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October 29, 2020
October 29, 2020
Hands-On ジャガー・ルクルト マスター・コントロール・メモボックス 実機レビュー

Hands-On ジャガー・ルクルト マスター・コントロール・メモボックス 実機レビュー

時計製造史における、真にクラシックなアラームウォッチの1つがアップデートされた。

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通年の時計発表スケジュールにおいて、異例の後半戦に突入した現在、ジャガー・ルクルトのマスター・コントロールは、これまでのところ私のお気に入りの一本として際立っている。控えめなサイズと手頃な価格の自動巻きモデルは、ドレッシーな印象を受けるが、デイリーユースの可能性も否定できないと思う。彼らは、堅実なコレクションの礎となり得る保守的なスタイル、高品質の腕時計として私に訴えかけてくる。時代を超越した可能性を秘めたデザインに仕上がっていると思うのだ。もちろんJLCだからこそ、全て自社内におけて製造されている。私は既に、過去の記事においてフルカレンダークロノグラフであるマスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダーを絶賛した。

 今日は、マスター・コントロールの別バージョンを見てみよう。ブルーの文字盤が印象的な限定モデルのマスター・コントロール・メモボックス・タイマーと並んで発表されたモデルだ。このメモボックスは、ジャガー・ルクルトの中でも長い歴史をもつモデルで、最初のモデルは1950年代初頭にまで遡る。アラームウォッチの興味深い点は、その希少性の高さ。私の頭の中では、アラームウォッチがカタログの大部分を占めている時計メーカーはあまり思い当たらない。
 グランドメゾンはといえば、メモボックスがいくら素晴らしいからといって、アラームウォッチが思い浮かぶことはないのだが、JLCは非常に大きな会社であり、様々なタイプの複雑機構を習得している。まだメモボックスを所有したことはないが、以前から興味があり、何度か購入しそうになったことがある。ルクルトの8日巻きアラーム クロックも持っているが、これはこれで満足している。おっと、話が脱線してしまった。

 今回ご紹介するマスター・コントロール・メモボックス(タイマーなし)のスタンダードモデルは、比較的渋いシルバーの文字盤に、アプライドされた数字と夜光塗料を塗布したインデックス、3時位置に枠付きの日付窓を備えている。ドーフィン型の時分針には、スーパールミノバが施された細い溝がある。これは、スポーツウォッチほど明るいわけではないが、その輝きは高く評価されている。メモボックスの最大の特徴は何といってもアラーム。ナイトテーブルに置き、眠りから覚ましてくれる時計に必要な要素だ。
 この時計で唯一ある色のタッチは、ブルースティールの秒針だけ。ダイヤルはバランスのとれたプロポーション、すっきりとしたデザインで、視認性の高さは私の中では満点だ。本機のデザインのいくつかには、例えば日付窓のように非常に反対的な意見を煽るものもある。この時計はもちろん、非常に目立つものを持っている。この時計にはもちろん日付窓があるが、枠が付いておりとても目立つデザインになっている。これには、通常日付擁護派である私としては拍手喝采を送りたい。日付表示があるなら、隠す必要はないと気付かされたのだ。

 伝統的なメモボックスのデザインテンプレートを踏襲した新しいマスター・コントロール・メモボックスは、2つのオフセットリューズを特徴としている。これらの大きなリューズは、1950年代の初期に遡るモデルにも見られるように、メモボックスのデザイン言語の一部となっている。ポインターを備えた内側の文字盤にも同様のことが言える。これはアラームを設定するために使用されるもので、時針同士が一致すると、メモボックスのアラーム音が聞こえてくる(このHands-On記事では音声がなくて申し訳ない)。

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 全体的に新しくなったマスター・コントロールシリーズは、エレガントな曲線と面取りされたラグを備えた直径40mmのケースが魅力的なフォームファクタとなっている。それから、厚さの面では若干の違いはあるものの、少し分厚くなったと感じる人はいないだろう。マスター・コントロール・メモボックスのケースは、自動巻き、日付窓、アラーム機能を、50m防水の厚さ12.39mmのSS製ケースに搭載。そのケースデザインはミッドセンチュリー・ヴィンテージの雰囲気をもっている。しかし、実際のプロポーションは、現代の時計サイズの中では控えめな、ちょうど良いサイズと呼ばれる範疇に収まっているだろう。

 従来のメモボックスでは、音の伝達を助けるためにケースバックを閉じ、ゴングを背面に取り付けていたが、今回のモデルではケースバックをオープンにし、ゴングを打つハンマーを見ることができるようになっている。そのため、機構が見直され、ケースの側面にゴングが取り付けられた。

 最新のメモボックスは、腕に着けるとかなり保守的な印象を受ける。しかし、その分汎用性が高くなっているとも感じる。文字盤と針やマーカーの色はご覧のように似ているが、絶妙なコントラストで仕上げられているため、視認性と美しさが両立されているのではないだろうか。下の写真のようにドレスウォッチとしても使えるが、別のストラップを選べば、よりカジュアルな装いにも合いそうだ。

ジャガー・ルクルト マスター・コントロール メモボックス: ケース、40mm x 12.39mm、5気圧防水、ケースの表裏にサファイア風防。ムーブメント 自社製Cal.956(カウントダウンタイマーの無いバージョン)、45時間パワーリザーブ。シルバーのサンレイダイヤル。価格:124万8000円(税抜)。
 

詳細は、ジャガー・ルクルト マスター・コントロール・メモボックスの紹介記事をご覧ください。

その他の詳細は、ジャガー・ルクルト公式サイト

写真:ティファニー・ウェイド