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Introducing リシャール・ミルは女性用のRM 07-01で成功を収め続ける

新しいRM 07-01 オートマティック カラーセラミックスは、美しさと高度な技術からなる、完璧なバランスを実現したメンフィスのエンブレムだ。

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我々が知っていること
リシャール・ミル RM 07-01

リシャール・ミルは、(1980年代のイタリアのアート・建築運動である)メンフィスにインスパイアされたカラーセラミックをまとうRM 07-01の新しいバリエーションを3本リリースし、夏を締めくくった。あるいは、もしあなたがリシャール・ミルのオーナーなら、これは年末にマスティク島やセントバーツといった優雅な富豪の人々が行く場所のトロピカルな冬のバカンスの気分を盛り上げるためのものだ。

 メンフィスはエットレ・ソットサス(Ettore Sottsass)によって設立された80年代のイタリアンデザインの流派だ。Instagramや、ハワードストリートにあるオープニングセレモニー(閉店)内に飾られたウルトラフラゴーラのセルフィーミラーのおかげで、ここ数年で熱烈な復活を遂げた。 グラフィックでカラフルで、ある意味いいかげんな感じのものだ。

 このRM 07-01ウォッチのカプセルコレクションにはパウダーブルー、ブラッシュピンク、ラベンダーというメンフィスらしい色が用意された。高性能のセラミックケースは生体適合性セラミックであるTZP(正方晶ジルコニア多結晶)で作られている。その性質は腐食耐性、擦傷防止(1400ビッカース)をもたらす硬度向上、サファイアよりも優れた靭性などである。ただ私は女性用腕時計に関しては、マニア的な技術仕様ほど好きなものはないと言っておく。喜んでくれ。

リシャール・ミル RM 07-01

 ケース形状は伝統的なリシャール・ミルトノーで、もちろん07-01用に少し細くなっている(正確には31.40×45.23mm)。セラミック製ベゼルとケースバックは、マイクロブラストされたホワイトゴールド製ケースバンドで固定。これもまたリシャール・ミルらしい。この土台には、新しい形は何もない。メンフィスデザインのポップな美学と、非常に手の込んだ手作業による仕上げを組み合わせて、しっかりと焦点を当てている。

 グレード5チタン製の地板とブリッジの上に固定されているのは、グレーPVD処理された5Nレッドゴールドのスケルトンダイヤルだ。メンフィスモチーフのエングレービングを施し、その周囲にはカラーセラミック、レーザーカットされたラバーのアップリケ、セッティングされたダイヤモンドの要素など、装飾的なディテールが施されている。

リシャール・ミル RM 07-01のダイヤル

 ギヨシェは対照的なダイヤル形状に採用される卓越された装飾技術であり、ジオメトリーをさらに強調し、テクスチャーの深みと光で遊びを与えてくれる。ダイヤルの溝を指でなぞりたくなるが、それはおすすめしない。幸いにも、そんな衝動に駆られる私のような人がこの2959万円(税込)の時計に触れて大惨事になるのを防ぐために、それはサファイアクリスタルで覆われている。

 RM 07-01 オートマティック カラーセラミックスはCal.CRMA2を搭載する。同キャリバーは時・分表示、可変慣性モーメントローターを完備したスケルトンの自動巻きムーブメントで、約50時間のパワーリザーブを確保している。

 それぞれの時計は非常にジューシーで、コントラストを強調したカラーストラップがついている。それはベタベタのピンクのリップグロスやルイ・ヴィトンのパテントのスピーディバッグ、そして2004年に私が身につけていた甘ったるい香水の匂いを思い出させる。2000年代を経由した1980年代のノスタルジア、それがこの時計のダイアグラムだ。

リシャール・ミル RM 07-01のストラップ

我々の考え

リシャール・ミルのクリエイティブ&デベロップメントディレクターであるセシル・グエナ(Cécile Guenat)氏は、時計デザインのパイオニアである。彼女の美学的アプローチは、私の心を完全にとらえた。グエナはクレイジーだが、すべてのセンスがいい。そして皆さん、センスとは主観的なもの(っぽいもの)であることを忘れないで欲しい。ボンボン(コレクション)からスマイリー、そして現在のメンフィスに至るまで、グエナの大胆かつ遊び心の効いたデザインのパレットは、素材性能と技術的な時計製造の完全性を保ちながら、すべて具現化している。彼女のモットーは女性を見下すことなく、時計について話すという、完全に現代的なものだ。そう、私はまだこのことをしつこく言っているが、現実は厳しいのだ!

 さて、リシャール・ミルはちょうど秋に間に合うように夏色のカプセルコレクションをリリースした。私はリシャール・ミルが決めたルールに従う。なぜなら、私は1年中カラフルで人生をあまり深刻に考えない主義者だから。私がリシャール・ミルを絶賛するのは、誰に言われたからでもなく私の夢の世界ではRM 07-01を身につけていたい。メットガラでジェレミー・ストロング(Jeremy Strong)が着用していた記憶もすべて消してしまいたい。妄想は人それぞれだ。

リシャール・ミル RM 07-01

基本情報

ブランド: リシャール・ミル(Richard Mille)
モデル名: RM 07-01 オートマティック カラーセラミックス(RM 07-01 Automatic Colored Ceramics)

直径: 31.4×45.66mm
厚さ: 11.85mm
ケース素材: TZPセラミック(パウダーブルー、ブラッシュピンク、ラベンダーの3種類)
文字盤: スケルトン
インデックス: ダイヤモンド
夜光: あり
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: ニス加工のカーフスキンストラップ

リシャール・ミル RM 07-01

ムーブメント情報

キャリバー: CRMA2
機能: 時・分
直径: 29.9×22mm
厚さ: 4.92mm
パワーリザーブ: 約50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 25
追加情報: 可変慣性モーメントローター


価格 & 発売時期

価格: 2959万円(税込)
発売時期: 2023年秋頃
限定: あり

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