Business News: バーゼルワールド改め、アワーユニバースの日程が決定

アワーユニバースは、2021年4月8日から12日にスイスのバーゼルで、バーゼルワールドの跡地で開催される。新たなショーは、バーゼルワールドを主催していたMCHグループが所有。日程は「ジュネーブの時計イベントに合わせて」選択されたとMCHは言及している。ジュネーブの時計イベントとは、Watches & Wonders Geneva（旧SIHH）および、ロレックスや、パテックフィリップ、その他いくつかのスイスのトップラグジュアリーブランドが参加する関連の見本市のことだ。

　主催者によると新しいショーは、「広い意味での時計製造、ジュエリーと宝飾品コミュニティ全体のために、現代的なツールを提供し、グローバルで多様で相互に接続された世界を構築する」ことを目指している。

　アワーユニバースは、単なる見本市ではなく、年間を通して業界間の交流を促進するデジタルプラットフォームのコンポーネントを特徴としている。デジタルエコシステムでは、ブランドや組織がプラットフォーム上でライブストリーミング機能を使って情報やコンテンツ、カンファレンスを共有できるようになる。このプラットフォームは、ユーザーからのフィードバックをもとに成長・改善していくように設計されており、アワーユニバースのミッションの一部は、「見本市をデジタルでグローバルな空間に変え、年間を通しての活動」を促進することにある。

　5日間のショーは、じかに「非公式な交流とネットワーキングの促進」を目的としている。テーマ別のブレックファスト、開催時間後の祝賀イベント、アフターショーパーティー、オープニング＆クロージングパーティーが開催される。会場は、前回のバーゼルワールドと同じホール1。主催者によるとショーには、「オープンスペース、ポップアップストア、パビリオン、複数の体験ゾーン、ワークショップ、テーマ別展示会、コレクターのコーナーや販売エリア。業界の主要な課題や需要を反映するために、ブランドや出展者、新興企業や新技術のサプライヤーに利用可能なライブストリーミングのカンファレンスや討論会のプログラムとフォーラムが含まれている」という。

　より多くの価値を提供し、新しいプレーヤーの参加を促すために、より民主的な価格設定モデルが導入される。料金設定は、「ビジネス、規模、範囲、期待、特に競争力のある投資収益率、『ニーズに合った投資』を可能にするよう大幅に調整。同様に、出展者と来場者に提供される宿泊施設も、前例のない極めて競争力のある価格が保証されています」。

　新しいショーの包括的な性質は、ショーのキャッチフレーズである "It's We Time"にも表現されている。

　具体的なショー開催日の決定、そして、デジタルプラットフォームとショーの詳細は、2021年2月に公開される予定だ。それまでの間は、アワーユニバースで詳細のご確認を。

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同じオーナー、同じ場所で、新しい時計とジュエリーのショーが始まる。

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