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Introducing ノモス グラスヒュッテ タンジェント ネオマティック 41 アップデイト ミッドナイトブルー 2021年新作(編集部撮りおろし)

名前は短く、甘く、そしてダイヤルはミッドナイトブルー。

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2018年に発売されたタンジェント ネオマティック 41 アップデートは、ノモスのムーブメントファミリーに、自社製のCal. DUW 6101という新しいキャリバーを加えた。このムーブメントの最大の魅力は、前進と後退(送りと戻し)の両方で機能する特別な日付表示機能だったが、それは今も変わらない。

 今週発表された新作のメトロ ネオマティック41 アップデイトに続き、タンジェント アップデートと名付けられたこのモデルは、ミッドナイトブルーのダイヤルを採用し、ムーブメントにはCal. DUW 6101を搭載している。

 既に存在している時計が、単に新しいダイヤルバリエーションを得ただけで、これ以上何を語ることができるだろうか? まあ、特にはないが、ミッドナイトブルーカラーがとてもかっこいいということだけは確かだ。光の加減によって、ダークネイビーからリッチで鮮やかなブルーへと変化する。

 ひとつ興味深いのは、デイトリングのインサートが印象的なネオングリーン(暗闇でも光る)になっていることだ。もちろん、ダークカラーのダイヤルを採用しているため、数字はライトグレーのような色になっており、ネオマティックの表記はタン/ブラウンのような色のままだ。なお、ブランドは新しいダイヤルを採用しているが、ホワイトシルバーメッキのダイヤルも継続して生産する。

 DUW 6101ムーブメントは直径が35.2mmあり、40.5mmのケースを採用している。ダイヤルの外側に数字を並べて表示するユニークな日付表示は、このムーブメント特有のものだ。日付のクイックセットは、リューズを一段引き出したポジションで行う。

 この時計の奇妙なディテールのひとつに、前述の光るデイトリングのインサートがある。これは一種の目新しさに過ぎない。ダイヤルの他の部分が発光していないことを考えると、暗闇ではほとんど役に立たないと言えるだろう。しかし、このような気まぐれなデザインは、ノモス がノモスである所以だ。単なる新色のダイヤルかもしれないが、それがこの時計を非常に良く見せていることは間違いない。

ノモス グラスヒュッテ タンジェント ネオマティック 41 アップデイト ミッドナイトブルー:40.5mmステンレススティールケース。50m防水。サファイアクリスタル。ブラックレザーストラップ。ミッドナイトブルーダイヤル。価格: 50万6000円(税込)。5月発売予定。ムーブメント: NOMOS Cal. DUW 6101、35.2mm×3.6mm、27石、パワーリザーブ42時間、自動巻き、クロノメーター規格に準拠。詳細はノモス グラスヒュッテ公式サイト

Photos: Kasia Milton