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我々が知っていること
タイトルをゆっくり読んでみてほしい。レベルソ、トリビュート、クロノグラフだ。そういうことだ、すごいだろう?
Watches& Wonders 2023に向けて発表する、ひと握りしかないレベルソの新作のなかから、ジャガー・ルクルトの古きよきメゾンはブランドが誇る1930年代の“トリビュート”モデルをテーマにした、レベルソ・クロノグラフを発表した。しかもその看板に偽りなしで、ステンレススティール製が用意されている。
もうひとつの例はローズゴールド製だ。どちらのバージョンも、サイズは49.4(ラグからラグまで)×29.9mmで、厚さは11.14mmで展開。レベルソはクラシカルな時刻表示のみの文字盤と、もう片方は、スケルトン文字盤に大きめなクロノグラフ秒カウンターと、クロノグラフの分積算計には30分のレトログラード表示を採用している。SSモデルはブルーグレーブルーのアクセント、RGのほうはブラックとゴールドのアクセントが施されている。
これらの機能は手巻き、約52時間のパワーリザーブを提供する、まったく新しいムーブメントJLC 860によって支えられている。さらに最初のレベルソ クロノグラフは1996年にまでさかのぼるが、この新しいムーブメントは、両方の文字盤の時刻表示(時・分)を同期できるようにすることで、より初代レベルソのデザインを再考したトリビュートに傾倒している。考えてみて欲しいのだが、つまり文字盤の片方が基本的には逆回転しているということになるのだ(少なくともムーブメントに関する限りは)。とてもカッコイイ。
レベルソ・トリビュート・クロノグラフの価格は、SS製が321万2000円、PG製が563万2000円(ともに税込)となっている。
我々の考え
これはある程度の頻度で言っているし、また僕の仕事でもあるが、レベルソ・トリビュート・クロノグラフを実際に見ることができて本当に感激している。僕は複雑なレベルソが好きなだけでなく、ふたつの文字盤でまったく異なる表情を見せるレベルソがもっと好きなのだ。そのため1本のSS製レベルソに、エレガントな時刻表示のみのダイヤルと、複雑なスケルトン仕様のクロノグラフダイヤルの両方が備わっているというのは、何か特別なものを強く訴えかけているように感じる。
僕は長年、文字盤ごとに異なるタイムゾーンを表示するレベルソを愛してきたが、特にこの特別な組み合わせは汎用性が高く、楽しく、マニア向けであり、そしていうまでもなくクロノグラフを搭載したレベルソという時点で非常に珍しい。時計にとってのスポーツのようなもの、あるいはスポーティな時計にとってのドレス様式のように。決められないにもかかわらず、それを理解している。特にブルーグレーのアクセントとファリアーノレザーのストラップがマッチした、SSバージョンの例は魅力的だ。
基本情報
ブランド: ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)
モデル名: レベルソ・トリビュート・クロノグラフ(Reverso Tribute Chronograph)
型番: Q389257J(PGモデル)、Q389848J(SSモデル)
直径: 29.9mm
厚さ: 11.14mm
ラグからラグまで: 49.4mm
ケース素材: ピンクゴールドまたはステンレススティール
文字盤: ブラック(PG)またはブルーグレー(SS)
インデックス: アプライド
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ファリアーノ・コレクションのカーフレザーストラップ、キャンバスストラップ、追加のカーフレザーストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: JLC 860
機能: 両ダイヤルに時・分表示(同一時刻)、クロノグラフ、レトログラード式30分積算計
パワーリザーブ: 約52時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 38
クロノメーター: なし
追加情報: コラムホイール式クロノグラフ、水平クラッチ
価格 & 発売時期
価格: SSモデルが321万2000円、PGモデルが563万2000円(ともに税込)
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