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Introducing カラフルなパテック フィリップの新作 カラトラバ Ref.6007Gが登場

レッド、ブルー、イエローアクセントが、カラトラバをよりカジュアルに。

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我々が知っていること

パテック フィリップは、原色の文字盤を持つアップデートされたカラトラバを発表した。

 イエロー(Ref.6007G-001)、レッド(Ref.6007G-010)、ブルー(Ref.6007G-011)の3色からなる新しいパテック フィリップ Ref.6007Gを紹介しよう。パテックが2020年に新工場のオープンを記念して発売した限定モデルRef.6007Aと似ているが、本作はスティールではなくホワイトゴールド(WG)を採用している。また、一昨年前のモデルとは異なり、新しい6007Gは、パテックの新世代ムーブメント、Cal.26-330SCを搭載している。

Patek Calatrava 6007G yellow

 2020年のRef.6007Aと同じく、新作となる6007Gのサイズは直径40mm、厚さ9mmだ。WG製ケース全体はポリッシュ仕上げで、30mの防水性を備えている。3つのリファレンスのダイヤルはそれぞれブラックを基調とし、時と分のトラックにはイエロー、レッド、スカイブルーのアクセントが施され、センターセコンド針も各アクセントカラーが使われている。ブラックのカーフスキンストラップには、アクセントカラーに対応したステッチが施されている。

 この時計のカジュアルな雰囲気に合わせ、アラビア数字インデックスと針にはスーパールミノバが塗布されている。また、パテックであるという事実を裏付けるのは、アプライドインデックスがWG製であることだ。

 ブラックのダイヤルは、同心円状に配置されたサークルごとに異なる仕上げが施されている。中央には “カーボン風”の型押しギョーシェが施され、その周囲にはペルラージュとサテン仕上げが施されている。これはRef.6007A(および昨年のRef.5935 ワールドタイマー)に見られるダイヤル加工処理と同じで、カーボン風ギョーシェ装飾は、ユニークピースのRef.5004TRef.5208Tにも見られる意匠だ。もちろんRef.6007Gのギョーシェ装飾はスタンプされたものであり、ユニークピースは手彫という違いはある。それらのユニークピースはまた、それぞれ290万ユーロ(約4億円)と620万スイスフラン(約8.8億円)で販売された。Ref.6007Gの価格は509万3000円(税込)だが、本物のローズエンジン旋盤でギヨシェを施せば、別次元の成層圏に突入していたことだろう。

Patek Calatrava 6007G red

  新作Ref.6007Gのトリオは、パテックでも比較的新しいCal.26-330SCを搭載しており、サファイアクリスタルのシースルーバックから眺めることが可能だ。3時位置にデイト表示を持ち、ハック機能、28,800振動/時、45時間のパワーリザーブを備えている。Ref.6007AのCal.324よりも実用的(何といってもハック機能!)かつ技術的にアップグレードされたことを示している。

 驚くほど愛らしい5212Aウィークリーカレンダーのベースとして2019年に初めて登場したこの26-330を、パテックはノーチラス Ref.5711の生産終了までの数年間、入れ替えることもあった。Cal.324と比較して最も重要な技術的進化は、LIGA加工を使用して作られ、各ギアに長いバネ状の歯を持つ新しい2番車を追加したことだ。これは秒針の刻みを滑らかにし、他社の秒針に見られるバックラッシュ(針のブレ)を防ぐことを目的としている。

Patek Calatrava 6007G sky blue

 Ref.6007Gの各色の販売価格は509万3000円(税込)である。確かにカレンダー付き三針時計としては高額だが、昨年リリースされたRef.5226(541万2000円、同じくCal.26-330搭載)にも匹敵し、より伝統を重んじる手巻き式のRef.6119G(430万1000円)にも手が届く範囲にある。私が愛するウィークリーカレンダーとほぼ同じ価格で、509万3000円(税込)の余裕があれば手に入れたいところだが、この文章を打っている最中にも、地元の正規販売店の笑い声が聞こえてくるようだ(やぁ、アリソン!)。


