trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Hands-On ロレックス オイスター パーペチュアル 39mmにホワイトとブラックのダイヤルが加わる

ロレックスの最もシンプルな時計が基本に立ち返った。

ADVERTISEMENT

常連の読者の皆さんなら、僕が出来の良いシンプルな時計に目がないことは既にご存じでしょう。ということは、ロレックスのオイスター パーペチュアルに加わったこのモデルを僕が気に入っていることに驚きはないはずです。2018年にロレックスは、オイスター パーペチュアルのラインナップをフルに展開し、新たに2種のダイヤルを選択肢に加えました。やや温かみと光沢感のあるホワイトと、繊細なサンレイ仕上げのブラックです。どちらも実に上出来で、ロレックスの中で話題に上ることが最も少ないながら最も優れたウォッチコレクションのひとつを、あらゆるレベルで最も魅力あるものしたとさえ言えるでしょう。

 オイスター パーペチュアルは、ロレックスの最もベーシックな時計であり、多くの方にとって、物語をもつロレックスブランドへの最初の入り口です。オイスター パーペチュアルには5つのサイズ、26mm、31mm、34mm、36mm、39㎜があり、どのサイズもダイヤルにはそれぞれ独自の選択肢が揃っています。どのケースであってもウォッチには、時針、分針、秒針(センターセコンド)の3針のみ、そしてトゥインロックのねじ込み式リューズ、オイスタークラスプ付きのオイスターブレスレットが付いており、夜光塗料はクロマライトです。つまり、これらはどこまでも真のロレックスウォッチであり、他のコレクションの他モデルと比べて妥協したものであるとか劣ったものであると見るべきではないのです。

ADVERTISEMENT

 これまでほとんどのサイズで、温かみのあるシルバーダイヤルが最もベーシックとされ、レッドグレープ、ホワイトグレープ、ブルーなどの大胆なオプションがありました。しかし実際には、本当にベーシックなカラーというものはなかったのです。ロレックスはこれを改変し、5つのサイズのすべてに、ブラックとホワイトのオプションを加えました。バーゼルワールドで僕はちらっと目にしたのですが、ロレックスはこれらを記者会見で発表せず、じっくり時間をとって写真を撮影したりする時間はありませんでした。幸いなことに今週ニューヨークで、ホワイトダイヤルのオイスター パーペチュアル39mmとブラックダイヤルのオイスター パーペチュアル34mmを試着することができ、モダン・ロレックスの新たなお気に入りを見つけたと思いました。

 では、34mmのオイスター パーペチュアルから始めましょう。ブラックダイヤルはロレックスの文字盤としてはいうまでもなくクラシックなカラーで、それがオイスター パーペチュアルにも登場したのは嬉しいことです。しかし従来のロレックスのブラックダイヤルは、滑らかで光沢感のある艶やかなものか、ソフトで繊細なテクスチャーをもつマットなものかのいずれかでした。一方でこの文字盤は少し異なり、準マットな仕上げで、控えめにサンレイ模様が入っています。光をしっかり受けたときにはグレー掛かって見えたりもしますが、たいていの状況では漆黒に見えます。このわずかに追加された深みには味わいがあり、本格的なスポーツモデルで僕らが見慣れたブラックダイヤルから心地よく脱線していると思います。

 ちょっと余談になりますが、手首に着けたときの34mmオイスター パーペチュアルが実に素晴らしいと感じたことも言っておくべきでしょう。これはハマってしまうサイズで、デイトジャストやエクスプローラーなど、36㎜のヴィンテージ・ロレックスを着けた感じにとてもよく似ています。もしそれらがお気に入りではあるけれど、もっとモダンで頑丈なものが欲しいという方は、オイスター パーペチュアル34mmを是非チェックしてみてください。きっと驚かれることでしょう。

ADVERTISEMENT

 ホワイトダイヤルのオイスター パーペチュアル39㎜について僕が言えるのは、とにかく「すごい」のひと言。オイスター パーペチュアル39mmのこれまでのモデルを着けてみたことのある方なら既にご存じの通り、サイズと形状がこの時計を普段使い用としてほぼ完璧なものにしていますが、すべて本機でも健在です。でもホワイトダイヤルだと、それに少し特別なものが加わります。ホワイトダイヤルのロレックスウォッチはすこぶるレアであり、ロレックスをたちまち感じながらも、通常ではない何か特別なものが醸されるのです。これは現在のロレックスコレクションにおいて、僕の新たなお気に入りとなるとほぼ確信でき、僕のコレクションをたったひとつのウォッチに削ぎ落さなければならないとしたら、これがその一本となる可能性が非常に高いといえます。

 ホワイトダイヤルの色合いはソフトで、目に明るい白というよりも、ほんのわずかに卵の殻の色が混じった白です。これが、腕に着けたときにより繊細で有機質的な感覚をもたらします。呼ぶとしたら「白」というしかないのですが、白光して見えることもありません。例えば、エクスプローラーⅡなどの隣に並べて比べてみたときに、その違いが本当に分かると言ったらいいでしょうか。

 どちらも革新的ではありませんが、そもそも誰がそこまで革新性を求めるでしょうか? ロレックスの素晴らしさは、ゆったりと丁寧に反復されるプロダクトにあり、自分たちのためではなく、改善のためのみに変化を加えるところにあります。ブラックダイヤルのオプションはオイスター パーペチュアルのシリーズに、それ自身がもつ個性と共に、クラシックなロレックスの定番を加え、ホワイトダイヤルのオプションは、どのような場面にもマッチしながら全く異なる新鮮な風合いをもたらしています。

 オイスター パーペチュアル34mmは48万4000円(税抜)で、オイスター パーペチュアル39mmは54万5000円(税抜)。ダイヤルカラーに関わらず価格はすべて同じです。さらなる詳細をお知りになるには、あるいはご自身のオイスター パーペチュアルを見つけるにはロレックス公式サイトへ。