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Introducing シチズン プロマスターのダイバーコレクションに37mm径の新型が登場

クラシックかつラギッド、そしてモダンな表情のダイバーズウォッチが、我々のライフスタイルに合わせてサイズダウンした。

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我々が知っていること

シチズンは熱狂的なファンを抱えるブランドだ。セイコーのダイバーズウォッチと同様、プロマスターシリーズにも多くの信奉者がいる。見事に使い込まれたプロマスターの44mm径のダイビングウォッチに、水深計がプリントされたラバーストラップを装着して街を闊歩する人々を見かけることもあるだろう。私は、彼らのことをうらやましく思う。プロマスターは決して高価ではないが、エコ・ドライブムーブメントや潜水が可能なスペックなど、必要十分かそれ以上の機能を有した時計だ。必要なものすべてを備えているが……、同時に少々巨大になってしまっている。

 そのサイズ感から、私は長らく距離を置いていた。しかしシチズンはプロマスターのダイバーコレクションに(文字どおり)大きな変更を加えることを発表した。そしてこの度、同ラインに37mm径のクラシックなブラック、ブルー、ピンクの3種のバリエーションが追加されることになった。

Citizen

 かつてセイコーが作っていたSKX013のようなイメージだ。SKX007を少し大きすぎると感じていた人々のスイートスポットをSKX013が捉えたように、これら37mm径のダイバーズウォッチも同様の働きを見せてくれることだろう。

 スペック的には200mの防水性能を持つ時計であり、視認性の高いハンドセット(ブラックとブルーのモデルはオレンジ針)や4時30分位置のデイト表示窓、経過時間(潜水時間)を確認できるベゼルインサート、そしてラバー製のダイバーストラップを備えている。

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 実際のケースサイズはそのコレクション名(37mmシリーズ)にあるよりも少し小さめで、直径は36.5mm、厚さはわずか11.6mmだ。そのスリムなケースのなかでは、エコ・ドライブを搭載したムーブメントであるE168が動いている。周囲の光を受けて駆動しているため、電池交換の手間がかからない。フル充電では光の照射がなくとも6カ月にわたって動き続ける。また、1カ月あたり±15秒の精度を有している。

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 ブラック、ブルー、ピンク(ピンクはローズゴールドカラーのSS製ケースだ)の3つのバリエーションで展開され、いずれも375ドル(約5万2200円)で販売予定だ。そのルックスと“エンジン(ムーブメント)”が、この新しいウェアラブルダイバーズを非常に魅力的なものにしている。


我々の考え

プロマスターは1980年代から続く由緒あるコレクションだ。そしてこの地球上に誕生して以来、この時計は現代における実用時計の最も純粋な姿を表現してきた。すなわちダイバーズウォッチやツールウォッチとしてふさわしい、強靭で高性能な時計なのである。さらにエコ・ドライブ搭載ムーブメントを採用したこのコレクションは、現代的なデイリーウォッチと呼ぶべきものに仕上がっている。

 このように機能に重きを置いた大胆な姿勢から、特定のコレクション(特にダイビングウォッチなどだ)においては、しばしば時計業界内の競争から遠ざかってしまうこともあった。しかしシチズンは今回の発表により、昨今の時計業界の動向を的確に捉えていることを証明したといえる。

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 ダイバーズウォッチはもはやダイビングのためだけのものではなく、誰しもがこのスタイルの時計を求めている。チューダーが過去10年をかけて、ブラックベイの直径を41mm、39mm、37mmと着実にサイズダウンさせてきたことを思い出して欲しい。そして今、37mmが新たなスイートスポットとして注目されている。オーケー、36.5mmでもいい。だが、誰がこの時計の直径を測ったのだろう? 念のため言わせてもらうが、我々は確かに計測した。

 つまりこれらの時計は、まったくのサプライズであったものの、素晴らしいタイミングで登場したわけだ。私は以前から、ブルーダイヤルのプロマスター ダイバー44mmに注目していた。ストラップの文字がどこか野暮ったいのに対し、ベゼル、文字盤、針がいかにも現代的であるところが、好みに合っていたのだ。ヴィンテージに範を取った時計にしようという意図はまったく見られず、そのことが私には魅力的に感じられた。ただ、時計と私の手首のあいだにあるサイズ差を克服する必要があったのだ。

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 今回の発表ではストラップの文字以外、私が望んだもののほぼすべてが手に入った。しかしこの時計は、さらに幅広い、おそらくもっと内陸に住む人々をターゲットとしていることも理解している。このストラップがなくても私的にはなんら問題はないし、何年か前の44mm径モデルからなくなっていたようにも思う。その代わりに、この新しいモデルではブルーのストラップがより明るく鮮やかな印象を与えており、インデックスの周囲の色ともマッチしている。

 直径37mm以下のダイバーズということで、俄然興味が湧いた。装着時には想像より小さく見えるのではないかと期待しているが、それもいずれわかることだろう。近々この時計のHands-onレビューを行う予定だ。プロマスターのダイバーズコレクション、そのさらなる進化に期待して欲しい。

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基本情報

ブランド: シチズン(Citizen)
モデル名: プロマスター ダイブ 37mmシリーズ(Promaster Dive 37mm Series)
型番: EO2023-00A(ピンク)、EO2028-06L(ブルー)、EO2020-08E(ブラック)

直径: 36.5mm
厚み: 11.6mm
ケース素材: ステンレススティールまたはローズゴールドカラーのスティール
文字盤色: ピンク、ブルー、ブラック
インデックス: アプライド
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: ラバーストラップ

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ムーブメント情報

キャリバー: Eco-Drive E168
機能: 時・分・秒表示、デイト表示
パワーリザーブ: フル充電時6カ月
駆動方式: エコ・ドライブ


価格 & 発売時期

価格: 各375ドル(約5万2200円)
発売時期: 販売中(日本での発売予定なし)
限定: なし

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新型プロマスター ダイブ 37mmの詳細については、シチズンのオンラインサイトをご覧ください。