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我々が知っていること
ブライトリングのCal.B19が昨年デビューした際、それはローズゴールド製の限定トリオモデルとして発表された。自動巻きのパーペチュアルカレンダークロノグラフを開発するのは容易なことではなく、ブランドがわずか420本の限定にとどめるとは考えにくかった。そして今回、ブライトリングはナビタイマー B19 クロノグラフ43 パーペチュアルカレンダーをステンレススティールで発表する。貴金属モデルよりも手ごろな価格であることに加え、限定モデルではない点もポイントだ。
アイスブルーのサンバーストダイヤルを特徴とする新しい41mm×14.94mmのSS製ブライトリング ナビタイマーQPクロノグラフはCal.B19を搭載し、30m防水性能を備えている。この自動巻きパーペチュアルカレンダームーブメントは約96時間のパワーリザーブを誇り、コラムホイール式クロノグラフを採用。振動数は2万8800振動/時で、ケースサイドに組み込まれたプッシュボタンでパーペチュアルカレンダーの調整が可能となっている。また本モデルはCOSC認定も受けている。
この新しい非限定モデルは、ブラックのアリゲーターレザーストラップ(SS製フォールディングバックル付き)で475万2000円(税込)、または7万7000円の追加で、7連SS製ブレスレット仕様も選ぶことができる。
我々の考え
オリジナルのリミテッドモデル発表にはあまり注目していなかった。なぜなら、それらは限定かつ高価なモデルだったからだ。貴金属ケースの時計であればそれも納得できる。しかし今回のSSモデルには興味をそそられた。
サイズは依然としてやや厚めではある(ブライトリングは慎重に設計し、厚さを15mm未満に抑えているが、それでも反射的に敬遠する人もいるだろう)。また475万2000円(税込)という価格は決して安いとは言えない。しかし、パーペチュアルカレンダー クロノグラフとしては比較的手の届きやすい価格帯に入る。実際に、現在生産されているモデルのなかでほかに思い当たるのは、2022年に発表されたハブリング² クロノ フェリックス パーペチュアルくらいで、その発売時の価格は2万5000ドル(日本円で約370万円)弱だった。アイスブルーのダイヤルも美しく、全体として非常に魅力的なモデルに仕上がっている。これはぜひ実物をチェックしに行きたいと思った。
基本情報
ブランド: ブライトリング(Breitling)
モデル名: ナビタイマー B19 クロノグラフ43 パーペチュアルカレンダー(Navitimer B19 Chronograph 43 Perpetual Calendar)
型番: PB1920251C1A1(ストラップ)/PB1920251C1P1(ブレスレット)
直径: 41mm
厚さ: 14.94mm
ケース素材: ステンレススティール(プラチナ製ベゼル)
文字盤: サンバーストアイスブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ(インデックス、時・分針)
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: SS製7連ブレスレット(バタフライクラスプ付き)またはブラックアリゲーターレザーストラップ(SS製フォールディングバックル付き)
ムーブメント情報
キャリバー: ブライトリング マニュファクチュール B19
機能: 時・分表示、スモールセコンド、日付・曜日・月・うるう年表示、永久カレンダー、コラムホイール式クロノグラフ、ムーンフェイズ
直径: 30mm
厚さ: 8.53mm
パワーリザーブ: 約96時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 39
クロノメーター: あり
価格 & 発売時期
価格: ストラップ仕様は475万2000円、ブレスレット仕様は482万9000円(ともに税込)
発売時期: 発売中
限定: なし
詳しくはこちらをご覧ください。
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