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Introducing リシャール・ミル RM 72-01 ル・マン クラシックが登場

限定のフライバック クロノグラフモデルで、ル・マン 100周年を祝う。

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我々が知っていること

ル・マン 24時間レースは今年で100周年を迎えた。そして数週間前、世界最高峰の耐久レースが開催されたとき、僕たちは現地に赴いた。それは見事なレースだった。しかし、サルテサーキットで今月開催されるレースはこれだけではない。同サーキットでは2年に1度(今年は6月29日から7月2日まで)開催されるヴィンテージレーシングイベント、ル・マン クラシックの開催地でもあるのだ。そんなル・マン 100周年とル・マン クラシック第11回大会の両方を記念して、リシャール・ミルからRM 72-01 オートマティック フライバック クロノグラフの限定モデル、RM72-01 ル・マン クラシックが発売される。

リシャール・ミル RM72-01 ル・マン クラシック

 2002年にル・マン クラシックが始まって以来、リシャール・ミルは同イベントのパートナーを常に務めている。この週末には800台以上のヴィンテージレーシングカーがサーキットに集結するなど、イベントはフェスティバルに近いものへと規模を広げている。特別なプログラムをたくさん用意した一大イベントのため、近くまで来た際にはぜひこちらからカレンダーを確認してほしい。

 時計の話に移ろう。リシャール・ミルは、2008年からル・マン クラシック用にスペシャルモデルを製作している。今回発表されたRM 72-01 ル・マン クラシックは150本限定で、ホワイトとグリーンのクォーツTPT®ケースに、それにマッチした文字盤のアクセントの採用、ラバーストラップを組み合わせている。トノーケースのサイズは38.4mm(直径)×11.68mm(厚さ)×47.34mm(ラグからラグまで)で、機構的にはほかの72-01モデルと同様だ。

リシャール・ミル RM72-01 ル・マン クラシック

 つまりRM 72-01 ル・マン クラシックには、ブランド初となる自社製フライバッククロノグラフムーブメント、Cal.CRMC1が搭載されたということだ。これは24時間積算計クロノグラフ、ビッグデイト表示、クロノグラフの作動を示すファンクションインジケーターを備えた自動巻きの2万8800振動/時(4Hz)ムーブメントである。またチタン製の文字盤には、“LE MANS CLASSIC”と書かれたプレート(11時位置)を施し、レースのスタート時刻である午後4時にちなみ赤色で“16”を表すなど、本レースの開催にちなんだ装飾が随所に見られる。

 RM 72-01についてさらに詳しく知りたい人は、本モデルが最初に発表された2020年に、僕たちが書いたこのIn-Depth記事を読むことをおすすめする。72-01 ル・マン クラシックに関しては、150本限定ながら4873万円(税込)という驚くべき価格で販売される。


我々の考え

リシャール・ミルのキャッチフレーズは文字どおり、“a racing machine on the wrist,”(腕時計のF1)なので、彼らがル・マン クラシックとの継続的なつながりを祝うと同時に、過去100年にわたるル・マンの歴史を称えようとしていても不思議ではない。ロレックスが楽しみのすべてではないだろう?

リシャール・ミル RM72-01 ル・マン クラシック
リシャール・ミル RM72-01 ル・マン クラシックのシースルーバック
リシャール・ミル RM72-01 ル・マン クラシックの文字盤寄り

 すでに、非常に印象的で目が飛び出るほど高額な腕時計の特別バージョンを製造しており、これはリシャール・ミルが最も得意とするところだ。また4873万円(税込)のクロノグラフ(1億を超えるリシャール・ミルの価格帯からすると、実質的にはミドルレンジの商品)をつくろうと思っているなら、ヴィンテージレーシングカーを管理できるほど余裕のある人たち以上に適した観客はいない。

 僕は72-01の白さを抑えたカラーリングを好むかもしれないが、このプラットフォームは過去に何度か繰り返し発表されており、リシャール・ミルが持つ魅力の神髄をうまく捉えたモデルだと感じる。同ブランドの多くの腕時計(およびコレクター)がそうであるように、この時計もまたハイテク志向かつ、美的にも大胆なレーシングクロノグラフであり、自動車レースの世界からやって来たかのような雰囲気を醸し出している。

 確かに笑ってしまうほど高価だし決して控えめとはいえないが、最高スペックで走るカーレースの世界と同じように、リシャール・ミルにとってはバグというよりむしろ機能的な特徴なのだ。


基本情報

ブランド: リシャール・ミル(Richard Mille)
モデル名: RM 72-01 ル・マン クラシック(RM 72-01 Le Mans Classic)

直径: 38.4mm
厚さ: 11.68mm
ラグからラグまで: 47.34mm
ケース素材: クォーツTPT®
文字盤: グリーン&ホワイト&ブラック
夜光: あり、インデックスと針
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ホワイトラバーストラップ

リシャール・ミル RM72-01 ル・マン クラシック

ムーブメント情報

キャリバー: CRMC1
機能: 時・分・スモールセコンド(ストップセコンド)、日付表示、フライバッククロノグラフ、ファンクションインジケーター
直径: 29.1×31.25mm
厚み: 6.05mm
パワーリザーブ: 約50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 39


価格 & 発売時期

価格: 4873万円(税込)
限定: あり、150本

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リシャール・ミル RM 72-01 ル・マン クラシックについては、こちらをご覧ください。