Introducing IWC　ポルトギーゼ・ハンドワインド・モノプッシャー “ローレウス・スポーツ・フォー・グッド” 限定エディション（編集部撮りおろし）

　IWCとローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団の長年のパートナーシップは、数々のスペシャルな時計を生み出し、時計収集家を惹きつけるだけでなく、適切にフォーカスされた利他的プロジェクトを促進してきた。今回、IWCは自社製の素晴らしい手巻きムーブメント59360を搭載したポルトギーゼのモノプッシャー・クロノグラフを作った。その目的は、五輪競技に励む精神障害のある子どもと大人の訓練を支援することである。

　本機はローレウスモデルの時計に見られる独特なブルー文字盤を備えており、針にはシャープなロジウムメッキが施され、特徴のあるブルーの上で際立って見える。46mmのケースはステンレススティール製だ。前述のCal.59360は、8日間のパワーリザーブを有し、6時位置にスモールセコンド、9時位置にパワーリザーブ表示、12時位置にクロノグラフ表示がある。IWCがローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団と共に作った14本目のスペシャル・エディションで、500本限定生産の予定となっている。

　限定エディションを作るにあたっては、多くのメーカーは様々な苦労をして戸惑うことが一般的だ。IWCにおいては、数年にわたって生み出してきた多様な限定エディションで、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団に示す関心と関わりの深さにはとても感銘を受ける。IWCは見事な仕事によって、ビジュアルの一貫性と明確な目的を維持するひとつのウォッチシリーズを構築したのだ。

　時計収集家の視点から見ても非常に興味深いが、より印象的なのはこれが継続的な取り組みであり、注目を集めるマーケティング手段のひとつではないということだ。IWCとローレウスの取り組みの効果は、二者の関係が深まり発展するほどに増していく。そして当然ながら、同時に時計のデザインも成熟されていく。

　このモノプッシャー クロノグラフにおいて、IWCはプッシュボタンをリューズに組み込むことを選んだ。それによってケースの輪郭はさっぱりと整ったものになった。ケースバックには、15歳の中国人イー・シンさんによる友情を表現したイラストが描かれている。

ブランド: IWC
モデル名: ポルトギーゼ・ハンドワインド・モノプッシャー“ローレウス・スポーツ・フォー・グッド”限定エディション
型番: Ref. IW515301
直径: 46mm
厚さ: 13.9mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ローレウス・ブルー
インデックス: アプライド アラビア数字
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: サントーニ社製 ブラック アリゲーター レザーストラップ

キャリバー:  Cal. 59360
機能: 時、分、秒、クロノグラフ、日付、パワーリザーブ
パワーリザーブ: 8日間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 36

価格: 174万円（税抜）
発売: IWCブティック
限定: 限定生産

詳細についてはIWC公式サイトへ。