ADVERTISEMENT
2週間前、私はジュネーブからヌーシャテルへ向かう列車に乗っていた。短い乗り換えを経てラ・ショー・ド・フォンに到着すると、ちょうどホテル・ド・ヴィルでの夕食の時間だった。2024年のホイヤーコレクターズサミットの幕開けである。
世界中の熱狂的なヴィンテージホイヤーコレクター約30名がブランドの招待を受け、チームとの対面や製造施設の見学、タグ・ホイヤーミュージアムのアーカイブを探る特別な機会に参加した。長年HODINKEEを愛読している方なら、出席者の名前にモーガン・キング(Morgan King)氏、ジェフ・スタイン(Jeff Stein)氏、ジョージ・バンフォード(George Bamford)氏、エリック・ウィンド(Eric Wind)氏といったおなじみの顔ぶれが目に留まるだろう。また長年ホイヤーを愛しているなら、アベル・コート、ニコラス・ゲートハウス、ポール・モーズリーといった名前にもピンとくるはずだ。タグ・ホイヤーのヘリテージ・ディレクターであるニコラス・ビーブイック(Nicholas Biebuyck)氏が主催を務め、初日の夕食ではブランドに新たに就任したCEOアントワーヌ・パン(Antoine Pin)氏の隣に座った。
出席者も素晴らしかったが、それ以上に注目すべきは時計だった。それでは本題に入ろう。
タグ・ホイヤー × ザ・レイク&レボリューション “ブルー・ドリーマー”カレラと1970年代製オータヴィア Ref.1158CHN。
タグ・ホイヤー カレラ 60周年記念モデルと1960年代製のカレラ Ref.2447NST。
1970年代製カレラ Ref.73653S。
タグ・ホイヤー新CEOのアントワーヌ・パン氏。
翌日、タグ・ホイヤー本社でスピーチを行うニコラス・ビーブイック氏。
1960年代製カレラ Ref.2447NST。
1970年代製スキッパー Ref.1564。
1969年製のモナコ Ref.1133、“テストダイヤル”。
その所有者であり唯一無二の存在、モーガン・キング氏。
1960年代製スキッパー Ref.7754。
1960年代製のオータヴィア“オール・ルーム・リント”、Ref. 2446H。
1969年製オータヴィア“クロノマチック”、別名“シフェール”。Ref.1163T。
1970年代製のカレラ Ref.7753(ベルギー空軍向け仕様)、オータヴィア Ref.3646H “ビッグアイ”、そして1960年代製スキッパー Ref.7754。
サミットの主役とされた、シャムロック・オイル&ガスのロゴが入った史上初のカレラ Ref.3647T。
シャムロックの技術部長だったポール・コップ(Paul Copp)については、現時点でそれ以上の情報は分かっていない。
1970年代製のモナコ Ref.1133Bを着用するタグ・ホイヤーのリードデザイナー、ジュリアン・デルカンブル(Julien Delcambre)氏。
デルカンブル氏がもう一方の腕につけていたのは、Only Watchに出品されたタグ・ホイヤー スプリットセコンド クロノグラフ。
タグ・ホイヤーミュージアムに足を踏み入れると、1960年代製カレラ Ref.3647S(カー・アンド・ドライバーロゴ入り)が展示されていた。
マルチスケールクロノグラフ、1940年代製。
1970年代製のオータヴィア Ref.3646、インディアナポリス・モーター・スピードウェイロゴ入り。
フリーガークロノグラフ、1940年代製。
1970年代製のオータヴィア Ref.7863C、エアログラフィックロゴ入り。
1970年代製カレラ Ref.1158CHN(ジャック・ホイヤーからフェラーリF1ドライバーのロニー・ピーターソンへ贈呈されたもの)。
1960年代製のカレラ Ref. 3147N “ダト”、シェルビー・コブラロゴ入り。
カレラ Ref.3647N(MGロゴ入り)、1960年代製。
1970年代の製ホイヤー マレオグラフ Ref.2446C。
ブンデスヴェーア・シュテルンツァイト・レギュリエート Ref.1551SZ、1970年代製。
1990年代に、アイルトン・セナ(Ayrton Senna)のために特別に製作されたプロトタイプのタグ・ホイヤー 6000。
1997年製タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ。
1970年代製ホイヤー ローイングストップ腕時計。
1950年代製のエルビューとオータヴィア、ダッシュボードタイマーセット。
1930年代製クロノグラフ、タキメーター付き懐中時計。
1940年代製のタキメーター付きストップウォッチ。
1960年代製のヨッティングタイマーストップウォッチ。
スキー・ノーティークストップウォッチ、1970年代製。
1970年代製のTVフィルム・マスター ストップウォッチ。
タグ・ホイヤー・ヘリテージ部門のアーカイブの裏側。
アーカイブに保存されている1970年代製“ブラック”モナコのうちの1本(Ref. 74033N)。
マレオグラフ Ref.2444、1950年代製。
1960年代製オータヴィア“ビッグアイ”、Ref.2446Hと1960年代製オータヴィア“ビッグアイ”、Ref.3646M。
1960年代製モーターエイジロゴ入りオータヴィア Ref.3646のペア。
モーターエイジロゴ入りのオータヴィア Ref.3646、1960年代製。
1960年代製オータヴィア “スクリューバック”GMT、Ref.2446のペア。
スキッパー Ref.7754のトリオ。
インディアナポリス・モーター・スピードウェイロゴ入りのカレラ Ref.3147S、1960年代製。
1960年代製のカレラがぎっしり詰まった引き出し。
1960年代製、オービス ソルナグラフ Ref.2446C。
1950年代製のソルナが並んだ1列。
1960年代製のマスタータイムと、セブリングのダッシュボードタイマーセット(フェラーリ用)。
さすがタグ・ホイヤーのヘリテージ部門だ。
タグ・ホイヤー プロフェッショナルズ、1990年代製。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で着用された、1990年代製のタグ・ホイヤー 1000と夜光ダイヤル仕様の1000。
タグ・ホイヤー リミテッドエディション カレラ スキッパー for HODINKEEが!
1930年代製のブレゲ数字とエナメルダイヤルを備えたクロノグラフ。
そのムーブメントはヒンジ式ケースバックの下に収められている。
ホイヤー モナコ Ref.1533G、1970年代製。
本社訪問の締めくくりはお約束の集合写真。
舞台裏の一場面。
舞台裏その2。
フェアウェルディナーでは、iPhoneのフラッシュライトで2本のスキッパー(Ref. 7754)を鑑賞した。
現在知られている、唯一のシャムロック・オイル&ガスロゴ入りカレラ Ref.3647T。
ブランドのアーカイブに保管されている1970年代製“ブラック”モナコ(Ref. 74033N)のうちの1本。
1960年代製のカレラ Ref.2447S、“ヨッティング”。
オートウィークロゴが入った1960年代製のカレラ Ref.2447Sと、シャムロック・カレラ Ref.3647S。
話題の記事
Hands-On ロンジン レジェンドダイバーに夏仕様のホワイトダイヤルが新登場
Business News 2025年5月のスイス時計輸出が急減、4月の関税駆け込み需要の反動
Introducing ミステリーダイヤルのQ タイメックス リイシュー 1975 エニグマに新色が登場(編集部撮り下ろし)