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暑さに負けないサマーウォッチ7選

最も太陽が強く、最も汗をかく季節におすすめの時計をご紹介。

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ご存知のように、今は夏真っ盛りだ。多くの人にとって、これは屋外で料理をしたり、湖で泳いだり、長距離ドライブをしたり、ビーチで贅沢な昼寝をしたりすることを意味する。どんな夏の計画を立てようとも(それが“何もしない”ことであっても堂々としていよう)、信頼できて格好よく楽しい時計があなたの強力なパートナーとなるだろう。今回は我々の7つのお気に入りをご紹介する。

シンクロン ミリタリー
Synchron Military Watch

 僕がコテージのドックから飛び込むときに身につけている時計で、ダイビングに行くのが待ち遠しい(@garactacleのインスタをご参照)。僕の2021年夏の時計は、限定モデルのシンクロン ミリタリーだ。1970年代に発売された非常に希少なドクサ アーミーへのオマージュとして、今年初めに500本(スティールとブラックのPVDが各250本)の限定版として発売された42mmのこのSS製ダイバーズは、厚さ14mm、ラグからラグまでが45mmだ。言うだけで使うことはないが、日没後のテントを照らすのに十分な量の夜光を備える。僕はいつもと違ってPVDを選んだが、これがとても気に入った。どちらのバージョンも完売してしまったが(予約価格は990ドルと非常にリーズナブル)、ETAをベースにしたこのダイバーは、オリジナルの忘れがたいステイタスと外観をほぼ忠実に再現していることから、オマージュに対する僕の苦手意識を克服してくれた。自分のために購入した一本で、夏の間ずっと使い続けたいと思っている。 -ジェームス・ステイシー


シンクロン ミリタリー - 1290ドル(約14万2000円)


ウニマティック U1-DZ
Unimatic U1-DZ

 我々のウニマティック愛は熱を帯びてきた。限定版を出したり、ブランドのプロフィールを書いたり、U1-DZを常に離さずつけている。このモデルはまだ会社ができて間もない2017年に発売されたもので、HODINKEE SHOPで発売されたこの時計をじっくりと見て、昨年の夏にサンプルを手に入れることができた。カーキグリーンのカラーリング、12時間表示ベゼル(ウニマティックならではのクリック感がたまらない)、そしてその汎用性が気に入っている。オリーブカラーのUTE NATOスタイルのストラップからキャンバスとレザーのハイブリッドストラップまで、ほぼ毎日付け替えて、デスクで書き物をしている。すべてにおいて最高の時計だ。 -ローガン・ベイカー


ウニマティック U1-DZ - 7万6780円(税込)

チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト(オリジナルバージョン)
Tudor Black Bay Fifty-Eight

 私にとって夏といえば、時計にブレスレットをつける季節、あるいは1年中ブレスレットのついた時計に特別な愛情を注ぐ時期であることが多い。ブラックベイ フィフティ-エイトは、2年前の夏からその一部となった。この時計についてはすでに多くのことが語られているが、一言で言えば、ヴィンテージの外観をもった現代のツールウォッチで、完璧なサイズ感、ケニッシ製の素晴らしいクロノメーター規格の自動巻きムーブメントと防水性を備えている。2019年に手に入れて以来、この時計はほぼすべての面で私の期待を上回っている。唯一の細かな注意点は、クラスプだろうか。最近発売されたチューダー ブラックベイ フィフティ-エイト ブロンズに見られる“Tフィット”調整システムの新しいクラスプが搭載されたなら、温度が上昇して微細な調整が必要になっても工具なしで調整でき、夏のスポーツウォッチとして完璧な1本となる。-ジョン・ビューズ


チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト  - 39万9300円(税込予価)

