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我々が知っていること
発表から4年の歳月が流れたCODE 11.59バイ オーデマ ピゲ(以下、CODE 11.59)は、まだ新参者の部類だが、ヘンテコなベイビーという認識はもはやないだろう。時計のコア自体は2019年にオーデマ ピゲが発表した当時と変わらず、オートマティックモデルには4302ムーブメント、クロノグラフには4401ムーブメントを搭載。 しかし、とてもスマートな新しいアウトフィットでドレスアップする親の子は、よりカワイイ子供へと成長するものだろう。
CODE 11.59の進化と共に、セラミックケースを採用したモデルや、オープンワークのスケルトンモデル、ラッカーやソーダライト文字盤、ダイヤモンドを採用したモデルなど、当初は退屈と評された文字盤もどんどん魅力的になり、好評を博している。今回の新作は、ステンレススティールケースで3色の新色が登場。同心円状のパターンを持つギヨシェ文字盤で、各バージョンとも深みのあるダークグリーン、ダークブルー(ロイヤル オークの人気色であるナイトブルー、クラウド50)、そしてスモークベージュの3色だ。ブルーとグリーンは全体がSS製で、スモークベージュモデルはセラミック製のミドルケースを採用している。
どちらの時計も、薄いベゼルと八角形のミドルケース、ドーム型の風防、そしてケースの上部にのみ接点がある人気のラグを採用しており、暗所では先代とほぼ同じように感じられるだろう。
今回のリフレッシュは、カラーとディテールにこだわられた印象。具体的には、3針では、ブルー文字盤のインナーベゼルはグレー、グリーンのインナーベゼルは時計と同じトーン、スモークベージュは外周に向かって黒くなっている。
クロノグラフモデルでは、ブルーは3時と9時位置にブルーとグレーのツートンカラーのカウンター、6時位置にグレーのスモールセコンドを備えている。グリーンはほとんどが単色で、カウンターにロジウムメッキが施されている。スモークベージュのクロノグラフは、様々なトーンのブラックがアクセントだ。
さて、明確な違いは2つある。CODE 11.59の発売以来、すべての3針モデルに採用されてきたアラビア数字が廃止され、ホワイトゴールド製のアワーマーカーに変更された。そして、日付窓は4時半から3時位置に移動されている。
3針モデル、クロノグラフモデル共に、内側の面取りを広げて滑らかな印象となり、秒の目盛りを細かくすることで見た目精度を高め、よりモダンなスタイリングに仕上げられた。
我々の考え
2019年にオーデマ ピゲがCODE 11.59を発表し、時計界が爆発的に盛り上がったときの議論を完全に蒸し返すつもりはない。
ひと言で言えば、この時計が嫌いな人とそうでない人がいた。この時計を嫌った人のなかには、CODE 11.59がロイヤル オークでないことに憤慨した人もいれば、単に時計自体を嫌った人もいる。
また、私の感覚では、人々はこの中身についてそれほどひどく失望することはなく、ただ見た目が変わっていると感じていたと思う。まるで、APが大変な妊娠期間を経て、実際に出産したら、いい服を着させて新しい派手なことをさせる気がなくなったみたいだった。
しかし、見た目は改良され続け、今回も大きな変化があった。2019年、最初に登場した白い3針のCODE 11.59は、若干ダニエル・ウェリントン的な見た目のようでもあった。
下の時計の方がずっと素敵だと、誰もが納得できるのではないだろうか。
そして、新作は間違いなく進化していると思う。
個人的には、ラッカー文字盤の方が好きだ。しかし、私が本当に気になっているのは、ラッカー上に配された新しいアワーマーカーと、新しい日付窓の位置だ。
とはいえ、この色にはステンレスケースのほうが似合うかもしれない。SSの採用は、このコレクションに求めやすいプライス以外の何を加えるのだろうか? よりスポーティになりリュクス感は抑えられるだろうが、ステンレスには雰囲気があり、いやらしさはなくより控えめな印象になるだろう。
私はロイヤル オークのことさえよく知らないうちに、CODE 11.59を見たという奇妙な体験があって、正直なところ、当時私がこの時計で気に入ったのは、ラッカーダイヤルの深い色合い(上のバーガンディモデルは実際に見たが、とても素敵だった!)と、別の時計のダイヤル上に配されたダイヤモンドだった。しかし、振り返ってみると(当時はまだこのことを知る由もなく、また新参者が故に気にすることさえできなかったが)、私がこれらの時計で気に入ったのは、発売時に話題になった、アーチ型に角度がついた風防の下で見る文字盤自体だったような気がする。
私にとっては、CODE 11.59とは美しいディテールをたくさん備えた素晴らしい時計であり、APがより多くの時間を費やし、より多くの素材と色を扱うようになった今、あの有名な兄弟コレクションに匹敵するものを発揮し出したと感じている。
この時計を嫌う人がいないとは言わないし、素晴らしい時計であるとか、ロイヤル オークより優れていると過度に主張するわけでもない。私が言いたいのは、もしあなたが時計愛好家として1972年製のロイヤル
オークを愛し、身につけ、欲しがり、崇拝したとして、それが何であっても自分自身に本当に正直であれば、2019年当時にCODE 11.59に感じたことを切り離すことはできないということだ。
ロイヤル オークの実物を見る前にCODE 11.59の実物を見たという経験を、本当の時計好きな人に向けて、なんとか共有できたらと思う。そして数年後、CODE 11.59がロイヤル オークと同じように愛され、私のこの話を少しでも面白いと思ってくれる世界のごくわずかな人々に伝わるとことを想像すると、待ち遠しくてならない。
基本情報
ブランド: オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)
モデル名: CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ
型番: ブルー 15210ST.OO.A348KB.01、グリーン 15210ST.OO.A056KB.01、ベージュ 15210QT.OO.A064KB.01./クロノグラフ ブルー 26393ST.OO.A348KB.01、グリーン 26393ST.OO.A056KB.01、ベージュ 26393QT.OO.A064KB.01
直径: 41 mm
厚み: 3針 10.7 mm/クロノグラフ 12.6mm
ケース素材: ブルー、グリーン: ステンレススティール、ベージュ: ステンレススティール&セラミック
文字盤色: ブルー、グリーン、スモークベージュ
インデックス: 18Kホワイトゴールド
夜光: スーパールミノバ
防水性: 30 m
ストラップ/ブレスレット: ブルー、グリーン、ベージュ共に、テキスタイル調ラバー加工が施された、文字盤と同色のレザーストラップ、SS製のAPピンバックル付き
ムーブメント情報
キャリバー: 4302、4401
機能: 時、分、センターセコンド、デイト/フライバッククロノグラフ、時、分、スモールセコンド、デイト
直径: 32mm
厚み: 3針 4.9mm/クロノグラフ 6.8mm
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 4Hz(2万8800振動/時)
石数: 3針 32/クロノグラフ 40
クロノメーター認定: あり
価格 & 発売情報
価格: オートマティック(ブルー、グリーン) 313万5000円、(スモークベージュ)346万5000円 、クロノグラフ(ブルー、グリーン) 434万5000円、(スモークベージュ)462万0000円/すべて税込予価
発売: 4月発売予定(ブルー、グリーン)、6月発売予定(スモークベージュ)
限定: 通常ライン
さらなる詳細は、オーデマ ピゲ公式サイトへ。
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