trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing セイコーの主要7ブランドから「ジャパンブルー」をまとったJAPAN COLLECTION 2020限定モデルが登場

セイコーブランド横断型の限定モデル「JAPAN COLLECTION 2020」が7月24日(金)から同時発売。限定モデルの売り上げの一部は新型コロナウィルス感染症対策を含む、赤十字活動全般に活用される。

ADVERTISEMENT
クイック解説

 セイコーウォッチが日本市場にのみ投入する、ブランド横断型の限定モデル「JAPAN COLLECTION 2020」全7機種を7月24日(金)から同時に発売する。プロスペックス、アストロン、プレザージュ、ルキア、ブライツ、セイコーセレクション、5 スポーツの7ブランドからなるコレクションで、全て数量限定発売だ。

 日本を象徴する「ジャパンブルー」と前向きな力を表現する「エナジーグリーン」をアクセントにした特別なカラーリングで、限定コレクションの売り上げの一部は日本赤十字社の活動資金として寄付。寄付金は、新型コロナウィルス感染症対策を含む赤十字活動全般に活用されるという。

コレクションを彩る「ジャパンブルー」

 日本では古くから藍染めによって多様な藍色が生み出され、のれんや半纏、着物など生活に関わるアイテムに広く使われてきた。明治時代に日本に訪れた海外の人々は、豊かな藍のグラデーションが人々の営みに溶けこんだ光景を見て、日本の美しい藍色を「ジャパンブルー」と呼び賞賛したといわれている。
 本コレクションでは、今日でも愛される藍色の中から、鮮やかさをもちつつ、本来の深みもあわせもつ色を全機種のダイヤルベースに採用。それぞれのブランドの特徴に合わせてジャパンブルーの世界観を広げている。

前向きな力を象徴する「エナジーグリーン」

 ジャパンブルーのダイヤルやリューズには、「エナジーグリーン」のアクセントが添えられている。この明るい黄緑色は生命力、若々しさ、活発さ、前向きさなどのイメージを想起させるといわれる色。ダイヤルカラーのジャパンブルーと組み合わされることでスポーティでエネルギッシュな印象をもたらし 、ここぞというときに冷静さと踏み出す勇気を与えてくれる特別なカラーリングとなっている。

 JAPAN COLLECTION 2020が展開される各ブランドについても簡単に特徴を紹介しよう。

セイコー プロスペックス

 ダイビングやトレッキングなど、スポーツやアウトドアシーンに対応する本格機能を備えたスポーツウォッチブランド。中でもブランドを象徴するのがダイバーズウォッチ。セイコーは1965年に国産初のダイバーズウォッチを発売して以来、独自のテクノロジーを搭載したエポックメイキングな商品を次々と世に送り出してきた。 50年以上に渡って進化を続け、プロフェッショナルダイバーや冒険家から高い評価と信頼を獲得している。

セイコー プロスペックスのSBDC113。深みのあるジャパンブルーのダイヤルにエナジーグリーンの秒針が煌めきを放つ。200mの空気潜水に対応する本格ダイバーズウォッチとしてのスペックも兼ね備えている。オプションでシリコンストラップも付属している。

セイコー アストロン

 1969年にセイコーが世界に先駆けて発売した、クオーツウォッチ「クオーツ アストロン」から名を受け継ぐブランド。高い精度で世界の人々の生活を一変させた「クオーツ革命」に次ぐ、第二の革命を起こすべく、2012年9月に誕生した世界初のGPSソーラーウォッチ。 地球上のどこにいても簡単なボタン操作で、 GPS衛星からの電波を受信。緯度・経度・高度の情報を取得することで現在地を特定し、すばやくその場所の正確な時刻を表示することができる。

セイコー アストロンのSBXC055。鮮やかなジャパンブルーのダイヤルの上に、ブルーに仕上げた立体的なリング状のパーツが輝きを放つデザイン。エナジーグリーンは秒針とAM/PMインジケーターに取り入れている。メリハリのある立体的なケースはポリッシュ仕上げ。こちらもオプションで耐久性に優れたナイロンストラップが付属。

