Introducing: ブライトリング　ナビタイマーオートマチック 35 2020年新作

クイック解説

ナビタイマーは、ブライトリングにとって常に必要不可欠なモデルだった。クロノグラフ搭載の象徴的なパイロットウォッチ Ref.806として1952年に初登場し、現代的な解釈でいつくものモデルが復刻されてきた。今年はというと、ブライトリングは女性向けのナビタイマーである、ナビタイマーオートマチック 35を発表した。
　さて、女性用のナビタイマーというと2018年に発表された38mmモデルを思い出す人がいるかもしれない。今年の新作は35mmとやや小ぶりで日付表示はなし。ブレスレットまたはストラップの5つのオプションが用意されている。ナビタイマーオートマチックは、SSケースにバーインデックスでブルー、カッパー、またはシルバー文字盤がラインナップされ、さらに、ダイヤモンドインデックスのマザー・オブ・パール文字盤で、SS、レッドゴールド、またはコンビモデルも存在する。ムーブメントは、ETA 2824-2ベースの自動巻きキャリバー17を搭載している。これはアビエイター8 オートマチックを含む多くのナビタイマーシリーズに採用されているムーブメントだ。

ファースト・インプレッション

　ナビタイマーは、ブライトリングの定番モデルであるため、本機の登場に驚きはなかった。ジョージ・カーンが2017年にCEOに就任して以来、世界で最も売れているブランドの1つを刷新することが彼の使命だった。彼がしたことの1つは、過剰に男らしい広告から離れて、2018年のナビタイマー38を含め、男性と女性の両方に訴求する時計を発売することで、ブランドをより女性も手に取りやすい方向に舵取りをしたのだ。この35mmのモデルも例外ではなく、ブライトリングが引き続きレディスコレクションに投資していることを示している。

　とにかく、この時計はとてもよくできていると思う。多くの人に快適なサイズであり、クラシックな回転計算尺付きのビーズベゼルを備え、頑丈なムーブメントを搭載し、多くの消費者にアピールできる様々なカラーバリエーションとケース素材で提供される。ブライトリングはこれまでも、そしてこれからも消費者中心のマニュファクチュールであり、それは今年の新作発表からも見て取ることができた。今のブライトリングは現代のトレンドにかなり沿っているといえる。私のお気に入りは、ステンレスケースにカッパーダイヤルの組み合わせだ。サーモンダイヤルと×SSのヴィンテージデザインを彷彿とさせるのだ。好きにならない理由が無いですよね？

基本情報

ブランド: ブライトリング（Breitling）
モデル名: ナビタイマーオートマチック 35（Navitimer Automatic 35）

直径: 35mm
厚さ: 9.92mm
ケース素材: SS、レッドゴールド、またはレッドゴールドとSSのコンビ
文字盤色: ブルー、カッパー、シルバー、またはマザー・オブ・パール
インデックス: バー、またはダイヤモンドセット
夜光: 針にスーパールミノバ
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブルー、カッパー、シルバーダイヤルにアリゲーターストラップ、MOPダイヤルは、ブレスレットとアリゲーターストラップ

ムーブメント情報

キャリバー: Cal.ブライトリング 17
機能: 時、センターセコンド
直径: 25.6mm
厚さ: 4.6mm
パワーリザーブ: 38時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 4Hz（2万8800振動/時）
クロノメーター認定: COSC認定

価格&販売日

価格: SS＋レザーストラップ 46万円、SS＋SSブレスレット 52万円、SS（MOPダイヤル）＋レザーストラップ 56万円、SS（MOPダイヤル）＋SSブレスレット 60万円、SS×18KRG（MOPダイヤル）＋レザーストラップ 70万円、SS×18KRG（MOPダイヤル）＋SS×18KRGブレスレット 95万円、18KRG（MOPダイヤル）＋レザーストラップ 172万5000円、18KRG（MOPダイヤル）＋18KRGブレスレット 325万円（すべて税抜）
発売日: 既に購入可能
限定: なし

詳細は、ブライトリング公式サイトをクリック。