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クイック解説
ロイヤル オークのダイバーズウォッチは今年で16周年を迎え、新たなリファレンスを発表した。新作として3つの新しいカラーリングで登場し、2005年に発売されたオフショア スクーバからロイヤル オーク オフショア ダイバーに移行して以来、このROOダイバー(ROODでもOK?)は、最大の進化を遂げたモデルといえる。2021年の新モデルは、より現代的なムーブメント、ツールなしでプッシュボタンによるストラップ交換、そして小さいながらもいくつかの注目すべきデザイン面の改良が加えられているのだ。
ファースト・インプレッション
まず話さなければならないのは、本機でもサイズの変化はなかったこと。新しいRef.15720STは、標準的なロイヤル オーク オフショア ダイバーの42mmサイズを踏襲しており、珍しい2つのリューズを備えたレイアウト、ディスプレイケースバック、300m防水、時刻・日付表示機能に特化した仕様となっている。
発売と同時に、カーキ、ブルー、グレーの3色が用意され、それぞれSSケースを採用。交換用に2本目のストラップが付属しているので、新しいクイックチェンジシステムをすぐに試すことが可能だ。ストラップをケースから着脱するためのこのシステムは、2本の短い中間ラグの裏側に完全に一体化している。ボタンを押すとストラップが外れる(上の写真)。
オーデマ ピゲは様々なストラップを提供することを計画しており、付属する2本のストラップの他に、この新しいシステムに適合した3種類のカーフスキンストラップを既に用意している。
内部には、オーデマ ピゲの最新Cal.4308を搭載。センターセコンド、日付表示、4Hzの振動数、60時間のパワーリザーブを備えた美しい仕上がりの自動巻きムーブメントだ。ロイヤル オーク オフショア ダイバーのケースバックからは、ブラック仕上げの22KPG製の巻き上げローターを見ることができる。
その他、主要なアップデートとしては、文字盤上の新しいマーカーとブランドのシグネチャーだ。従来のROO Diverでは、フルブランド名が配されていたが、“AP”ロゴ(純金製だ)へと置き換えられ、印象が変化した。
既に成功している優れたデザインを進化させた新モデル15720STは、ロイヤル オーク オフショア ダイバーのフォルムを繊細かつ思慮深く表現している。2010年に発表されたオリジナルの黒文字盤モデルは、僕にとって長年の夢の時計だったが、これらの新バージョンも同様に魅力的で、特にかわいいカラーバリエーション(僕はグレーが好きだ)やチェンジャブルストラップが刺さっている。
280万5000円(税込)とブティックに友人がいれば、この3つのうちのどれかを早ければ5月中に手に入れることができる。でも、お願いだから、もし手に入れたら、たまにそれを着けて僕に泳がせてくれると約束して。本当に。だって、せっかくのROODに失礼があってはいけないだろう?
Photographs : Atom Moore.
基本情報
ブランド: オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)
モデル名: ロイヤル オーク オフショア ダイバー(Royal Oak Offshore Diver )
型番: 15720ST
直径: 42mm
厚さ: 14.2mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: グレー、カーキ、ブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 300m
ストラップ/ブレスレット: クイックチェンジャブルストラップ(交換用ストラップ付き)
ムーブメント情報
キャリバー: 自動巻 Cal.4308
機能: 時、分、秒、日付
直径: 32mm
厚さ: 5.2mm
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 4Hz(2万8800振動/時)
石数: 32
価格 & 発売時期
価格: 280万5000円(税込)
発売: 5月発売予定
限定: 通常ライン
詳細は、オーデマ ピゲ公式サイトへ。
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