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我々が知っていること
昨年、ブライトリングはアベンジャーコレクションをリニューアルし、オリジナルよりもややコンパクトで洗練されたデザインにした。同コレクションにはセラミック製のクロノグラフ 45 ナイト ミッションもラインナップされた。そして今回ブライトリングは、アメリカ海軍に敬意を表した3本のクロノグラフを新たに投入した。
昨年のナイト ミッション アベンジャーと同様に、このトリオも44mm(厚さ15.2mm、ラグからラグまで53mm)のブラックセラミック製ケースを採用。ブライトリングの自社製Cal.B01 クロノグラフで駆動する。これはCOSC認定のコラムホイール式垂直クラッチムーブメントであり、パワーリザーブは約70時間を誇る。この自社製ムーブメントはアベンジャー クロノグラフにとって技術的な飛躍を示す。依然として大振りなモデルでありすべての人に合うわけではないが、それこそブライトリングに期待される、むしろ求められる特徴である。ほかのコレクションにはコンパクトなモデルもあるなかで、アベンジャーはその本来の目的に忠実であり続ける。
この新しいトリオは米海軍士官学校およびその精鋭飛行隊である“ダストデビルズ”、“ブラッドハウンズ”との軍事的な結びつきによって特徴づけられている。またそれぞれのロゴが9時位置のインダイヤルに配されるほか、サファイア製シースルーバックの周りにもいくつか刻印が施されている。
もちろんスペシャルエディションは特別な価格を意味する。これらの価格は130万9000円(税込)であり、通常のナイト ミッションモデルよりも4万4000円高い。
我々の考え
数週間前に17本のヴィンテージブライトリングコレクションについて書いたとき、34mmの小さな金無垢プレミエクロノグラフがそのなかで一番気に入っていると述べた。だからミリタリーやアビエーションに特化した44mmのセラミッククロノグラフは私には合わない。それでもブライトリングの航空と軍事の歴史に特化した130万円のクロノグラフは、特定の層に訴求するニッチな魅力があると感じる。
海軍との結びつきは問題ないが、9時位置のロゴは少し統一感がなくて目立ちすぎる気がする。かつての軍用時計は、その目的をさりげなく示していたのが特徴だった。たとえば裏蓋の刻印だけでも十分だったかもしれない。しかしロゴを除けば、この新しいアベンジャーのカラー、ストラップ、セラミックの組み合わせはクールで謎めいた印象を与える。
それ以外にもリニューアルされたアベンジャーが気に入っているし、セラミック製の“ナイト ミッション”は最も成功したモデルと言えるだろう。20年前のブライトリングと現代のブライトリングのあいだに位置し、ブランドに忠実な感じがするのだ。
基本情報
ブランド: ブライトリング(Breitling)
モデル名: アベンジャー B01 クロノグラフ 44 ナイト ミッション(Avenger B01 Chronograph 44 Night Mission)
型番: SB01474A1C1X1(ネイビー アカデミー)、SB01472A1B1X1(USN ブラッドハウンズ)、SB01473A1B1X1(USN ダスト デビルズ)
直径: 44mm
厚さ: 15.2mm
ラグからラグまで: 53mm
ケース素材: ブラックセラミック
文字盤: ブラックまたはブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 300m
ストラップ/ブレスレット: カーフスキン、チタン製フォールディングクラスプ
ムーブメント情報
キャリバー: ブライトリング01(マニュファクチュール)
機能: 時・分・スモールセコンド、日付表示、クロノグラフ(30分計、12時間計)
直径: 30mm
厚さ: 7.2mm
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 45
クロノメーター: あり
追加情報: コラムホイール、垂直クラッチ式
価格 & 発売時期
価格: 130万9000円(税込)
限定: なし
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HODINKEEはブライトリングの正規販売店です。詳しくは、ブライトリングの公式ウェブサイトでアベンジャーコレクションをご覧ください。
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