クロシュ ドゥ カルティエ
Cloche de Cartier

 午後遅く、海岸のボートのエンジンはアイドリングに近い状態にまで減速し、カプリ島の混雑した港にゆっくりと向かっている。徐々にエンジンが停止しドックに移動すると、太陽が水平線に沈み始め、空気が冷たくなっていくのがわかる。不思議なことに、今はまだ港はクルーズ船で汚されていない。あなたはトランサムからドックに軽やかに飛び降り、パイロットが朗らかな笑顔で投げてくれた使い古したルイ・ヴィトンのバリスを受け取る。消防車のような赤いヴィンテージ・フィアットのタクシーが待っていて、曲がりくねった道をゆったりとクルーズしながら、元々はル・コルビジェの別荘として設計されたプンタ・トラガラへと向かう。部屋にはすでにあなたのトランクが置いてあり、バルコニーに出て地中海の空気を吸いながら、コンシェルジュが用意したキンキンに冷えたシェイカーでカクテルを注ぐ。ヴェスパー・マティーニは夕日を楽しむための冷たい招待状であり、カルティエのクロシュ ドゥ カルティエで時間を確認すると、午後6時。あなたは、想像しうる最高の夏のカクテルタイムを過ごしているのだ。 -ジャック・フォースター


クロシュ ドゥ カルティエ、PGモデル:320万7600円(税込予価)

IWC パイロット・ウォッチ・マーク XVIII “HODINKEE”
IWC Watch

 これは、2019年の初めに手に入れた瞬間から、僕のデフォルトの外出用時計になっています。セラタニウム®製のケースのおかげで軽量で壊れにくく、時間のみのシンプルな表示なので日付表示に煩わされることもなく、文字通りどんなストラップを付けても素敵です。バッグを頭上の収納に積み込むときに、時計を傷つける心配はありませんし、マリブでの日帰りハイキングのお供にも最適です。また、クリスタル風防のおかげで、プールの中でダイヤルが100万ドルの輝きを放っているように見えます。この夏、ハンバーガーを焼いたり、友達と遊んだりしている僕の腕には、この時計が巻かれている可能性が高いでしょう(おそらくNATOストラップで)。 -スティーブン・プルビレント


IWC パイロット・ウォッチ・マーク XVIII “HODINKEE”  - 6400ドル(約70万3000円)※Sold Out


シャイノラ シー クリーチャー デトローラ

 私の腕に置かれるためには、夏らしく見え、夏を感じられ、そしてビーチにある素敵なホテルの部屋よりも安価でなければならない。サマーウォッチは、夏のようにシンプルなものがよく、リネンシャツのように軽いもの、アイスクリームのコーンのようにカラフルなものがいい。つけて泳げることも必要だが、7月にマリアナ海溝で過ごすわけではないので、プール程度の深さで十分。以上の理由から、そして海でリサイクルされたプラスチックを使用していることから、私の2021年のサマーウォッチはシャイノラのシー クリーチャー デトローラだ。この時計が素晴らしい時計だとは言わない。もし素晴らしい時計であれば、過酷な日差しの中でつけたり、フローズンマルガリータをクリスタルに垂らしたり、床のビーチサンダルの横に置いたりしないだろう。だが、こういうこと私が夏の時計でしたいことなのだ。この時計は、純粋に遊ぶためのものなのだ。縞模様のダイヤルの太陽のようなイエローがとても気に入っている。織生地のストラップに描かれたグルーヴィーな模様。また、アワーマーカーがリホートに刻まれているのもいい。平らなリューズを押し込むと、ケースとほぼ同じ高さになるのもいい。さらに、サスティナブルなヘンプペーパーボックスに入っているのも嬉しいポイントだ。ハンモックはついてこないけどね。 -ニック・マリノ

シャイノラ シー クリーチャー デトローラ 40mm - 450ドル(約5万円)

セイコー プロスペックス セイコー自動巻クロノグラフ50周年記念限定モデル SBEC005
Seiko Prospex SRQ029 Watch

 夏はドライブ旅行に最適な季節で、私はまさにそれを計画している。それに合わせた時計は? セイコーのクロノグラフだが、ちょっと変わったモデルだ。SBEC005は2019年の50周年記念限定モデルだが、外見のルーツは6138-8020まで遡ることができ、パンダスタイルの積算計やクロノグラフの30分積算計には、合計1時間を計測する2つのトラック(0〜30分、30〜60分をそれぞれ同心円状に配置)を備えている。コラムホイール式クロノグラフの最高級キャリバーである8R48を搭載しているため、予想外の大ヒットとなった。スムーズな操作が可能で、プッシャーを押すと、クラッチを踏むのと同じような満足感が得られる。夏のモードに移行するのに最適な時計だ。 -コール・ペニントン


セイコー  プロスペックス セイコー自動巻クロノグラフ 50周年記念限定モデル SBEC005 - 41万8000円(税込)※2019年に発売されたモデル