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Watch Spotting チャンピオンズリーグ決勝に進出したインテル・ミラノのシモーネ・インザーギ監督は、ネオヴィンテージのロレックス ヨットマスターを着用

10年以上も芽が出なかったが、インザーギ氏は水に強い腕時計を身につけていた。

Top photo: Chris Brunskill/Fantastica/Getty Images

最後にインテル・ミラノ(またはフットボールクラブ・インテルナツィオナーレ・ミラノ、または単にインテルナツィオナーレ)がチャンピオンズリーグの決勝に進出したのは2010年のこと。そして13年後、チームは再び決勝にコマを進めた。マンチェスター・シティとレアル・マドリードを待ちながら(編集注記:結果4-0でマンチェスター・シティが勝利)。

 先日行われた準決勝戦でライバルのACミランに1-0で勝利した際、サイドラインで爽やかな青いスーツに身を包んだチーム監督のシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)氏が、すぐにそれとわかるロレックスのスティール製スポーツウォッチを手首につけているのを目撃した。

Yacht-Master Inter Manager

Photo: Chris Brunskill/Fantastica/Getty Images

 それはヨットマスターのRef.16622だった。 1992年にデビューした金無垢のオリジナルモデルの成功を受けて、ロレックスが1990年代後半に発表した40mmのSSウォッチである。最初のヨットマスターはベゼルの数字を盛り上げてダイビング用の夜光ピップを廃止し、防水性能を100mへとスペックダウンした、サブマリーナーのデザインフォルムを水上レジャー用にアレンジしたものだった(もちろんジョン・ゴールドバーガー氏が初めてTalking Watchesに出演した際に手首につけていたデイトナ風の“最初の”コスモグラフ・ヨットマスターは含まれていない)。

 この時計が持つ最たるデザイン要素はトーン・オン・トーンのグレー&SSの美しさ、プラチナベゼル、そして赤い秒針だ。この特別なデザインはブルーカラーが引き立つ新しいヨットマスターがリリースされたとき最終的にディスコンとなった。

Yacht-Master
Yacht-Master
Yacht-Master clasp

 つまりインテル・ミラノの監督であるインザーギ氏は、ネオヴィンテージの時計を愛しているか、それか長年この時計を持っているかのどちらかを意味するということだ。後者の説で、彼は幸運のお守りとして、それかお祝いの品として特別な時計に選んだのだと思いたい。そしてここ数年の国際サッカー界で、ヨットマスターを公の場で着用したのはインザーギ氏が初めてではない。2021年にパリ・サンジェルマンと契約を結んだリオネル・メッシ(Lionel Messi)氏もまた、モダンなローズゴールドモデルを選んでいる。

 ロレックス ヨットマスターは90年代に金無垢のRef.16628が発表されて以来、長い道のりを歩んできた。ヴィンテージや中古市場、現行の市場でも、ヒットを記録しているのを我々は見てきた。そして今年、ロレックスはすべてチタンでできたヨットマスター42を発表して我々を驚かせた。この時計はかつて、ヨットマンであるベン・エインズリー(Ben Ainslie)卿が実際に身につけていた未発表のプロトタイプとしてしか知られていなかった。

Yacht-Master

 何が言いたいかというと、ヨットマスターはロレックスのラインナップのなかで、我々がよく称賛している以上に重要な時計であるということだ。そしてインザーギ氏が先日、その重要性をさらに高めたのである。

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