セイコー プレザージュ

 100有余年にわたる時計作りの歴史とノウハウを受け継ぐメイド・イン・ジャパンの時計ブランドとして、伝統とテクノロジーが融合した幅広い商品ラインナップを展開。日本の美学に根ざしたユニークなデザインや技術は、世界的にも高い評価を獲得している。

セイコー プレザージュのSARX081。1964年に登場したクラウン クロノグラフに倣った3つの針と視認性に優れたダイヤルデザインを踏襲。エナジーグリーンの秒針がアクセントを加え、アラビア数字を刻んだ鮮やかなジャパンブルーの回転ベゼルを備えている。オプションで付属するのはブラックカラーのホーススレザートラップ。

セイコー ブライツ

 本質を見極める感覚を持つグローバル志向の高いビジネスマンに向けたブランド。ブランド名の“BRIGHTZ(ブライツ)”とは、BRIGHT (聡明で輝いている)とZ(追求、あり続ける)を組み合わせた造語。

セイコー ルキア

 1995年に誕生し、今年で25周年を迎える。女性のニーズをとらえたブランドとして、働く女性を中心に支持されてきた。最先端技術による高い機能を備えながら、時代に合った心地良いデザインで、スマートに前向きに、自分らしく毎日を送る女性の手元を彩る。

セイコー セレクション

 セイコーの考える時計の基本機能とデザイン性を踏まえ、機能、品質、デザインのトータルバランスを重視する人へ向けたセレクション。

セイコー 5 スポーツ

 アクティブシーンにマッチする5つの先進的な機能を備えて1968年に誕生。2019年に「現代における多様な感性や価値観をカタチにする、カジュアルウォッチブランド」として生まれ変わった。現代を象徴する“5つのスタイル(Sports、Suits、Specialist、Street、Sense)”をデザインコンセプトに5つのコレクションを展開。

左からセイコー ブライツのSAGA299、セイコー ルキアのSSVW169、セイコーセレクションのSCVE055、セイコー 5 スポーツのSBSA061。

ファースト・インプレッション

 鮮やかブルーのカラーダイヤルが印象的なJAPAN COLLECTION 2020限定モデル。いずれもキレイなブルーダイヤルの効果で非常に爽やかな雰囲気を感じさせるコレクションだ。

 この限定コレクションの中で、筆者が個人的に気になったのは、セイコー プレザージュのSARX081だ。1964年に登場したクラウン クロノグラフのデザインをオマージュした3針時計で、ベースとなったモデルの実機レビューはハンズオンとして「セイコー プレザージュ クラウン クロノグラフのデザインをオマージュした3針モデル」で公開している。

 元々一つのプッシュボタンでスタート・ストップ・リセットを行うワンプッシュクロノグラフとして誕生した初代クラウン クロノグラフ。そのデザインやスタイルなど、雰囲気を引き継いだモデルだ。

 2019年の10月にはセイコークロノグラフ55周年を記念したオマージュモデル(SARK015)としてクロノグラフ版も登場したが、 オリジナルとは異なる3レジスター仕様。そのため、オリジナルに忠実なワンプッシュクロノグラフでのリバイバルを求める声が一部のコアな時計ファンから上がっていたようだ。

 実際、筆者もそう思っていたし、続いてリリースされたのも3針時計だったため、なぜワンプッシュクロノグラフで復刻しないのかと首を傾げたが、じっくり見てみると、これがなかなか非常に魅力的なモデルであった。なぜかというと、個人的な話だが、ちょうど日常的に使えるロングパワーリザーブモデルを探していたところだったため、興味を引いたのだ。

 デザインやスタイルについてはオリジナルの雰囲気をよく再現していて申し分なく、クロノグラフこそ付いていないが、自動巻き仕様だ。しかも、搭載するCal.6R35は70時間のロングパワーリザーブを備えている。

 ただ、先行してリリースされた3つのオマージュモデルはブラック、アイボリー、グリーンの3色。色味については正直どれもピンと来なかったのだが、JAPAN COLLECTION 2020限定モデルとしてSARX081の文字盤は、爽やかな雰囲気が非常に好み。しかも1000本限定。実はかなり物欲を刺激されている。

