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我々が知っていること
2022年のWatches & Wondersでは、サントス デュモンがショーの主役となった。特にラッカー仕上げのケースを持つモデル、PGケースにグリーンインデックスを持つモデルである。この時計を見るために、私はカルティエのブースに5回は足を運んだ。
さて、カルティエはサントスのアンコールとして、昨年の時計を彷彿とさせながら、ちょっとだけ毛色の異なる3本の新作を発表した。Pt、PG、YGの異なるプレシャスメタルを使用した時計だ。それぞれ、レッドジャスパー、翡翠(グリーンジェイド)、ブルーデュモルチェライトを直接切り出したローマ数字インデックスがダイヤルに配されている。
ローマ数字の各色は、リューズのカボションのカラーとマッチしている。さらによく見ると、ダイヤルにはギヨシェ模様が施されて数字とうまく調和しているのがわかる。この限定モデル(各200本)には、手巻きムーブメントであるCal.430 MCが搭載される。
サントス デュモンファミリーは、さらに2つのモデルが最後を飾る。ひとつはYGにディープマリンブルーダイヤル、もうひとつはコンビ(YG×SS)にグレーダイヤルの仕様だ。どちらもゴールド製ローマ数字インデックスがアプライドされ、上述のモデルがXLサイズ(46.6mm×33.9mm)であるのに対し、どちらもサントスのラージサイズ(43.5mm×31.4mm)仕様となっている。この2本は限定モデルではない。
我々の考え
私たちはカルティエの遊び心が大好きだ(実際、これらのモデルは見るだけで楽しい)。しかし、私はこの時計自体が私を嘲笑っているような気がする。しかも、また限定品? これほどクールな製品を定番コレクションで手に入れることはできないものだろうか? そんな夢を見るのも男の悲しい性だ。昨年はグリーンのモデルに目を奪われたが、今年はYGとブルーの限定モデルに心を奪われている。実物を見るのが一番楽しみな一本だ。
また、同系色のカボションは、カルティエらしいディテールの配慮が感じられ、とても好感が持てる。各バリエーション200本ずつしかないため、すぐに売り切れてしまうことが予想される。
限定モデルでないものには、それなりのよさがある。フルゴールドのサントスに、ブルーダイヤルとお揃いのブルーストラップが付くって? ミシガン大学(スクールカラーがブルー)の卒業生が列をなしているそうだ。
基本情報
ブランド:カルティエ
モデル:サントス デュモン
直径:限定モデルはXLサイズ(46.6mm×33.9mm)、通常生産モデルはLサイズ(43.5mm×31.4mm)
厚み:XL 7.5mm、LM 7.3mm
ケース素材:YG、PG、Pt、コンビ(YG×SS)
ダイヤルカラー:グレー、マットベージュ、ブルー
インデックス:ローマ数字
防水性能:日常生活防水
ストラップ/ブレスレット:レザーストラップ
ムーブメント情報
キャリバー:限定モデルCal.430 MC、通常モデル クォーツ
機能:時、分
パワーリザーブ:38時間
振動数:2万1600振動/時
石数:情報あり次第アップデート
価格&発売時期
価格:限定モデル Pt 344万5200円、YG・PG 260万400円、通常モデル YG 190万800円、コンビ 88万円(すべて税込予価)
発売時期:今秋予定(限定モデル)、今夏予定(通常モデル)
限定モデル:XLサイズは限定モデル、ラージサイズは通常生産モデル
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