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2024年7月19日(金)、HODINKEE JapanはHODINKEE Magazine Japan Edition Vol.8の発売記念イベントを大阪・梅田蔦屋のSHARE LOUNGEにて開催した。この日のメインコンテンツは、「フィリップス」協力のもと、アジア時計部門ヘッドであるトーマス・ペラッツィ氏をゲストに迎えた“時計オークションの世界”にまつわるスペシャルトークショー。SHARE LOUNGEはイベントチケット付きのVol.8特別版(イームズのロッキングアームシェルチェアが表紙の限定版)を購入した約30名の関西のHODINKEE読者で埋まり、イベント開始までの待ち時間にも会場の随所で時計愛好家同士の交流が行われていた。
トークショーの主な内容は、トーマス氏が最近のオークションから"JAPANESE WATCH COLLECTING CULTURE”のテーマに沿ってセレクトした6つのロット。HODINKEE Japan編集長・関口の司会進行と編集部・和田による通訳のもと、日本に深く関係するそれぞれの時計が評価されたポイント、出品に至るまでのストーリー、トーマス氏が初めて目にしたときに感じた印象などが彼の口から熱く紡がれていった。この時に語られたロレックス Ref.6241 ポール・ニューマン JPSにはじまる6つのロットにまつわる詳細は、追って記事として紹介する予定なのでお楽しみに。
約30分にわたるトークショーの後は、我々HODINKEE Japan編集部の面々も交えた懇談の時間も用意。会場のいたるところで愛好家の輪が生まれ、それぞれお気に入りのコレクションを披露しながら時計談義に花を咲かせていた。HODINKEE Japanとしては初となる関西でのイベントだったが、大阪の読者の時計に対する高い熱量を直接肌で感じられた貴重な機会となった。
会場の一角ではミュージアムコレクションを含む希少なオメガが惜しげもなく披露されていた。
日本屈指のオメガコレクターも来場。彼を中心に人だかりができていた。
参加者と真剣にディスカッションするトーマス氏の姿も。
HODINKEE Japan編集長・関口も会場に集った素晴らしいコレクションに見入っていた。
エルメス アルソー ル タン ヴォヤジャー
短い時間ではあったものの、皆さん思い思いに楽しい時間を過ごしていたようだ。なお今回も会場の様子だけでなく、参加者のリストショットをばっちり押さえさせてもらった。HODINKEE Magazine Japan Edition Vol.8の特集内容にちなんでかA.ランゲ&ゾーネが比較的多かった印象だが、なかには希少なヴィンテージをさらっとつけてきた方もいた。そのラインナップは、以下をチェックして欲しい。
HODINKEE Magazine Japan Edition Vol.8(通常盤)の表紙を飾ったランゲ1。
新しい出会いや久しぶりの再会も!
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナルのホワイトダイヤルが会場に2本も!
パネライ サブマーシブル ミリターレ カーボテック
オメガ スピードマスター クロノスコープ
ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク 222
A.ランゲ&ゾーネ ランゲ1
チューダー ペラゴス LHD レフトハンドドライブ
ロレックス コスモグラフ デイトナ
チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト。純正のファブリックストラップに付け替えて。
カルティエ タンク
A.ランゲ&ゾーネ ダトグラフ
レマニアの手巻きモデルも。
オーデマ ピゲ ロイヤル オーク
ロレックス Ref.6239 ル・マン
なお、2024年11月下旬に日本と時計をテーマにしたフィリップスによる史上初めてのテーマオークション「TOKI(刻)」が香港にて開催される。本オークションでは日本のコレクターが所有していた素晴らしいコンディションの個体はもちろん、日本の独立系ブランドによる特別なモデルも出品される予定だ。HODINKEE Japanもメディアパートナーとして参加し、随時情報をお伝えしていく。
最後に、残りのリストショットをご紹介。参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
ヴィンテージのロレックス サブマリーナー。
ジャガー・ルクルト マスター・ウルトラスリム・ムーン
ロレックス デイデイト 10Pダイヤ
ダニエル・ロート スポーツ クロノグラフ
おきに入りの時計をダブルリスティングで楽しんでいた方も。左がフランク ミュラー バーティカル クロノグラフ(しかも2重巻きのレザーストラップ仕様)で……、
右がヴィンテージのオメガ シーマスターだ。
マイスタージンガー サルトラ・メタ
ロレックス スカイドゥエラー
かつてHODINKEEで販売していた、G-SHOCKのエド・シーランモデル!
A.ランゲ&ゾーネ ランゲ1・タイムゾーン。マガジンの表紙がランゲであることもあってか、この日はランゲの着用率が比較的高かった。
ジャケ・ドロー グラン・セコンド
ブランパン フィフティ ファゾムス バチスカーフ
Photographs by Cedric Diradourian & Masaharu Wada, Spcial Thanks to Phillips.
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