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Introducing ロンジン ヘリテージ クラシック “セクターダイヤル”

ロンジンが愛好家の声に巧みに答え続ける、超人気のヘリテージシリーズ。

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クイック解説

 仮に、多くのコメント欄に見られる一般的な泣き言や不満をそれらの本質まで蒸留したなら、多くの大手ブランド製品と愛好家たちの欲しいものが常に合致してるわけじゃない、という結果が見えてくるはずだ。映画『ジョーズ』の、市庁舎集会シーンのように。でも、僕が聞いてるのは、サメやビーチの閉鎖期間に関する訴えではなく、部屋の隅に立って(ロイ・シャイダーのごとく)耳を傾けるのは、「日付がなければよかったのに!」とか「42mmなんて着けられない!」とかの声だ。
 有名ブランドは大抵、大衆が何を欲しがってるか(そして展示ケースをどうやって埋めるか)、確固とした考えを持っている。それなのに、大手ブランドが愛好家たちと直接話そうと、積極的に商品を調整するのを目にすることはすごく珍しい。ロンジンほど効果的にファンを惹きつけているブランドは、割と有名どころでも多くないだろう。ヘリテージシリーズとして発表された今回の新モデルは、正にそのいい例だ。僕が比較に出した『ジョーズ』の話に、黒板を爪で引っ掻くように効果的なオチをつけてくれる。その名も、ロンジン ヘリテージ クラシック。抜群のビジュアルだ。

オリジナルのデザイン(左、ロンジンが1934年に発表)と新しいヘリテージ クラシック(右)。

 ヘリテージ クラシックは、レジェンド ダイバー、スキンダイバー、ビッグアイ クロノグラフを世に送り出したのと同チームが発表した。時間だけを表示する、素晴らしいヴィンテージ風モデルだ。鮮明なセクターダイアルを囲むのは、38.5mmの艶消しスティールケース。クラシックかつシンプルなフォルムが、シルバートーンの文字盤、ブラックの表示、それにブルーのスティール針の明確なコントラストとバランスを、うまく引き立てている。さらに興味深いのは、6時の位置にある伝統的なインダイヤル、ミニマルなブランドロゴ、それに文字盤の中央を十字に割る均整のとれたレイアウトだ。その文字盤の下で時を刻むのは、ロンジンの専用キャリバー、オートマティック L893.5。スウォッチグループでのロンジンの地位のおかげで、L893.5( ETAベースではA31.501として知られる)が備えるのはシリコン製ヒゲゼンマイと、64時間のパワーリザーブだ。

ファースト・インプレッション

 画像と仕様からは、ヘリテージ クラシックは大成功に見えるよね。厚みとラグからラグまでの幅が不明とはいえ、38.5mmの艶消しスティール製、日付なしセクターダイアルのロンジンであれば、大勢の時計マニアにとって好条件だ。間違いなくヴィンテージ風のそのデザインは、「ニュー・ヴィンテージ」のトレンドで僕らが見慣れた1960年代や70年代のデザインよりかなりさかのぼる。「古く」見せようとして、あからさまに強引な手が加えられていないのもいい。代わりにヘリテージ クラシックで採用されたのは、クリーンでバランスの取れたデザインだ。そのおかげで素晴らしく読みやすいし、ちょっとした色味も楽しめる。2部構成のシルバーの文字盤が、全体を綺麗にまとめてくれている。

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 ロンジンは、ヘリテージ クラシックをストラップの違う2つのモデルで提供中だ。1つはブルーのレザーストラップで、もう1つはブラックのレザーストラップ。両モデルに、対照カラーのNATOストラップ(ブルーのレザーストラップモデルを購入すれば、ブラックのNATOストラップがもらえるし、逆も同様だ。ラグ幅があまり一般的でない19mmだから、これは便利だ)と、ストラップ交換ツールも付いてくる。貫通ラグをロンジンが用いるのもぜひ見たいけどね。ヘリテージ クラシックは見事なサイズ感でバランスがすごくいい、十分な装備の時計だ。販売価格は、25万3000円 ― いろいろすべて込みでだ。


基本情報

ブランド:ロンジン(Longines)
モデル名:ヘリテージ クラシック(Heritage Classic)
型番: L28284730(ブラックストラップ) L28284732 (ブルーストラップ)
直径:38.5mm
ケース素材:スティール
文字盤色:シルバー
防水性能:30m
ストラップ/ブレスレット:レザーストラップとNATOストラップ付属


ムーブメント情報

キャリバー:キャリバー L893.5 (ETA A31.501)
機構:時分表示、スモールセコンド
パワーリザーブ:64時間
巻き上げ方式:自動巻き
石数:27
追加情報:シリコンヒゲゼンマイ


価格・発売時期

価格:25万3000円(税抜)
販売時期:販売中

詳細についてはロンジン公式サイトへ。 

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