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この週末、トム・ブレイディ(Tom Brady)はバーミンガム・シティFC(フットボールクラブ)の試合に参加するために大西洋の向こうへと渡った。この言葉を書くことはおろか、耳にするなんて思ってもみなかった。
私のように、サッカー漬けの家庭で育った90年代のイングランドっ子でなければ、“バーミンガム・シティFC”の文化的ニュアンスをあまり理解できないかもしれない。しかし、この少数株主による買収は開幕したばかりの次のシーズンに向けたプレミアリーグに新たな波が押し寄せる可能性を示唆している。また、ブレイディによる2部チャンピオンシップのチーム買収は、サッカーファン以外にとっては特にエキサイティングなニュースではないが(お母さん、ごめんなさい)、“さまざまな規模、価値、ディビジョンのフットボールクラブを買収する注目すべきアメリカ人”と私が呼んでいるこの試みを行っているのは、なにも彼だけではない(マイケル・B・ジョーダンがプレミアリーグに所属しながらもあまり話題になっていないボーンマスを買収したことや、ライアン・レイノルズとロブ・マケルヘニーが4部リーグに所属するレクサムを買収しているなど。彼らがどんな計画を練っているのか、誰にもわからない)。
ただ悲しいかな、私はスポーツライターではないし、10年間も故郷を離れてアメリカで暮らしているので、私はトム・ブレイディの手首に注目していた。
Image: Courtesy of Getty.
彼は土曜日に行われたバーミンガム・シティFC対リーズ・ユナイテッド戦にて、ロレックス エバーローズゴールドのオイスター パーペチュアル デイデイト 36という、裏メニューのような時計を身につけているところを目撃されている。これは腕時計の世界では、“絵文字”や“ジグソー”と相性があるほどよく知られていて、ロレックス本社で何かが起きているのではないかと誰もが疑いの目を向けた時計である。私自身、今年初旬のWatches & Wondersにて初めてこの時計が発表されたときかなり気に入ったモデルで、自分であればイエローゴールドかホワイトゴールドを選ぶと思う(ジョン・メイヤーのように)。ブレイディはカリフォルニア州カラバサスにある@polachecksjewelersから、エバーローズの“絵文字”ウォッチを購入したようだ。
本作は通常、12時位置にある円弧状の開口部で表示される“曜日”の代わりに、“Happy”、“Eternity”、“Gratitude”、“Peace”、“Faith”、“Love”、“Hope”からなる7つのインスピレーションをくれる言葉が書かれたカレンダーディスクがセットされている。さらに3時位置の日付窓は、従来であれば日付を表示することで知られているが、そこには31個の絵文字のうちのひとつが表示される仕組みになった。たとえばキス顔、四つ葉のクローバー、エイトボール、ハート、ピースサイン、ロレックスのクラウンなどだ。
同コレクションはダイヤルのベースカラーにターコイズを加えたWGケースとYGケース、またはオレンジをベースに加えたエバーローズゴールドケースで展開(後者がブレイディと一緒)。どちらのダイヤルにも、マルチカラーのジグソーモチーフが描かれている。さらにジグソーパズルにマッチした10個のレインボーバゲットカットサファイアインデックスもあしらわれ、そしてもちろん、すべてがプレジデントブレスレットに取り付けられている。
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