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我々が知っていること
エリプスは60年代の終わりに誕生したにもかかわらず、1970年代にはパテックのシンボルとして確固たる地位を築き上げたモデルだ。今日、パテックはブレスレット仕様のエリプスでレトロなデザインへと回帰した。1980年代初頭まで、エリプスはレザーストラップ、チェーンブレスレット、または貴金属製のリンクブレスレットの選択肢を用意していた。エングレービングが施された新しいチェーンスタイルのブレスレットは、ミッドセンチュリーのデザインを取り入れたものとしてはここ数年で最も素晴らしく、コレクターたちのデザイン志向の時計に対する意欲をさらに掻き立てるものだ。
新しいローズゴールドのゴールデンエリプスRef.5738/1R-001は、横34.5×縦39.5mmのサイズを維持している。超薄型自動巻きムーブメント、Cal.240を搭載し、薄さは5.9mmと極めてスリムだ。黄金比に基づいてデザインされた均整のとれたケースが、ローズゴールドのインデックスと針を備えたエボニーブラックのサンバースト文字盤を縁取っている。
パテックは1960年代後半から70年代にかけて、メタルブレスレット製造の分野において主導的な役割を果たしていた。この新しいチェーンスタイルのブレスレットは、最新世代のCNCマシンを使った製造工程で作られたパーツを、職人であるチェーンスミスたちの伝統的なノウハウを最大限に駆使しながら、手作業で組み立て、仕上げられている。
我々の考え
1970年代ほどデザインがビジュアルに左右された時代はない。実験的なものから個性的なもの、技巧的なものまで、あらゆるものが生み出された10年だった。エリプスは、時計が奇抜なデザインを追い求める一時代を築くきっかけとなったモデルだ。しかし1968年にイエローゴールドのケースとブルーゴールドの文字盤で発表されたエリプスの当初のサイズは横27×縦32mmであった。ブレスレットはヴィンテージを彷彿とさせるクールなデザインだが、真のエリプスファンはよりオリジナルに近いケースサイズを好むに違いない。
基本情報
ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: ゴールデン・エリプス(Golden Ellipse)
型番: 5738/1R-001
直径: 34.5mm
厚さ: 5.9mm
ケース素材: ローズゴールド
文字盤色: ブラック
インデックス: アプライド
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: チェーンリンクブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: 240
機能: 時・分表示
直径: 27.5mm
厚さ: 2.53mm
パワーリザーブ: 48時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時(3Hz)
石数: 27
価格 & 発売時期
価格: 951万円(税込)
詳しくはこちらをご覧ください。
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