ADVERTISEMENT

基本情報

全モデル共通仕様
文字盤色: ジャパンブルー
夜光 あり。全モデル、ルミブライト
追加情報: 耐磁時計(JIS耐磁時計1種)、アフターサービス:メーカー保証1年間、裏蓋に「JAPAN COLLECTION 2020 Limited Edition」の表記

直径: SBDC113は45mm、SBXC055は42.7mm、SARX081は41.3mm、SAGA299は43.2mm、SSVW169は23.9mm、SCVE055は42mm、SBSA061は40mm
厚さ: BDC113は12.9mm、SBXC055は13.3mm、SARX081は11.3mm、SAGA299は11.4mm、SSVW169は7.7mm、SCVE055は11.6mm、SBSA061は11.5mm
ケース素材: SBDC113はSS、SBXC055はSS(ダイヤシールド)、SARX081はSS、SAGA299はTI(ダイヤシールド)、SSVW169はSS(プラチナダイヤシールド)、SCVE055はSS(硬質コーティング)、SBSA061はSS
インデックス: SBDC113&SBSA061はドットのアプライド、SBXC055&SARX081&SAGA299&SCVE055はバーのアプライド、SSVW169はローマ数字とダイヤモンド
防水性能: SBDC113は200m空気潜水用防水、それ以外は全て日常生活用強化防水(10気圧防水)
ストラップ/ブレスレット:SAGA299はTIブレスレット、それ以外は全てSSブレスレット


ムーブメント情報

SBDC133/SARX081 ムーブメント仕様

キャリバー: 6R35
機能: 時分秒表示、3時位置にデイト表示
パワーリザーブ: 約70時間パワーリザーブ
巻き上げ方式:  自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24石

SBXC055 ムーブメント仕様

キャリバー: 5X53(GPSソーラームーブメント)
受信機能: GPS衛星電波受信によるタイムゾーン修正機能、スーパー スマートセンサー(自動時刻修正機能)、強制時刻修正機能、捕捉衛星数表示機能、受信結果表示機能、受信オフ機能(機内モード)
付加機能: デュアルタイム表示機能(AM/PM表示つき)、タイムトランスファー機能、針位置自動修正機能、ソーラー充電機能、パワーセーブ機能、パワーリザーブ表示機能、ワールドタイム機能(39タイムゾーンに対応)、パーペチュアルカレンダー(2100年2月28日まで)、DST(サマータイム)機能

SSVW169 ムーブメント仕様

キャリバー: 1B32(電波修正機能つきクオーツムーブメント)
受信機能: 電波修正機能(日本2局、中国、アメリカ、ドイツの4エリア5局対応)、自動受信機能、強制受信機能、受信結果表示機能
付加機能: 針位置自動修正機能、時差修正機能、ソーラー充電機能(フル充電から約6ヶ月間駆動、パワーセーブ時はフル充電時から約1.5年間駆動)

SAGA299 ムーブメント仕様

キャリバー: 5X53(電波修正機能付きクオーツムーブメント)
受信機能: 電波修正機能(日本2局、中国、アメリカ、ドイツ、イギリスの5エリア6局対応)、自動受信機能、強制受信機能、受信結果表示機能、受信レベル表示機能
付加機能: ソーラー充電機能、パワーセーブ機能(フル充電から約9ヵ月間駆動、パワーセーブ時はフル充電時から約2年間駆動、ワールドタイム機能(25タイムゾーンに対応)、デュアルタイム表示機能、針位置自動修正機能

SCVE055 ムーブメント仕様

キャリバー: 4R38
機能: 時分秒表示、秒針停止機能
パワーリザーブ: 約41時間パワーリザーブ
巻き上げ方式:  自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24石

SBSA061 ムーブメント仕様

キャリバー: 4R36
機能: 時分秒表示、デイデイト表示
パワーリザーブ: 約41時間パワーリザーブ
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24石


価格・発売時期

価格: SBDC113とSARX081は9万5000円、SBXC055は23万円、SAGA299は10万円、SSVW169は5万9000円、SCVE055は3万2000円、SBSA061は3万円(全て税抜)
 販売時期: 2020年7月24日(金)
 限定:  SBSA061は500本限定、それ以外は全て1000本限定

詳細は、JAPAN COLLECTION 2020限定モデル特設サイトをクリック。