・ペテルマン氏、レミー・クールズ(Rémy Cools)氏、テオ・オフレ氏がパネルに参加。モデレーターはフィリップスの欧州・中東地域時計部門副会長であるアレックス・ゴトビ氏が務めた。

Rexhep Rexhepi Chronomètre Contemporain

レジェップ・レジェピ クロノメーター コンテンポランと、ウルベルク共同創設者トーマス・バウムガルトナー氏が個人所有するウルベルクのプロトタイプを、マイケル・テイ氏が着用していた。

MB&F LM FlyingT Onyx

MB&F レガシー・マシン フライングT オニキス

MB&F

MB&F × H.モーザー レガシー・マシン 101と、MB&F レガシー・マシン パーペチュアル。

Max Büsser

マックス・ブッサー氏がサインをしている様子。

MB&F HM3

MB&F オロロジカル・マシン No.3 メガウィンド

HM2

MB&F オロロジカル・マシン No.2 RED SV

Hublot Year of the Dragon

ウブロ スピリット オブ ビッグ・バン “チタニウムドラゴン”。

Hublot Singapore Watch Club

特別なウブロをもう1本、こちらはシンガポール・ウォッチ・クラブ向けのモデルである。

Double wrist

最近リリースされたドゥ・ベトゥーン DB28xs エアロライトと、RG製のMB&F レガシー・マシン 101。

Double wrist

F.P.ジュルヌ クロノメーター・レゾナンスとペテルマン・ベダの1967 デッドビート・セコンド。

Moser Chronograph

H.モーザー ストリームライナー・フライバック クロノグラフ

Otsuka Lotec

大塚ローテック 7号

Ōtsuka Lōtec no. 6
Kurono Tokyo

クロノトウキョウの34mmモデル。

Kurono Tokyo
Urwerk

ウルベルク UR-100V “フルチタニウムジャケット”

UR-112

ウルベルク UR-112

IAM WATCH SImplicity and Resonance

アワーグラスのグループマネージングディレクター、マイケル・テイ氏が両腕につけていたのはシャンパンダイヤルが特徴的なユニークピース、WG製フィリップ・デュフォー シンプリシティと38mm径のF.P.ジュルヌ クロノメーター・レゾナンスであった。

Audemars Piguet Code 11.59 Starwheel
Simplicity with champagne dial
Resonance on bracelet
F.P. Journe Repeater
F.P. Journe Tourbillon Beijing

F.P.ジュルヌ トゥールビヨン・スヴラン 38mm 北京エディション(所有者によると2本のみ存在し、市場に出たのは1本だけとのこと)。

Louis Vuitton Monterey II

ルイ・ヴィトンのYG製モントレー I。

Remy Cools tourbillon

レミー・クールズ トゥールビヨン アトリエ

Cartier Crash

カルティエ クラッシュ

Berneron

ベルネロン ミラージュ

Cartier Crash

カルティエ クラッシュ

Hong Kong Cartier

香港特注のカルティエ サントレ。

Cartier Cintree Lume

ダイヤルに香港の国コードが蓄光で表示される特別仕様だ。

LM Sequential EVO

MB&F レガシー・マシン シーケンシャル エヴォ

Dance party

土曜の夜にはアフターパーティを開催。1日の疲れを癒しながら皆がリラックスして過ごす素晴らしい場が提供された。

After party
Drinks

ガエル・ペテルマン氏にフロリアン・ベダ氏、ラウル・パジェス氏が一緒にドリンクを楽しんでいた。

After party
Dinner party
HM4 and UR-102

時計に話を戻そう。MB&F オロロジカル・マシン No.4 “サンダーボルト”とウルベルク UR-102。

HM4

MB&Fのオロロジカル・マシン No.4をもう1本。

Delugs

デラグス夫妻の手首に、ドゥ・ベトゥーン、MB&F、M.A.D. エディションズ、ユリス・ナルダンが勢ぞろい。

Ulysse Nardin Freak One

ユリス・ナルダン フリークX “ブルーエナメル”

Audemars Repeater

特別仕様のオーデマ ピゲ チタン製ジュール オーデマ ミニッツリピーター。

Audemars Piguet Cobra

オーデマ ピゲ コブラ

Royal Oak ceramic

RGとブラックセラミックで構成されたオープンワークのオーデマ ピゲ ロイヤル オーク。

Audemars Piguet Code 11.59 Starwheel

オーデマ ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スターホイール

Royal Oak Openworked QP

オープンワークのロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー。

AP Clover

非常に希少なRG製のオーデマ ピゲ ロイヤル オーク “クローバー”。

Audemars Piguet RD#2

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク RD#2 セルフワインディング パーペチュアルカレンダー ウルトラシン “ルミナリー” Ref. 26586BC。

