Introducing タグ・ホイヤー×Time+Tideによるアクアレーサー ソーラーグラフ “サンダウナー”

　2023年にリリースされたアクアレーサー ソーラーグラフは、その価格とシンプルで堅実なスペックが主な魅力だった。今回の新作もその流れを汲んでいる。40mm径、厚さ11mmのグレード2サンドブラスト仕上げのチタン製ケースに、200mの防水性能を備え、逆回転防止ベゼルやねじ込み式リューズを装備。内部にはCal.TH50-00 ソーラークォーツムーブメントを搭載し、一見すると不透明に見える文字盤をとおして光を取り込み、長期間の高精度を可能にしている。この高級感のあるパッケージに、オーストラリアのアウトバック（荒野）に着想を得たRGのアクセントが加わり、さらにプレミアムな仕上がりとなった。

　Time+Tideのロゴに加え、RGのアクセントが随所に施され、時計全体に温かみを感じさせるデザインとなっている（ただし、アウトバックのように危険で過酷というほどではない）。また、最も暑い地域や暑い日中に適した実用性を備えたこの時計には、RGトーンのグレード2サンドブラスト仕上げチタン製ピンバックルとキーパーが付いたテキスタイル製NATOストラップが装備されている。タグ・ホイヤー　アクアレーサー ソーラーグラフ × Time+Tide “サンダウナー”は世界限定250本の販売で、価格は3050ドル（日本円で約47万円）。11月18日午後9時（中央ヨーロッパ時間）より、オーストラリアおよびニュージーランドのタグ・ホイヤーブティック、ならびにタグ・ホイヤーおよびTime+Tideの公式ウェブサイトで購入が可能だ。

　私にはひとつの仮説がある。それは、時計に関心のある狭い世界を超えて、一般の人々のあいだでアクアレーサーがかつてサブマリーナーが担っていたような存在になっているのではないかということだ。堅実でつけやすく、少し贅沢をしたい一般の人々にも手が届く価格帯で、スポーティでありながらも汎用性の高いデザインという、クラシックなダイバーズウォッチが得意とする要素を見事にカバーしている。ソーラーグラフは、ソーラームーブメントを搭載した手間がかからず楽しいリリースだった。そして今回のモデルでは、確かにチタンブレスレットは付属しないものの、この仕上がりを見るとそんなことは気にならない。見た目が素晴らしいだけでなく、私をジェームズ・ステイシーJr.と呼んでくれても構わないくらい、NATOストラップでしかつけたくないと思うほどだ（ジェームズはこのスタイルが大好きだ）。

ブランド: タグ・ホイヤー（TAG Heuer）
モデル名: アクアレーサー ソーラーグラフ “サンダウナー”（Aquaracer Solargraph Sundowner）
型番: WBP1181.FN8024

直径: 40mm
厚さ: 11.5mm
ケース素材: グレード2サンドブラスト
文字盤: アンスラサイトのサンレイブラッシュ仕上げ
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: テキスタイル製NATOストラップ、グレード2サンドブラスト仕上げのチタン製ピンバックルとキーパー、ローズゴールドトーンのタグ・ホイヤーシールド

キャリバー: TH50-00
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示
駆動方式: ソーラークォーツ

価格: 3050ドル（日本円で約47万円）
発売時期: 11月18日午後9時（中央ヨーロッパ時間）より、オーストラリアとニュージーランドのタグ・ホイヤーブティック、TAGHeuer.com、オーストラリアとイギリスのTime+Tideのスタジオとウェブサイトにて販売
限定: あり、世界限定250本

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