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Introducing ロンジン スピリット 完全新作のパイロットウォッチコレクション

翼のついた砂時計をロゴにもつロンジンから、空をテーマにした最新コレクションが登場!

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クイック解説

 スイスの山間にある小さな村・サンティミエの時計工房から1832年に創業したロンジンから全く新しいパイロットウォッチコレクションが発表されました。馴染みの無い方もいらっしゃるかもしれませんが、実はロンジンは航空世界との強いつながりを持ったブランドです。最も有名なのは、アメリカの飛行家チャールズ・リンドバーグでしょう。彼は1927年に大西洋単独無着陸飛行を成し遂げましたが、その後、ロンジンとの協力によってアワーアングル ウォッチを開発しています。ロンジンの計器と行動を共にした探検家やパイロットはリンドバーグだけではありません。

アメリアイアハートポール=エミールヴィクトールエリノアスミスハワードヒューズに代表される、空・陸・海の先駆者たちは、計測機器としてロンジンの時計を備え、探検に赴いていました。

– ロンジン公式サイト

 今回発表された新しいロンジン スピリットは、大空の先駆者と彼らが使用した数々の計器に敬意を表するコレクションです。本コレクションには、3針モデルとクロノグラフモデルがあり、どちらもパイロットウォッチに分類され、基本的なデザインコードは共通。パイロットウォッチに求められる堅牢なケース、操作性の良い大ぶりのリューズ、視認性の高い針を有する夜光の載った文字盤、そして忘れてはならない精度といった要素をしっかりともち合わせています。どちらもケース素材はステンレススティール製です。

 ロンジン スピリットは両モデルともクラシカルなケース形状で、3針はケース径40mmでクロノグラフは42mmとなります。どちらも文字盤は、マットブラック、グレイン加工されたシルバー、サンレイブルーのダイヤルの3色が提供され、視認性の高いアラビア数字のインデックスが特徴的です。文字盤上にはもう1つ共通する意匠が見られます。それは、3針モデルは6時位置にクロノグラフモデルはロゴの真下に配されている5つの星です。これはかつてロンジンが搭載キャリバーのクオリティを星の数で表示した習慣に倣ったもの。5つ星は最高評価を表しているのです。

 ムーブメントは、3針モデルはETAベースの最新自動巻きキャリバーL888.4を採用。シリコン製ヒゲゼンマイを搭載しており、振動数はやや低めの2万5200振動/時です。ロンジンは、これに最新の香箱を組み合わせることで64時間ものパワーリザーブを実現しました。本ムーブメントは、COSC認定も受けています。そして、クロノグラフモデルには、ロンジン独自のコラムホイール搭載クロノグラフムーブメントを採用。3針モデル同様こちらもETAベースですが、ロンジンに独占使用権があるキャリバーとなっています。振動数は2万8800振動/時で、パワーリザーブは60時間。どちらのムーブメントもCOSC認定がされており、その精度も保証されています。

 価格は、3針モデルが24万8000円、クロノグラフモデルは36万8000円です(全て税抜価格)。また、3針モデルのみ、インターチェンジャブルシステム搭載のステンレスブレスレット、レザーストラップ、レザー製NATOストラップの3本が付属する「プレミアムモデル」も準備されており、価格は32万9000円(税抜)です。

ファーストインプレッション

 ロンジンは、近年最も人気が上がっているブランドの1つです。特に同社の歴史に残る原点となる数多くのモデルのデザインをオマージュし製作されるヘリテージコレクションは愛好家を中心に支持を集めています。新作のロンジン スピリットを見てみるとヴィンテージ風のスタイリングがヘリテージコレクションを思わせますが、復刻デザインではありません。本コレクションは、同社のこれまでの歴史的な要素を現代の時計製造技術とパイロットウォッチの伝統的なデザインコードをかけ合わせることで誕生したものなのです。

 ディテールを掘り下げると、ケースやブレスレットデザインの統一感や視認性が高く夜光の載ったバトン針とアラビア数字インデックスなどパイロットウォッチとしての魅力をしっかりと詰め込んだモデルになっています。ただおそらく賛否両論が生まれるだろうと感じたのは、文字盤上にある5つの星。個人的には無い方が好みです。特にクロノグラフモデルでは文字盤上の要素が既に多いため、ロゴ周辺が混雑したように見えてしまうからです。もちろん歴史的な意味合いがあり、これもロンジン スピリットの個性の1つでもあるわけですが。

 これらの時計は、20万円台から30万円台のパイロットウォッチとして、非常に魅力的なモデルです。驚いたのは、レザーストラップモデルでもブレスレットモデルでも価格が変わらないという点です。好みにもよりますが、もし買うのであれば僕個人としてはブレスレットモデルを購入して、後から好みのレザーストラップやNATOストラップに変えるのが良いと思います。もし3針一択という方であれば、プレミアムモデルも非常に魅力的ですね。この価格帯のパイロットウォッチを探していた人には、とてもおすすめのモデルです。

 大空の先駆者たちに捧げたこの新しいロンジン スピリットは、ロンジンがパイロットウォッチ市場を開拓する上で心強いコレクションとなることは間違いないでしょう。

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基本情報

ロンジン スピリット(3針モデル)

型番: L3.810
 直径: 40mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: マットブラック、グレイン仕上げのシルバー、サンレイブルー
インデックス: アラビア数字
夜光: あり、針とインデックス
防水性能: 10気圧(100m)
ストラップ/ブレスレット: ステンレスブレスレット、またはレザーストラップ

ロンジン スピリット(クロノグラフモデル)

型番: L3.820
 直径: 42mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: マットブラック、グレイン仕上げのシルバー、サンレイブルー
インデックス:  アラビア数字
夜光: あり、針とインデックス
防水性能: 10気圧(100m)
ストラップ/ブレスレット: ステンレスブレスレット、またはレザーストラップ


ムーブメント情報

ロンジン スピリット 3針モデル

キャリバー: L.888.4
機能: 時、分、秒、日付
パワーリザーブ: 64時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万5200振動/時
石数: 21石
クロノメーター認定: COSC認定

ロンジン スピリット クロノグラフモデル

キャリバー: L.688.4
機能: 時、分、秒、クロノグラフ(60分積算計、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計)、日付
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
クロノメーター認定: COSC認定


価格・発売時期

ロンジン スピリット 3針モデル

価格:  24万8000円(税抜)
販売時期:  9月発売予定
限定: なし
追加情報: インターチェンジャブルシステムを搭載したステンレスブレスレット、レザーストラップ、レザー製NATOストラップの3本が付属するプレミアムモデルは、32万9000円(税抜)

ロンジン スピリット クロノグラフモデル

価格: 36万8000円(税抜)
販売時期: 9月発売予定
限定: なし

詳細は、ロンジン公式サイトをご覧ください。