Introducing ショパール　ハイビートキャリバーを搭載した新作アルパイン イーグル ケイデンス 8HFチタンモデル

　この新しいハイビート機は、ブレスレット一体型スポーツウォッチのトレンドに対するショパールの2019年の答えである、ラージサイズのアルパイン イーグルファミリーに属し、41mmのルーセントスティール™の先代モデルのデザインの大半を受け継いでいる。前述のように、ダイヤルを見るとケイデンス 8HFはいくつかの顕著な外観上の違いがあるが、ここでの主な出発点は、チタン製のケースとブレスレット、そして技術的に高度な自社製ハイビートムーブメントの採用にある。

　ショパールは2021年にこのハイビートの限定モデルを発表しており、その際もチタンで生産した。直径41mm、厚さ9.75mm、サテン仕上げのケースとベゼルに8本のネジ、テーパードしたサテン仕上げのブレスレットにポリッシュ仕上げのセンターリンク、“Cadence 8HF”とプリントされたサファイアクリスタル製のシースルーバック、12時位置にローマ数字、悪評高い4時半位置にはデイト表示という仕様は、ほぼ変わらない。

　この2023年モデルの主なアップデートは、ブラックカラーの新ダイヤルだ。サンバーストパターン（鷲の瞳の虹彩を模したもの）はそのままに、鷲の羽を模したカウンターウェイトを備えたオレンジ色のアロー型秒針、オレンジ色のハイビート矢印ロゴ、それに合わせたオレンジ色のレイルウェイミニッツサークルが追加されている。オレンジが多用されているように聞こえるが、上の写真のように、これらは些細なアクセントであり、ブラックダイヤルとうまく調和している。

　ショパール キャリバー 01.12-Cの振動数は8Hz（5万7600振動/時）で、これは通常の自動巻きムーブメントの2倍の振動数である。これは、精度と安定性を向上させるための手段として一般的に理解されている技術的な手法だ。理屈はこうだ。ムーブメントの振動が速ければ速いほど、それぞれの衝撃が平均速度に与える影響は少なくなる。このハイビートとは高速を意味し、したがって等時性の急速な回復を示唆している。

　ショパールは2012年からクロノメーター認定のハイビートムーブメントに取り組んでおり、それはL.U.Cオートオルロジュリー（Haute Horlogerie）コレクションに採用されている。しかしCal.01.12-Cは、アルパイン イーグル ケイデンス 8HFモデル専用として残されるだろう。

ブランド：ショパール（Chopard）
モデル名：アルパイン イーグル ケイデンス 8HF（Alpine Eagle Cadence 8HF）
型番：298600-3020
 
直径：41mm
厚み：9.75mm
ケース素材：グレード5チタン
ダイヤルカラー：ピッチブラック
インデックス：アプライド
夜光：あり（アワーマーカー、針）
防水性能：100m
ストラップ/ブレスレット：トリプル・フォールディング・クラスプ付きブレスレット 

キャリバー：Chopard 01.12-C
機能：時、分、秒
直径：28.8mm
厚み：4.95mm
パワーリザーブ：60時間
巻き上げ方式：自動巻き
振動数：5万7600振動/時（8Hz）
石数：28
クロノメーター認定：あり

価格：287万1000円（税込予価）
発売時期：未定
限定モデル：通常生産モデル

詳細については、ショパールのウェブサイトをご覧ください。