Introducing タグ・ホイヤー キャリバーE4ポルシェ スペシャルエディション

　この新しいポルシェ エディションは、タグ・ホイヤーの最高スペックを誇るE4世代のコネクテッドウォッチをベースに、45mmのチタンケースにセラミックベゼルとサファイアクリスタルを備えている。厚さは15.3mmで、この寸法内に440mAhのバッテリーとARM Cortex A53プロセッサー、解像度454×454の1.39インチAMOLEDディスプレイが収められている。

　主な機能は、GoogleのWear OSをベースに、心拍計、コンパス、加速度計、気圧計、ジャイロスコープ、マイク、環境光センサー、WiFi、Bluetooth、GPS、NFCがサポートされる。入力は、タッチスクリーン、リューズ、クロノグラフスタイルのプッシャーで可能だ。

　ポルシェ専用の機能は、MyPorscheアプリと連動しており、時計から車の温度をコントロールできる専用ショートカットを搭載。さらに、アプリはタイカンのバッテリー残量や車の走行可能距離などを表示可能な“コンプリケーション”にも対応している。アプリとスマートウォッチの統合は、991.2（およびそれ以降）、911、タイカン（モデルJ1以降）を含むいくつかの後期モデルで動作する。モデルの完全なリストについては、記事最後のリンクからご確認を。

　税込価格は33万円で、タグ・ホイヤーが45mmスマートウォッチ・プラットフォーム用に提供している22mm幅ストラップのいずれかをオプションで選択できる。画像にあるストラップは、時計と同じブラック/グレー/ライトブルーの配色で、ポルシェ タイカンにインスパイアされたものとなっている。

　僕は、このタグ・ホイヤー コネクテッドにふさわしい手首のサイズもポルシェも持ち合わせていないが、ポルシェのような市場ポジションを享受するブランドはほとんどないため、この提案の論理を理解することができる。そして、新車のタイカン（1226万円から、最上級グレードでは2000万円をはるかに超える）に乗るなら、未来的な体験が魅力の大部分を占めるだろう。スマートウォッチとの連携は、ハイエンド電気自動車の最先端の魅力を増幅させることに成功したと思う。

　また、僕は電気自動車の経験が浅いのだが（今でもチクタク音がする時計やマニュアル車が好きだ）、多くのオーナーにとって充電シーンは最重要事項のようなので、バッテリー残量がひと目でわかると、特に急速充電の待ち時間に暇つぶしできていいなと想像する。

　スポーツ・健康トラッキング、メディアコントロール、ホームオートメーション、通知、アクティビティトラッキングなど、最新のスマートウォッチにできることはもちろん搭載されている。ポルシェという要素は、タグ・ホイヤーが提供する未来志向の高級スマートウォッチの最新世代に与えられたひとつの機能というレイヤーに過ぎないのだ。

ブランド: タグ・ホイヤー（TAG Heuer）
モデル名: キャリバーE4 ポルシェ スペシャルエディション（Calibre E4 Porsche Edition）
型番: SBR8A82.EB0264

直径: 45mm
厚さ: 15.3mm
ケース素材: チタン
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: ラバー / レザーストラップ（チタン製フォールディングバックル プッシュボタン付き）

価格: 33万円（税込）
発売時期: 今すぐ
限定: なし