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Introducing G-SHOCK フロッグマン GWF-A1000に追加された2021年新作

長過ぎるストラップ問題が頻出するダイバーズウォッチに、最適解が提案された。

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クイック解説

アナログ表示のフロッグマンは、昨年4月に初めて登場し、G-SHCOKラバーの間では賛否が巻き起こった。機能は正当進化を果たし、歴代最高のフロッグマンともいうべき仕上がりだったことは「Introducing G-SHOCK GWF-A1000 フロッグマン 初のアナログモデル 2020年新作 歴代モデルも紹介」の記事にて改めて確認いただきたいが、それから1年を待たずにさらなるエステティックチェンジが施された。

 この2本に共通する特徴は、コンポジットバンド化されたところである。GWF-A1000Cはファインレジンパーツを、より高品位なGWF-A1000XCはカーボン強化樹脂を中ゴマにそれぞれ採用し、強度を軽量性とを実現している。G-SHOCKでもはや定番となりつつある、カーボンモノコックケースは引き続き採用されており、吸水率が低く加水分解を起こしにくい特性により、フロッグマンにとても適した素材といえる。

ファースト・インプレッション

 フロッグマンは、これまで頻繁にアップデートが施されるモデルではない印象だったが、ここのところG-SHOCKの最新技術が優先的に投入されている気がする。それは、「海」を司るG-SHOCKとして高品質化を進めているのは以前述べたとおりだが、フロッグマンをアナログ表示モデルとして地位を高めていくという、カシオサイドの意図が強まっていると感じる。

 腕時計においてアナログ表示というのはいわば王道であり、ダイバーズウォッチやパイロットウォッチの分野において、歴史的に圧倒的なレガシーをもつスイス勢に対し、最新技術を惜しげなく用いて挑もうとするG-SHOCKの姿勢は理解できる。その意味で、今回のコンポジットバンドの搭載により、そもそも大きなフロッグマンと短く調整することは難しかったバンドのサイズ問題に切り込んだ積極性にはとても好感がもてるのだ。

 G-SHOCKは、次々に新機軸を打ち出す中でカシオークのような新たなアイコンが生まれることもある。ただ、90年代にこの時計に熱狂した僕としてはやはりフロッグマンのような時計が進化を続けるのは、とても嬉しい気持ちになる。

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基本情報

ブランド: G-SHOCK
モデル名: フロッグマン GWF-A1000
型番:GWF-A1000XC、GWF-A1000C

直径: 56.7x53.3mm
厚さ: 19.7mm
ケース素材: カーボンモノコックケース(カーボン繊維入りの強化樹脂)
文字盤色: ブラック、ブルー
インデックス: バー
夜光: あり、LEDライト(ホワイト)
防水性能: 200m(ISO準拠)
ストラップ/ブレスレット:コンポジットバンド


ムーブメント情報

キャリバー: タフソーラー(ソーラー充電システム)、マルチバンド6搭載、Bluetoothによるモバイルリンク機能
機構: 時、分、秒、ワールドタイム、ストップウォッチ、タイドグラフ
パワーリザーブ: 約5ヵ月(フル充電からソーラー発電なしの状態)
追加情報:針位置自動補正機能搭載、最大30本のダイビングログ取得可能、デュアルタイム(27タイムゾーン、サマータイム自動設定機能付き、ホームタイムの時刻入替機能付き)、ストップウオッチ(1秒~24時間)、タイマー(1分~24時間)
追加情報: 潜水時間計測(最大2時間、1秒単位で計測可能)、水面休息時間表示(最大24時間)ダイビングログ取得


価格 & 発売時期

価格: GWF-A1000XC 17万500円、GWF-A1000C 13万2000円(全て税込)
発売時期: GWF-A1000XC、GWF-A1000C 5月発売
限定:なし、通常ライン。

詳細は、G-SHOCK公式サイトへ。