昨年、ドイツの時計ブランドであるノモス(NOMOS)から、バウハウススタイルのメトロ ネオマティック 41 アップデイトが発売されました。それ以来、僕はこの時計に注目しています。実際、一度デザインの素晴らしさに気づいてしまうと、なかなか目が離せません。
多くのブランドがダイヤルを大きくしたり、ケースサイズを1mm大きくしたりするだけで伝統のデザインを踏襲するなか、ノモスは純粋に前進する姿勢を貫いています。ダイヤル外周の日付リングをご覧ください。ノモスが“地下鉄の小さな車両を彷彿とさせる”という、ふたつのネオンオレンジの車両が日付を両側から縁取っています。
このように表示された日付を見たことがあるでしょうか? 僕はありません。
この日付リング機能によって、手首サイズで素早く月全体を視覚化することができるようになりました。まるで、円形のカレンダーを見ているような感覚です。機能的で楽しく、そしてまさにメトロの名に相応しいのではないでしょうか。
さらに、この時計は自社製ムーブメントも搭載しています。5000ドル(約65万円)を切る価格設定は、ほかのメジャーブランドの数分の1の価格帯です。このように、この時計にはたくさんの魅力があるのです。
冒頭の動画では、僕が南カリフォルニアでこの時計を試着する様子をご覧いただけます。ぜひコメント欄でご意見をお聞かせくださいね。
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