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ニューヨーク州クイーンズで開催された全米オープンから2週間が過ぎた。どのメジャートーナメントも特別なものではあるが、今回の大会はひと味違うと感じた。女子部門では19歳のアメリカ人選手、ココ・ガウフ(Coco Gauff)が初のメジャータイトルを獲得。一方男子では、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)選手が男子テニス史上最多となる、24度目のグランドスラム男子シングルス優勝を飾った。
ガウフ選手は、アーサー・アッシュ・スタジアムで3セットを奪い、タイトルを獲得した。私たちが最も興奮することのひとつは、チャンピオンがどの時計と新しいトロフィーでペアを組むのかが見られるトロフィー授与式である。ロレックスのテスティモニー(ロレックス独自の用語。アンバサダーという意)である彼女が選んだのは、オイスター パーペチュアルコレクションの1世代前のモデル、ロレックス オイスター パーペチュアル レッドグレープだった。34mm、36mm、39mmで提供していたレッドグレープは、サンレイ仕上げが施された鮮やかなワインレッドの文字盤を持つ。
オイスター パーペチュアルは、ステンレススティールケース、オイスターブレスレット、そして信頼性の高い3000系ムーブメントを搭載した、簡単に言えばよくできたロレックスの時計だ。これ(カラーダイヤル)がロレックスのコレクションにあった頃は、おそらく“楽しいロレックス”として、白黒だった世界に彩りを添えてくれるものと思われていただろう。ただステラのようなOPダイヤルが登場すると、レッドグレープが急に地味に見えてしまった。しかしきちんとしたカベルネのワイングラスのように、レッドグレープは確実に美味しく癒してくれるだろう。
ロレックスのテスティモニーである彼女がロレックスを着用することはわかっていたが、今回の土曜日のチャンピオンシップのために、古いカタログからワインレッドのアンサンブルにマッチする落ち着いたオプションを選んだことは、素晴らしいと思う。
一方、ウブロのアンバサダーであるノバク・ジョコビッチ選手は、ウブロのビッグ・バン ウニコ イエローマジックとペアを組んで、自身24回目となるグランドスラム男子シングルス優勝と、4度目の全米オープン優勝を果たした。このイエローマジックは、パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2021に選ばれた“イルミネイティングイエロー”に合わせてウブロが発表したものだ。ジョコビッチ選手と同じように大きくて明るく、史上最も輝かしいシングルステニスプレーヤーとなれば、それ以外に何も言うことはない。いいプレーだった、ジョコビッチ!
All images: Tim Clayton/Corbis via Getty Images
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