Introducing IWC　パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム®

　そう。もしあなたが、時計のカラーリングをダークに、そしてパイロットクロノを小さめに（これはIWCのほかの製品との比較）するのがお好きなら、この新しいセラタニウムの41mmのトップガン クロノグラフは目に留まるはずだ。セラタニウム®は、チタンの軽量性とセラミックの耐傷性を併せ持つ特殊な素材で、優れたスポーツウォッチに最適な素材なのだ。

　この最新かつ非常にステルス性の高い作品について。ケース、プッシャー、リューズはセラタニウム®製、ケースバックはシースルータイプで、着色されたクリスタルが使用されている。このダークなクリスタル越しに見えるのは、IWCのCal.69385 クロノグラフムーブメントだ。このムーブメントは、41mmのクロノグラフ・スピットファイア（僕がレビューして非常におもしろかった時計）に見られるものと同様のムーブメントを使用している。ETA 7750をベースとするCal.69370を原型とするCal.69385は、曜日/日付表示と最大12時間のクロノグラフ計測を備えた自動巻きのコラムホイール式クロノグラフムーブメントだ。

　パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム®には、ブラックのキャンバス製ストラップと同色のセラタニウム®製バックルが付属し、IWCでの販売価格は142万4500円（税込）だ。

　僕の唯一の懸念は、ステルスダイヤルのマーキングだ。というのも、数年前に流行った“ファントム”ウォッチは、理想的な照明の下ではすばらしく見えるのに、実際の照明の下では読みにくい時計をたくさん生んでしまったからだ。IWCによるこのモデルは、グレーとブラックのカラーリングによって十分なコントラストを生み出しているように見える。僕はこの時計を実際に見て、手首での視認性を感じて興奮した。また、将来的にはさらに多くのバリエーションが登場すると思われるが、数年前のビッグ・パイロット QPのブティックモデルのような、色彩多く使ったものに一票を投じたいと思う。鮮やかなイエローやオレンジのマーキングがいい。

　それ以上に、パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム®は、ブランドで最もスポーティな構造を持ち、広く知られている（そして高い評価を得ている）モデルだ。小型のセラタニウム®製モデルの登場を心待ちにしていた人たちにとって、今日はその夢が現実のものとなる日なのだ。

ブランド： IWC
モデル名： パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム®（Pilot's Watch Chronograph 41 Top Gun Ceratanium）
型番： IW388106

直径： 41.1mm
厚さ： 14.5mm
ケース素材 : セラタニウム®
文字盤色： ブラック
インデックス： 着色されたホワイトのマーキング
防水性能： 100m
ストラップ/ブレスレット： ブラックのテキスタイルストラップ

キャリバー： IWC 69385
機構： 時、分、秒、曜日、日付、12時間クロノグラフ
パワーリザーブ： 46時間
巻き上げ方式： 自動巻き
振動数： 2万8800振動/時（4Hz）
石数： 33

価格： 142万4500円（税込み価格）

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