Sand Gold APs

オーデマ ピゲ リマスター 02とサンドゴールドのオープンワーク ロイヤル オーク フライングトゥールビヨン。

Patrick Pruniaux and Jean-Claude Biver

ジラール・ペルゴとユリス・ナルダンのCEO、パトリック・プルニエ(Patrick Pruniaux)氏とジャン-クロード・ビバー氏が集合写真撮影中に笑顔を見せていた。

Three Bridges pocket watch

ジラール・ペルゴのスリーブリッジ懐中時計。

Jean-Claude Biver, Max Büsser, Patrick Pruniaux, and Mike Tay

ジャン-クロード・ビバー氏、マックス・ブッサー氏、パトリック・プルニエ氏、マイケル・テイ氏が時計製造業界について語るパネルディスカッションに登壇した。

Greubel Forsey GMT

グルーベル・フォルセイのGMTウォッチ。

Greubel Forsey

グルーベル・フォルセイのダブルバランシエール カーボン コンヴェクス、グリーンカラー。22本中の1本だ。

Laurent Ferrier Grand Sport

RG製のローラン・フェリエ グランドスポーツ。

MB&F Split Escapement EVO

MB&F スプリットエスケープメント エヴォ。

Daniel Roth team

チームがダニエル・ロートとジェラルド・ジェンタの作品を紹介していた。

Daniel Roth Chronograph

ダニエル・ロートのクロノグラフモデル。

Daniel Roth Suscription Tourbillon

ダニエル・ロート トゥールビヨンスースクリプション

Gerald Genta Scrooge McDuck Jump Hour

ヘンリー・テイ博士(Dr. Henry Tay.)が所有する、ジェラルド・ジェンタのスクルージ・マクダックのジャンピングアワーとドナルドがゴルフを楽しむジャンピングアワー。

Gerald Genta

さらにテイ博士が所有するジェラルド・ジェンタのパーペチュアルカレンダー ミニッツリピーターと、パーペチュアルカレンダーも展示されていた。

Perpetual Calendar Rolex

現実的には存在しないはずのものもあった。それが、ロレックス×ジェラルド・ジェンタのパーペチュアルカレンダーである。当時、ロレックスはカレンダー付きの時計を製作していなかったため、テイ博士はジェラルド・ジェンタに依頼し、ジェンタブランドのパーペチュアルカレンダーをデイデイトに組み込んでもらった。その結果生まれたのがこの時計である。

Perpetual Calendar Rolex

シンプルにロレックスのロゴが乗っている。

Gerald Genta Sonnerie

ジェラルド・ジェンタのソヌリ。

Gerald Genta Sonnerie

ジェラルド・ジェンタのソヌリの裏側。

Jean Arnault

ジャン・アルノー氏がトリローブを見ている様子。

Jean Arnault's Tambour

ジャン・アルノー氏所有のルイ・ヴィトン タンブール、タンタル製。

Trilobe

トリローブのルール エクスキーズ(L'Heure Exquise)。

Roth watches
Line to take photo with Max Büsser at breakfast

朝食会でマックス・ブッサー氏との写真撮影を求める長い列ができていた。

Two LM Sequentials

1本の手首に、2本のレガシー・マシン シーケンシャルを。

HM06

MB&F オロロジカル・マシン No.6

MB&F
MB&F
LM Sequential

MB&F レガシー・マシン シーケンシャルを試している様子。

LM Sequential

MB&F レガシー・マシン パーペチュアル

Checking out MB&F
LMX

MB&F LMXを試してみないか?

MB&F HM10 Bulldog

MB&F オロロジカル・マシン No.10“ブルドッグ” 

Anton Suhanov

アントン・スハノフ(Anton Suhanov)氏が朝食会で参加者と交流している様子。

Konstantin Chaykin Joker

コンスタンチン・チャイキン ジョーカー

Remi Maillet

クレヨンのレミ・マイヤ(Remi Maillet)氏がエニィウェアについて説明している様子。

Petermann Bédat 1967 Deadbeat Seconds

ペテルマン・ベダの1967 デッドビート セコンドをもう1本いかが?

