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Introducing 新しいブリュー メトリック オートマティックが登場

500本限定でリリースされる“ブリュー メトリック”は、無駄を省いて洗練された印象に仕上げた、時刻表示のみの時計だ。

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我々が知っていること

ブリューウォッチはリミテッドバージョンであるメトリック クロノグラフのデザインを新たに発表したばかりだが、こちらは機械式自動巻きムーブメントを搭載した時刻表示のみの時計で、525ドル(日本円で約7万7000円)というお値打ち価格の商品として登場した。

ブリュー メトリック オートマティック

 メカクォーツムーブメントを排除し、セイコー製NH35Aを採用することで、時刻表示のみかつ、36mm径(全長41.5mm)、厚さ10.75mmの堅牢なステンレス製ウォッチが手に入る。コーヒー豆に似たブリューのロゴは12時位置にセットされ、ポリッシュ仕上げのSS製インデックスの外側にあるオレンジのアクセントは、同じくオレンジに塗られたロリポップの針とマッチ。またそれらの締めくくりとして、70年代にインスパイアされたヴィンテージウォッチを現代風にアレンジしたような、クリーミーな夜光をアクセントとして配している。

 この時計は現在ブランドのウェブサイトで販売されており、500本限定で提供される。


我々の考え

正直に言おう。今年も半ばに差し掛かり、私は少しリリース疲れを感じ始めている。1年をとおして何度も時計をリリースしているブランドはたくさんあるが、多くの場合はダイヤルが変わるだけで、それ以外が出ることはあまりない。クラシック音楽が好きな人には、これが1900年代初頭のように感じられるといえば理解いただけるだろうか。すべてが“テーマによる変奏曲”なのだ。とはいえ新しいメトリック オートマティックは、ブリューのようなブランドが余計なことをせずに改良を重ねることのできるデザイナーを指揮官に据えることで、いかに恩恵を受けるかを示している。

ブリュー メトリック オートマティック

 新しい時計は、私が先月直接対決させた2本のメトリック クロノグラフからインスピレーションを得ていることは間違いないが、無理をせずによくデザインされた、完璧な中間点に達していると思う。私はロリポップ針(どの時計から着想を得たのかは定かではないが、個人的には昔のニバダ グレンヒェン CASDを思い出す)が大好きで、ダイヤルにはあのメトリック クロノグラフで気に入っていたポルシェデザインの雰囲気が今でも残っている。クロノグラフは大好きだが、実際にはほとんど機能自体使っていないので、この機能を省いた機械式のオプションのほうが理にかなっている。

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 プレスリリースには“ディスプレイケースバック”と記載されているが、写真を見た感じだとそこまでは言えない。とはいえ腕時計を初めて扱う人の多くは、機械部品の動きを垣間見ることができる“ハートビート”ダイヤルやスケルトナイズされた腕時計に魅了されることを知っている(ムーブメントの仕上げや品質に関係なく)。私は10年以上前にスケルトンのフォッシルを購入したが、歯車が動くのを見ると、世界で最も高価な時計を持っているように感じたものだ。バランスホイールが動いているのを見ることができるということは、一般的に525ドル(日本円で約7万7000円)の価格帯に引き寄せられる新規ユーザーの目を引くものであり、特にほかのパッケージが非常にしっかりしていれば、少なくとも熟練のマニアにとってマイナスにはならないだろう。

ブリュー メトリック オートマティックのデザイン

基本情報

ブランド: ブリュー(Brew)
モデル名: メトリック オートマティック(Metric Automatic Steel)

直径: 36mm×41.5mm
厚さ: 10.75mm
ケース素材: 316Lステンレススティール
文字盤: ブラック
インデックス: バー(ファセット加工)
夜光: あり、針とインデックスの端
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: サテン仕上げとポリッシュ仕上げのSS製、クイックリリーススプリングバー付き

ブリュー メトリック オートマティックのリストショット

ムーブメント情報

キャリバー: NH35A(セイコー製)
機能: 時・分・センターセコンド
直径: 27.4mm
厚み: 5.32mm
パワーリザーブ: 約40~時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24
クロノメーター: なし


価格 & 発売時期

価格: 525ドル(日本円で約7万7000円)
発売時期: すぐに、8月21日から発送
限定: あり、500本限定

詳しくはこちらをご覧ください。

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ブリューウォッチについての詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。