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Introducing メルシー 新作LMM-01の3モデルを発売(編集部撮り下ろし)

メルシー インストゥルメンツの特徴的なスタイルをさらに発展させた3つの新ダイヤルだ。

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我々が知っていること

先日、フランスの人気ブランド、メルシー インストゥルメンツ(Merci Instruments)から、パリの時計ディーラー、ジ・アーキウォッチ(The Archiwatch)のための限定モデルを含む、 LMM-01コレクション3モデルが発表された。従来のLMM-01が持つクリーンなデザイン言語を踏襲しながらも、それぞれ異なるインスピレーションのもと、3種類のまったく異なるダイヤル加工を施した新バージョンだ。

merci LMM-01 2022

 厚さ12mm(ドーム型風防を含む)、38mm径のスティールケースに、サテン仕上げ、ドリルラグ、スティール製ケースバックは3モデルとも共通だ。

 同様に、3つのバージョンはすべて同じムーブメント、42時間のパワーリザーブを備え、2万8800振動/時で動作するスイス製自動巻きのSellita SW210-1を採用している。また、ブラッシュドスティールの金具が付いたブラックNATOストラップも3モデル共通のものである。

merci LMM-01 2022

メルシー インストゥルメンツ LMM-01 “ラ・ナショナル(La Nationale)”

 画像からわかるように、この3つを際立たせているのはダイヤルで、それぞれに名前がついている。まず、“ラ・ナショナル(La Nationale)”は、ヴィンテージ風のミリタリーセクターダイヤルに、ブルーハンド、ペイントのアラビア数字、そして外周のレイルウェイミニッツトラックなどが特徴だ。そして“エベレスト(Everest)”は、人にはそれぞれ登るべき山があるという哲学的な意味を込めたモデル。このLMM-01は極めてミニマルなデザインで、ポリッシュ仕上げの小さなマーカーと、ブルーのスティール針が特徴となっている。

merci LMM-01 2022

メルシー インストゥルメンツ LMM-01 “エベレスト(Everest)”

 最後に、フランスのコレクターズウォッチディーラーであるジ・アーキウォッチ(The Archiwatch)の創設者、リシャール・メナセ(Richard Ménasé)とのパートナーシップでデザインされた限定モデル、“アーキウォッチ アレッサンドロ“(Archiwatch Alessandro)”を紹介しよう。ポリッシュ仕上げのドーフィン針に、ブルーの秒針、グレーで統一されたセクタースタイルのミニッツ・アワー表示、そしてダイヤル上唯一の数字インデックスである“12”のデザインなど、60年代を彷彿とさせるモデルだ。250本限定生産で、本稿で紹介しているこのモデルはプロトタイプだが、ダイヤルのアーキウォッチ(Archiwatch)の表記が特徴である。

merci LMM-01 2022

メルシー インストゥルメンツ LMM-01 “ジ・アーキウォッチ(The Archiwatch)” リミテッドエディション

 ジ・アーキウォッチ リミテッドエディションは650ユーロ(約9万2425円)で、現在予約受付中。限定ではないエベレストとラ・ナショナルはいずれも590ユーロ(約8万3920円)で、メルシーのウェブサイトで販売されている。

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我々が思うこと

メルシーが2017年に最初の時計を発売して以来、メルシー インストゥルメンツは長い道のりを歩んできたが、これらの新しいデザインは、ブランドのこれまでの作品と同じ魅力をキープしているところが気に入っている。ミニマルで、身につけやすく、そしてさりげなく仕上げられている。時計のデザインにおいて、実際にレス・イズ・モア(Less is more、少ないほうが豊かである)を見極めるのは難しいかもしれないが、メルシーはこの路線を非常にうまく踏襲しており、これら新しいLMM-01は、このブランドとそのデザインに対するテイストのファンであれば誰でも魅了されるはずだ。

merci LMM-01 2022
merci LMM-01 2022
merci LMM-01 2022

 新しいLMM-01の撮影に数分かけただけだが、3つとも魅力的だと感じた。3つのモデルのなかでもラ・ナショナルは、シルバーダイヤルに針、マーカー、ミニッツトラックのコントラストが映える、バランスの取れたデザインで、僕のお気に入りだ。

 エベレストは、おそらく3 つのなかで最も目立たないモデル(非常に繊細で控えめなスタイルのデザインであるという意味)だ。というのも、表示の多くは針で成り立っていて、マーカーがダイヤル広がりのなかで大きくフェードアウトしているからだ。

merci LMM-01 2022

 写真で見ても手に取って見ても、ジ・アーキウォッチ リミテッドエディションはデザイン要素と洗練されたアクセントがミックスされ、そして兄弟モデルよりも前面に押し出されていて、最も大きな存在感を示している。

 手首につけると、このモデルはとてもきれいに装着でき、見栄えもいいが、付属の黒いNATOストラップはとても硬かった。このようなストラップは時間が経てばなじむとは思うが、最初の使用感は僕の手首には少し硬かったため、NATOストラップをもっと柔らかいものか、もっといえばレザーストラップに交換することになると思う。なお、付属のクイックチェンジバーとドリルドラグは、交換を非常に簡単にしてくれる。

merci LMM-01 2022
merci LMM-01 2022

 全体として、メルシー インスツルメンツではLMM-01のラインナップを継続するため、すでに成功しているフォーマットで新しい3つのハンサムなバージョンを用意したのだ。


基本情報

ブランド: メルシー(Merci)
モデル名: アーキウォッチ アレッサンドロ リミテッドエディション、エベレスト、ラ・ナショナル(LMM-01の3つの新バージョン)

直径: 38mm
厚さ: 12mm(風防含む)
ケース素材: スティール
文字盤: シルバー/ホワイト
ストラップ/ブレスレット: ブラックのナイロン製NATOスタイルストラップ

merci LMM-01 2022

ムーブメント情報

キャリバー: Sellita SW210-1
機能: 時・分表示、センターセコンド
直径: 25.6mm
厚さ: 3.35mm
パワーリザーブ: 42時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 19


価格 & 発売時期

価格: ジ・アーキウォッチ リミテッドエディションは650ユーロ(約9万2425円)、エベレストとラ・ナショナルは590ユーロ(約8万3920円)
限定: アーキウォッチ アレッサンドロは250本限定。

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メルシーの時計は、ブランドのウェブサイトを通じて販売しています。新しいLMM-01の詳細については、こちらをご覧ください。