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Introducing IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41 “MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE™ TEAM” がマイアミ・グランプリで登場

新しいレーシングチームウォッチは、ドライバーのハミルトンとラッセルにどんなパワーを与えるだろうか。

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10年にわたるIWCとのパートナーシップを経て、メルセデスAMGペトロナスF1チームがついにチームの公式腕時計を手に入れた。今週末、初めて開催されるマイアミ・グランプリで、チームはその象徴であるペトロナス・グリーンの特別モデル、パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41を着用する予定だ。

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新しいマイアミ・インターナショナル・オートドロームには19のコーナーと3ヵ所のDRSゾーンがあり、全長3.5マイル強、レースは57周で行われる予定だ。コースは、マイアミ・ドルフィンズが試合を行うハードロック・スタジアムの駐車場を利用して作られた。

 パドック内にあるメルセデスAMGペトロナスのホスピタリティルームで、チーム代表のトト・ヴォルフ氏とIWCのCEOクリストフ・グランジェ・ヘア氏による小さなセレモニーが行われ、時計は披露されたが、周囲ではレースの準備が続けられていた。F1レースの準備期間中に休憩などありえないが、時計に関してはヴォルフ氏が時間を作ってくれていたのだ。昨年、メルセデスはコンストラクターズチャンピオンシップを8連覇し、今年も課題はあるものの、その座を守っている。

チームのシンボルカラーであるペトロナスグリーンを見事に生かした時計。

 この時計の発表の際、ヴォルフ氏に「時計のスポンサーシップはほかのスポンサーシップと何が違うのか」と尋ねると、彼はすぐに「これはスポンサーシップではなく、真のパートナーシップです」と訂正してくれた。「スポンサーシップとは、一方がお金を出して受ける方がクルマにステッカーを貼るという一方向的なもの。メルセデスとIWCの場合は違うのです」。

 そしてその関係の深さは、チームのガレージを見学しているときに明らかになった。写真撮影は厳禁で、そうでなければリストショットを撮っていただろうが、何か引っかかるものがあった。メカニック、エンジニア、管理者など、チームのすべての人がIWCを身につけていたが、最新モデルではなかったのだ。多くの時計は古いもので、彼らが長くチームで働いていたことを物語っている。そして、彼らはその時計を誇らしげに身につけていた。

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左がメルセデスのチーム代表トト・ヴォルフ氏、右がIWCのクリストフ・グランジェ・ヘア氏。

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左がチームウォッチ、右が一般販売用モデルに付属する2本のストラップをつけたもの。

 今週末、チームのメンバー全員に、メルセデスAMGペトロナスの新モデル「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41」が贈呈される予定だ。そして、一般の方もこの時計を購入することができるが、チーム支給の時計にはラバーストラップにメルセデスとペトロナスのブランドロゴが入っている。一般に販売されるバージョンにはそれがない。この時計は限定ではなく、オンラインで誰でも購入することができる。

新しい時計を身につけるチームメンバー。チームのオフィシャルシャツを着ている。

 「今こそ、色彩の輝きを放つときです」 グランジェ・ヘア氏は時計についてそう語った。それは社会やレースが正常な状態に戻るにつれて、このスポーツのファンが感じている全体的な喜びを指しているのだ。マイアミでグランプリが開催されるのは今回が初めてであり、スペクタクルなイベントになることは間違いないだろう。IWCは10年前からメルセデスAMGペトロナスのパートナーだが、これまでチームの特徴であるグリーンを大胆に取り入れることに躊躇していた。 グランジェ・ヘア氏とIWCのデザイナー、クリスチャン・クヌープ氏は、IWCの比較的保守的なデザインの伝統を捨てて色彩の実験を試すときが来たとすれば、マイアミGPがそれだと述べた。

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メルセデスAMGペトロナスのガレージを覗くことができる貴重な機会。よく見ると、マッドドッグ・ジョーンズのアートワークがマシンのエアロを飾っているのがわかる。

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チームガレージに入ると、全員のヘッドホンが整然と並んでいる。ニキの古ぼけた帽子がヘッドセットを覆っているのを見たときは、ちょっと胸が熱くなった。

 ペトロナス・グリーンの鮮やかな色彩に加え、特筆すべき大きなディテールがある。ケースはモータースポーツと非常に相性の良い金属であるチタン製で、ブラスト加工、サテン仕上げ、そしてポリッシュ仕上げを施した表面を特徴としている。IWCはチタンをいち早く採用した企業のひとつで、チタンを使用することがまだ一般的ではなかった80年代にケースデザインを試みている。IWCはクロノグラフの分野でもその名を知られており、搭載されているIWC製Cal.69385は、その証となるものだ。

 IWCのメルセデスAMGペトロナス公式チームウォッチが誕生するまでには10年の歳月を要した。そして今、初開催となるマイアミ・グランプリで、この時計がサーキットでの成功に必要な競争力を与えてくれるのかどうか、その真価が問われるのだ。

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基本情報

ブランド : IWC
モデル名 : パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41“MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE™ TEAM”(Pilot's Watch Chronograph 41 Edition "Mercedes-AMG Petronas Formula One Team")
型番: IW388108

直径: 41mm
厚さ: 14.5mm
ケース素材: チタン
文字盤色: ブラックとペトロナスのグリーン
インデックス: 夜光付きアラビア数字
夜光: ペトロナスグリーンのスーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ペトロナスグリーンのラバーストラップとブラックのカーフスキンストラップ付属


ムーブメント情報

キャリバー : IWC 69385
機構 : クロノグラフ機能(時・分・秒)、日付・曜日表示、スモールハッキングセコンド
パワーリザーブ : 46時間
巻き上げ方式 : 自動巻き
振動数 : 2万8800振動/時(4Hz)
石数 : 33


価格 & 発売時期

価格 : 99万円(税込み価格)
発売時期 : IWCのオンラインのみで発売中
限定 : なし。通常生産

詳細は、IWC公式サイトへ。

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