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レイカーズのフォワードでスペースジャムの俳優も務めたレブロン・ジェームズ(LeBron James)選手が、先日ロサンゼルスでの試合でステップバックのジャンプシュートを決めて、NBAの歴代得点王になった。
第3クォーターの残り数秒でこのシュートを打った一瞬、すべての時が止まった。記録が誕生するとアリーナ中にMVPコールが鳴り響き、家族と、そして元記録保持者であるカリーム・アブドゥル・ジャバー(Kareem Abdul-Jabbar)氏がセンターコート上に駆けつけて、トーチを渡すセレモニーが行われた。
記録更新を果たしたレブロン・ジェームズ選手をセンターコートで出迎える、“キャプテン”ことカリーム・アブドゥル・ジャバー氏と、NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏。Image courtesy of Getty
バスケットボール中毒者で、時計マニアでもある私はこの試合を観戦していた。どうやらジェームズは、時計を身につけずにアリーナに参戦していたようだ。しかし、3万8390点目を達成したその試合後の記者会見に登場したキング・ジェームズは、黒を基調としたスタイリングに合わせ、オーデマ ピゲのロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワークのブラックセラミックモデルとおぼしき時計を身につけていた。
時計は袖に隠れていて遠目にはわかりにくかったのだが、だからこそどんな時計をつけていたのか、興味が尽きない。
歴史的な一夜を終え、表彰台でブラックセラミックのROを手にするレブロン選手。Image courtesy of Getty
かつてAPのアンバサダーとして、ジェームズの名前を冠した限定モデルを発売したことがあるなど、彼とブランドには親交があった。ただし、いまではコーラルダイアルのロレックス OP(オイスター パーペチュアル)をはじめとしたさまざまな時計をつけられる、時計のフリーエージェントである。そしてこのブラックセラミックは、NBAの得点記録を更新し、再び記録を破るそのときに、また身につけるべき時計なのだろう。
2020年の年末に発表されたこの時計は、オーデマ ピゲがセラミックウォッチを一般人にはなじみのないレベル(一般人では到底手に入らないような数量、価格、そして発売体制)で製造するべく、さらなる進化を遂げたものである。
ブラックセラミックのAP ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク。
レブロン選手は過去に、フロステッドとステンレス両方のモデルを着用しているのが目撃されているほど、ダブル バランス ホイールがとてもお気に入りのようだ。そして今回はブラックセラミックモデルをつけていた。
とてつもない偉業には、それと同レベルの希少な時計がふさわしい。おめでとうレブロン、そして我々があなたと一緒に祝うのに意義のあるものを身につけてくれてありがとう。
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ダブル バランスホイール オープンワークの詳細については、オーデマ ピゲのウェブサイトをご覧ください。HODINKEE Shopでは、オーデマ ピゲの中古品を多数取り揃えています。
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