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まぁ、いずれこうなることはわかっていたことだが、デイトナ60周年を記念して新しいデイトナのモデル群が発表された! 見た目は先代とほぼ同じに見えるが、そうではない。そこがロレックスたる所以だ。
まず、一見サイズアップされたように見えるが、デイトナの全バリエーションは直径40mmのままなので安心して欲しい。アップデートは微々たるもので、彼らの説明によると、以下のとおりだ。
デイトナのセラクロムベゼルは、ケースと同じ素材で枠が設けられた。
「ダイヤル全体のバランスを変更し、調和のとれた色の組み合わせにより、ダイヤル全体とインダイヤル、またはそのリングのコントラストを際立たせました。オイスターケースのデザインも一新され、ラグとケースサイドの光の反射により、その輪郭が強調されています。セラクロムベゼルのモデルでは、ベゼルはミドルケースと同じ金属の薄いリングで縁取られています」。 これはおそらく、オリジナルの手巻きデイトナのベゼルほどではない、わずかなものだと思われる。
簡単に言うと、セラクロムベゼルがケース素材で縁取られたことで、ケースに嵌め込まれているように見える。つまり、上の写真ではスティールで縁取られている。ゴールドならゴールドで、といった具合だ。私見だが、この修正によりダイヤルが40mmより大きく見えるのだが、それは錯覚である。そしてこれは素晴らしいニュースでもある。
新型キャリバー4131も、やはりロレックスらしさが全面に打ち出された。
ロレックスが自社製に切り替えた2000年以降、初めてデイトナに新型キャリバーを搭載したことが、今回の大きなニュースである。Cal.4131は、4130よりも少ない部品で、素晴らしい装飾、性能、信頼性を実現している。
クロノグラフを瞬時にスタート・ストップするための動力を制御する垂直クラッチを備えたコラムホイールは変わらない。しかし今回、Cal.4131の受け(ブリッジ)には、「ロレックス流コート・ド・ジュネーブ(Côtes de Genève)装飾を施しましたが、各筋目のあいだにわずかにポリッシュ仕上げされた溝を追加することによって伝統的なコート・ド・ジュネーブとは異なっています」とのことだ。
もちろん、ロレックス製のクロナジー脱進機とパラクロムヒゲゼンマイは健在だ。新しい“パーペチュアルローター”を搭載し、パワーリザーブは72時間となった。これらの変更は、デイトナの全ファミリーに共通している。
すべてのデイトナで、ケース、ダイヤル、そしてムーブメントが刷新された。
しかし、私を含め多くの人にとって最大のニュースは、プラチナ製デイトナにシースルーバックが追加されたことだ! これは、私の知る限り、ロレックスのスポーツウォッチで初めてムーブメントを露出させたものとなる。これはロレックスマニアの世界では一大事である。
ロレックス デイトナの裏蓋がシースルーバックに(透明)に! 世界はどこまで変わるのか?
スティール製デイトナの新しいリファレンスは126500となった。後ほど、撮り下ろし写真と詳細、感想をお届けしたい。新型デイトナの全バリエーションはこちらでご覧いただこう。
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詳しくは、ロレックスのウェブサイトをご覧ください。
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