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Hands-On ロレックス シードゥエラー Ref. 126603 ロレゾールはステンレス&イエローゴールドのコンビモデル

コンビのシード! 史上初ツートンカラーのシードゥエラーをレビューする。

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ツートンカラー、コンビのシードが遂に登場したぞ!  僕は今までコンビのシードゥエラーが製造されるなんて考えたことさえなかったが、今手元にある実物を見ると、思い描いていたものよりも良い出来栄えである。この新作シードゥエラー Ref. 126603は、ケース径43mmで、テーパードの効いたオイスターブレスレットを装備している。これに多くのゴールドアクセントを効かせて、ムーブメントも最新のCal.3235を搭載している。あなたがもし、ゴールドを身に着けて水深1220mへダイブしたいと思ったことあれば、ロレックスが今その夢を叶えてくれるというわけだ。なんてラッキーなんだ!

 僕はゴールドコンビの時計の熱烈なファンでは決してないが、ロレックスよりも見た目の良いものはほとんどないと思っている。ロレゾール シードゥエラーには18KYGが、セラクロムベゼルのマーカー、ブレスレットのセンターリンク、リューズ、そして針にまで使われている。全体的なコンセプトを確固たるものにするために、モデル名ロゴの「SEA-DWELLER」までもがイエローゴールドカラーでプリントされている。シードゥエラーはゴールドのわずかなアクセントがあることで格好よく見えるのだと僕は思う。
 過酷な環境に対応できる専用ツールとしての時計という重大なコンセプトを背負いながらも、軽快感も加えたデザインとなっている。

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 本機は、ロレックスのモダンキャリバー・3235を搭載しており、その前モデルであるオールSS製のものと技術的には同じ仕様だ。パラクロム ヒゲゼンマイとクロナジー エスケープメントを使用することで優れた耐磁性を持ち、70時間のパワーリザーブまで実現している。ほとんどの人がその優れた技術を認識できないかもしれないが、目に見えないところまで、時計をより良いものにする改善が行われていることを示す完璧な例といえる。

 シードゥエラーを腕にはめてみるとSSバージョンと同様にがっちりした印象だが、全体的に力強い見た目にどういうわけかゴールドアクセントがより一層マッチしている気がする。コンビモデルは長い間サブマリーナーで人気のモデルであったから、おそろいのシードゥエラーがあってもいいのではないか。 

 サブが欲しい人はサブを買うだろう。だが、もうちょっと面白みのあるもの、もう少し「なぜ?」と思わせるものを試すことに抵抗がなければ、シードゥエラーはクールな時計だし、このロレゾールにはさらに華やかさもある。いつか純金のシードゥエラーが登場するのではないかと僕に夢を見させてくれる。この重厚感のあるゴールドをあしらった時計の価格は159万5000円(税抜)。(ただいま)金メッキ加工中の僕の心よ、そのままじっとしているんだぞ。

詳細についてはロレックス公式サイトへ。