Introducing チューダー　ブラックベイ 58 GMTが登場

　できるだけ早く実機レビュー記事を書くつもりのため、この調子でいこう。新しいBB 58 GMTは直径39mm、厚さ12.8mm、ラグからラグまで47.8mmで、スタンダードなブラックベイ 58とほぼ同じサイズである。防水性は200mで、リューズはねじ込み式、3連リンクのスティール製ブレスレットか、ラバーストラップのどちらかを選ぶことができる。ありがたいことに、どちらのオプションにもチューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプが装備されている。

　新しいブラックベイ58 GMTのカラーバリエーションは現在、レッド/ブラック（チューダーではバーガンディと呼ぶ）のベゼルインサートに、金メッキ仕上げの数字、および文字盤の装飾と針にも金メッキ仕上げのアクセントを添えている。マットブラックダイヤルに、“ゴールドコーク”のような雰囲気を合わせているようだ。ブラックダイヤルに金メッキのアクセントを効かせた、オリジナルの58と見事にマッチしていると思う。

　より小さくなったケースのなかには、チューダーMETAS認定のマスタークロノメーター、Cal.MT5450-Uを搭載。これはCOSC認定の2万8800振動/時で時を刻む自動巻きムーブメントであり、オリジナルの41mm径BB GMTの機能に従った、ローカルジャンピング“フライヤー”GMT機構を提供する。パワーリザーブは約65時間で、日差-2～+4秒以内を維持、さらに1万5000ガウスの耐磁性を備えている。

　新型ブラックベイ 58 GMTは、最寄りのチューダーブティックで間もなく販売される。ラバーストラップは61万3800円、3連リンクブレスレットは64万3500円（すべて税込）である。

　今日のちほど実機レビューを控えているため、ある程度の憶測は控えるつもりだが、チューダーからこれほどまでに賢明かつ直接的なコレクションの延長が出たとは想像できない。それはブラックベイ 58、そして間違いなくブランドの最近のGMTの実力にも当てはまる。BB GMTは非常に優れた時計だが、58の存在だけでは僕たちGMTマニアには何か物足りないものがあった。

　結局のところ、時計のカラーリングだけに不満があるなら問題はない。そして、僕は通常ギルトアクセントが好きではないのだが、レッドはカラーリングのバランスを取るのに役立ち、実際に乗せて僕の手首にどのように見えるのか、そしてどう感じるのか、結果を楽しみにしている。

　お決まりの文句だが、さらなる情報にご期待を。クレジットカードの幸運をお祈りしよう！

ブランド: チューダー（Tudor）
モデル名: ブラックベイ 58 GMT（Black Bay 58 GMT）
型番: M7939G1A0NRU

直径: 39mm
厚さ: 12.8mm
ラグからラグまで: 47.8mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラック
インデックス: アプライド
夜光: あり、針とインデックスにギルト
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: SS製ブレスレットまたはブラックラバーストラップ、T-fitクイックアジャストクラスプ付属

キャリバー: MT5450-U
機能: 時・分・センターセコンド、日付表示、24時間針
直径: 30.3mm
パワーリザーブ: 約65時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 34
クロノメーター: COSCとMETASによるマスタークロノメーター

価格: ラバーストラップは61万3800円、3連リンクブレスレットは64万3500円（すべて税込）
発売時期: すぐに