我々の考え
patek Calatrava 6007G red
patek 6007g yellow
patek 6007g blue

この時計のインスピレーションとして近年リリースされたRef.6007Aを挙げるのは簡単だが、実際には、よりカジュアルで、おそらく楽器にインスパイアされたカラトラバ新作は、パテックがRef.5000Gを発表した90年代初頭まで、その系譜をさかのぼることができる。その後、2005年にRef.6000G、そして2017年にRef.6006Gが発表されたが、いずれも初代Ref.5000Gにポインターデイト針を追加した大型モデルだった。30年経った今、このデザインはパテックのカラトラバのカタログのなかで、頻度は低いものの、よく練られたものとなっている。

 Ref.6007、昨年のRef.5226G、そしてRef.5212Aのような時計で、パテックは新しいタイプのパテックフィリップの時計の中間領域を切り拓こうとしているようだ。スポーツウォッチでもなく(本作は明らかにノーチラスやアクアノートとは異なる)、おじいさんぽいパテックでもない(Ref.6119の存在意義はそこだ)。カラトラバが欲しいが、ハミルトンのカーキフィールドやIWCのパイロットウォッチ、あるいはロレックスのオイスター パーペチュアルのような目を見張るようなカラーバリエーションの存在を数年前に知ったタイプの人が、パテックを求める場合に日常使いする時計なのだ。

 もちろん、“カラフルなカラトラバ”と呼ばれる可能性のある本モデルは、ブラックダイヤルが基調で、それほどカラフルではないのがまたおもしろい。1932年から続くこのシリーズに活気を与えるには、鮮やかな色彩のアクセントが必要なのだ。

 初代Ref.5000Gは、パテックとフェラーリのパートナーシップのためにクルマの計器からインスピレーションを得て製作されたという噂がある。そのパートナーシップはついには結実することはなかったが、もしその噂が本当なら、レッドを基調としたRef.6007Gは、この新しいトリオのカラトラバの基礎を築いたリファレンスの原点と、最もつながりが薄いように感じられるだろう。

patek 5000g

90年代前半のパテック Ref.5000G

patek 6007A

2020年のRef.6007A

 ロレックスが新しいベゼルとダイヤルカラー(とその組み合わせ)を試すことを受け入れるなら、パテックにはカラフルな目盛りとスイープ運針する秒針にくらいなら認めることができると思うのだ。

 私は、あのRef.5000Gのような古いパテックから逸脱した、ほかのディテールに異議を唱えよう。より小径であることとデイト表示なしがよかった。しかし異なるダイヤル仕上げのおかげで、少なくともダイヤルは均整が取れて見える。パテックのレッドモデルは、限定品ユニークピース、そして通常生産品でも見かけることがあるためか、あるいはシカゴブルズが好きなためか、Ref.6007G-010レッドモデルは私にとって最も響くモデルだ。

 ライトブルーは、よりトレンディな選択だが、少なくとも、ライトブルーの別のパテックとは若干赴きが異なる。カラフルなカラトラバのために、3原色を選ぶというのは、いかにもパテックらしいと思う。色還相をいじくり回しすぎる必要はない。

 私は、おじいさんのパテックは気にならず、むしろ好みかもしれない(特にこれがお眼鏡に適えば)。しかし、現代のパテックは現代らしくあってほしいというタイプの人間だ。古いカラトラバよりも高価かもしれないが、新作Ref.6007Gは、伝統と現代、スポーツとドレス、抑制と色彩のあいだのバランスを絶妙に表現しているのだ。

Patek Calatrava 6007g red

基本情報

ブランド:パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名:カラトラバ(Calatrava)
リファレンス:6007G-001(イエロー)、6007G-010(レッド)、6007G-011(ブルー)

直径:40mm
厚み:9mm
ケース素材:ホワイトゴールド
ダイヤルカラー:ブラック
インデックス:ホワイトゴールド製アラビア数字
夜光塗料:スーパールミノバ
防水性能:30mm
ストラップ/ブレスレット:ブラックカーフ、ダイヤルアクセントと同色のステッチ

patek 6007g caliber 26-330

ムーブメント情報

キャリバー:Cal.26-330SC
機能: 時刻表示、デイト表示
直径:26.6mm
厚み:3.3mm
パワーリザーブ:45時間
巻き上げ方式:自動巻き
振動数:28,800振動/時
石数:30
その他の仕様:パテック フィリップシール


価格 & 発売時期

価格:各509万3000円(税込)

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詳しくは、パテックフィリップの公式ウェブサイトをご覧ください。