Petermann Bédat

ペテルマン・ベダのクロノグラフ ラトラパンテを詳細に撮影している様子。

Petermann Bédat
Clock room

時計職人たちのために用意された部屋は満員だった。

Maison Alcée

メゾン・オルセー(Maison Alcée)

Clock room
Hughes Low

レザー職人であり、ストラップ界の巨匠であるヒューズ・ロウ(Hughes Low)氏。

Hughes Low tools

ヒューズ・ロウ氏の道具たち。

Emmanuel Esposito knife

ナイフ職人の巨匠、エマニュエル・エスポジト(Emmanuel Esposito)氏もこのイベントで自身の作品を展示していた。

Sylvain Pinaud

シルヴァン・ピノー(Sylvain Pinaud)氏が訪問したグループツアーに向けて自身の時計を紹介していた。

Slyvain Pinaud watches
Looking at Slyvain Pinaud's watches
Charles Frodsham

チャールズ・フロッシャムのデュアルインパルス脱進機搭載モデル。

A Philippe Dufour Simplicity

フィリップ・デュフォー シンプリシティ

Dufour Duality

この秋、フィリップスオークションに出品予定の特別なフィリップ・デュフォー デュアリティ。

Auction panel

フィリップスのティファニー・トー(Tiffany To)氏が、アレックス・ゴドビ氏、ファーミン・リ(Firmin Li)氏、マイケル・テイ氏に独立系時計師の台頭についてインタビューしていた。

Rainbow Daytona

ロレックスの初代デイトナ レインボー。今秋のフィリップスに出品予定で、想定落札価格は300万ドル以上。

Ken Koshiyama

ショパールのケン・コシヤマ(Ken Koshiyama)氏が素晴らしい時計の数々を紹介していた。

Chopard L.U.C. Full Strike Sapphire

ショパール L.U.C フル ストライク ブルーサファイア

Chronomètre Optimum

2022年のモナコ ローズ・ボール チャリティイベントで販売された、F.P.ジュルヌ クロノメーター・オプティマムのユニークピース。この時計は100万ドル以上で落札された。

De Bethune and Urwerk

ウェイ・コー(Wei Koh)氏がドゥ・ベトゥーンとウルベルクを着用していた。

 イベントの2日目(トータルでは3日目にあたる)には時計師たちもスケジュールの合間に少しの空き時間を見つけ、ほかの時計の展示を見て回る姿が見られた。この業界の人々は皆お互いをよく知っているが、こうした時計は非常に希少であるため、ほかの時計師がどのような作品を製作しているかを直接目にする機会は少ない。その他多くの時計フェアとは異なり、IAMWATCHではアポイントメントが不要で先着順の形式だったため、コミュニティメンバーであれカリ・ヴティライネン氏であれ、誰もが自由にテーブルに座って時計を見ることができた。

Kari Voutilainen and Jean-Claude Biver

カリ・ヴティライネン氏がジャン-クロード・ビバー氏と新作のビバー オートマティックを見ている様子。

Biver Automatique
Biver Carillon Tourbillon

またユニークピースのビバー カリヨン トゥールビヨンも展示されていた。

Raul Pages

ラウル・パジェス氏とアルセ・モンフォール(Alcée Monfort)氏がダニエル・ロートの時計を見ている場面。

Raúl Pagès Régulateur à Détente RP1

ラウル・パジェス氏が手がけたレギュラトゥール・ア・デタント RP1。

Audemars Piguet Royal Oak Perpetual Calendar in blue and white ceramic

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダーのブルーとホワイトのセラミック製モデル。

MB&F Split Escapement EVO

MB&F スプリットエスケープメント エヴォ

AP Concept Chroma Forged Technology

オーデマ ピゲ ロイヤル オーク コンセプト スプリットセコンド クロノグラフ GMT Ref. 26589IO、チタン製。

Group shot
A. Lange & Söhne Double Split

“スプリット”つながりで。A.ランゲ&ゾーネのダブルスプリットも登場。

Goldpfeil

非常に希少なゴールドファイル セブンマスターズ ヴィアネイ・ハルター。このモデルはジャンピングアワーと幾何学的なムーンフェイズのふたつの窓を備え、6時間ごとに自動調整されるムーンフェイズ機構は139年に1日だけの誤差が生じる設計となっている。

Vianney Halter Liberty

ヴィアネイ・ハルターのリバティ。

Hug
Looking at Slyvain Pinaud's watches

次回のIAMWATCHでまた会おう。