Introducing ゼニス　クロノマスター オリジナルにブラックダイヤルが追加

　これまで伝統的なエル・プリメロは、常にクリーミーなホワイト文字盤と、ひと目でそれとわかる3色のインダイヤルを備えていた。ゼニスはこのトリコロールカラーをブラック文字盤で再解釈。クロノグラフの目盛りを反転させ、日付表示をブラックに変更した。

　文字盤のアップデート以外は、2021年に発売されたゼニス　クロノマスター オリジナルと同じだ。サイズは38mm×13mm（ラグからラグまでは約47mm）、日付は4時半位置で、オリジナルのエル・プリメロに忠実なディテールだ。ドーム型のクリスタルとポンププッシャーもオリジナルを再現しているが、ゼニスはクロノマスター オリジナルを、ゼニスのヴィンテージラダー ブレスレットよりもモダンなスティール製ブレスレットで引き続き提供している。

　内部には3万6000振動/時で時を刻むハイビートキャリバー、エル・プリメロ 3600を搭載し、10分の1秒クロノグラフを備えている。これは文字盤中央に配されたクロノグラフ秒針が、10秒ごとに1周することを意味する。

　新しいブラックダイヤルのクロノマスター オリジナルは、SSブレスレット（税込で125万4000円）と、カーフスキンストラップ（税込で115万5000円）の両方で用意。ゼニスブティックおよび販売店とおしてすぐに購入ができる（編集注記：カーフスキンのみ近日発売）。

　2021年、ゼニスがクロノマスター オリジナルの現代版を初めて発表したとき、重要な点がすべて忠実に再現されていることに祝福をした（最大の違いは、ヴィンテージのパドル針に代わって、赤いクロノグラフ秒針が採用されたことだ）。トリコロールカラーと同時に発売されたリバースパンダはすぐにヒットしたが、この新しいブラックトリコロールダイヤルは、対照的なシルバーのインダイヤルがなければ、その魅力を失ってしまうかもしれない。しかしそれを補って余りあるヘリテージとの結びつきが、エル・プリメロコレクションに素晴らしいアクセントを加え、A386の系譜の最も重要な側面を進化させている。そしてそれは、再び祝うに値するものなのだ。

ブランド: ゼニス（Zenith）
モデル名: クロノマスター オリジナル（Chronomaster Original）
型番: 03.3200.3600/22.M3200（SSブレス）、03.3200.3600/22.C908（カーフスキン）

直径: 38mm
厚さ: 13mm
ラグからラグまで: 47mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラック
インデックス: ロジウムメッキ
夜光: スーパールミノバ（SLN C1）
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレットまたはカーフスキンストラップ

キャリバー: エル・プリメロ 3600
機能: 時・分・スモールセコンド、日付表示、10分の1秒クロノグラフ
直径: 30mm
パワーリザーブ: 約60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 3万6000振動/時
石数: 35
追加情報: 中央のクロノグラフ秒針は10秒で1回転する

価格: SSブレスレットは125万4000円、カーフスキンストラップは115万5000円（ともに税込）
発売時期: すぐに
限定: なし、ゼニスブティックと正規販売店販売

詳しくはゼニス公式サイトから。