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Introducing オリエントスター ダイバー1964 2ndエディションにチタンバージョンが仲間入り

オリエントスターのチタンダイバーズを待ち望んでいた人も多いんじゃないかと思う。


クイック解説

オリエントスターから続々と新作情報が届いている。今回の記事では、M42コレクションに新しく投入された、M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタンを紹介しよう。同じ日にリリースされたM34 F7セミスケルトンはこちらからどうぞ。

オリエントスター M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタン

 オリエントスターが展開するMコレクションは、M45、M34、M42の3つのラインで構築された旗艦コレクションだ。M45は伸びやかな形状のラグ、ローマインデックス、リーフ針を搭載したラインで、M34はシャープで力強いラグ、12時位置のローマインデックス、ストレート針を特長とするシリーズで展開している。そしてM42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタンが属するM42は、ダイバーズウォッチがラインナップされている(さらにすべてのMコレクションは、ブランドの象徴とも言えるパワーリザーブインジケーターを採用している)。

 本機は1964年に発表された、“カレンダーオートオリエント”のデザイン要素を再解釈したものだ。当時、ダイバーズウォッチについて明確な基準はなかったものの、カレンダーオートオリエントは60年代としては珍しい回転ベゼルと、40mの防水性を確保していた。

 新作はそんなカレンダーオートオリエントをほうふつとさせるディテールが満載だ。下の写真にある2モデルを比べてみるとわかりやすい。針の形状、インデックスの種類、ラグのフォルムは踏襲しつつ、ベゼルの目盛りを1分ずつ設けたり、デイトがある3時位置まで夜光を配したりなど、細かいながらもしっかりと改良を加えている。

1964  カレンダーオートオリエント

1964年に登場したカレンダーオートオリエント。

オリエントスター M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタン

新しく登場したM42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタン。

 使用素材もグレードアップしている。本機最大の特徴がケース&ブレスに使われたチタンだ。同素材は一般的な時計に使用されるステンレススティールより軽量なので、より快適につけられる。プレスリリースによると軽さのみならず、表面の硬化処理によってチタンの耐摩耗性も強化しており、過酷なシーンにも耐えうる強度を実現しているそうだ。また逆回転防止ベゼルには、耐食性が高いアルマイトリングをインサートしている。

 SSモデルと異なり、チタン特有のグレーの色味をサテン仕上げで統一しているのもポイントだ。ダイヤルや回転ベゼルもマットなグレーを取り入れ、さらに針は艶消ししてサテン加工を施している。まだプレス写真でしか見れていないが、SSとはまた異なる雰囲気を放つのだろう。

 国際標準化機構が定めたダイバーズウォッチの基準であるISO 6425に準拠した200m潜水用防水を確保、パワーリザーブは約50時間、日差+25秒~-15秒の精度で時を刻むなど、スペック面では申し分ない。価格は17万6000円(税込)で、10月26日に発売。現在予約受付中のため、気になる方はオリエントスターの公式ECショップをのぞいてみて欲しい。

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ファースト・インプレッション

このモデルに見覚えがあるという人は多いだろう。それもそのはずで、オリエントスターの誕生70周年を記念した2021年に、ダイバー1964 1st エディションが初登場し、翌年には今回の新作と同じカレンダーオートオリエントをベースモデルに、本格ダイバーズウォッチへとスペックアップさせたダイバー1964 2nd エディションが出ているからだ。

オリエントスター ダイバー1964 2ndエディション 歴史の再発見に裏打ちされた魅惑のリバイバル 第2章

より詳しいHands-On記事はこちらから。

 本機が22年のダイバー1964 2nd エディションと違うところを挙げるとすれば、ケース&ブレスの素材と、厚みが0.2mm薄くなったこと、6時位置にTITANIUMという文字が1行追加されている点だろうか。既存も新作も生産量は限定していないため、SSかチタンか、より好みなほうのダイバーズが選べるといった感じだ。

 オリエントスターに限った話ではないが、既存モデルをチタンバージョンで出してくれるブランドの取り組みは素晴らしいと思っている。一定の層に、ダイバーズなどのツールウォッチをチタンで求める人たちがいるからだ。実際、既存のSSモデルの175gに対して、新しいチタンモデルは113gと、約35%も軽量に作られている。

 私もなるべくなら、1日中腕に乗せる時計は、つけているようでつけていないような感覚を与えてくれる軽量なものを選びたい。細腕の私は、腕時計が150gを超えると重いなと感じてしまうのだが、オリエントスターの新作は113gとだいぶ軽量になったため、SSとチタン両方手に取って、どれだけ軽くなったのか実際に確かめてみたい。


基本情報
オリエントスター M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタン

ブランド: オリエントスター(Orient Star)
モデル名: M42 ダイバー1964 2nd エディション F6 デイト 200m チタン(Diver 1964 2nd Edition F6 Date 200m Titanium)
型番: RK-AU0701B

直径: 41mm
厚さ: 14.3mm
ラグからラグまで: 49.6mm
ケース素材: チタン(プロテクトコーティング)
文字盤: ブラック
インデックス: ドット
夜光: ルミナスライト
防水性能: 200m潜水用防水(ISO 6425規格準拠)
ストラップ/ブレスレット: チタン(プロテクトコーティング)ブレスレット、プッシュダブルロック三つ折式クラスプ(ダイバーエクステンション構造)


ムーブメント情報

キャリバー: F6N47
機能: 時・分・センターセコンド、日付表示、パワーリザーブインジケーター
パワーリザーブ: 約50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 22


価格 & 発売時期

価格: 17万6000円(税込)
発売時期: 2023年10月26日発売予定(現在予約受付中)
限定: なし

詳細はこちらから。