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Introducing オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディション

25作目を迎えるジェームズボンドが手にしたのは、007とオメガの初期を連想させるシーマスターだ。

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クイックガイド

ジェームズ・ボンドが新たな時計を手に入れた。ダニエル・クレイグ演じるボンドは、これまでプラネットオーシャンからアクアテラ、そして2015年のスペクターで登場したNATO仕様のシーマスター300まで様々だっが、5年の時を経て新作が登場した。

ダニエル・クレイグは、2020年の最新作『007/No Time To Die(ノー・タイム・トゥ・ダイ)』で有名なスパイを再演する際にこのオメガ シーマスター ダイバー300M コーアクシャル マスタークロノメーターを着用する。

オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションを着用
オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションのメッシュブレスレットのバックル
オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションのメッシュブレスレット

新作は、先代のブロスナン時代のシーマスターを連想させるモデルだ。シーマスター ダイバー300M 007エディションは、42mmのチタンケース、マットブラックダイヤル、ベゼルを搭載し、ミリタリー調の焼けたようなブラウンの夜光とチタンのメッシュブレスレットが特徴的だ。さらに、文字盤とベゼルは、軽量のオメガ固有のアルミニウムで作られており、時と共に色褪せていくものであることはオメガに確認済みだ。繊細で落ち着いた印象で、シーマスターシリーズの標準的なカラーリングや仕上げとは一線を画していると言える。

ファーストインプレッション

グレード2のチタンケース(とアルミベゼル)を搭載した新作のボンド・シーマスターに、私がまず最初に感じたのはその軽さだ。ブレスレットは非常に品質が高く、フォールディングバックルにはブレスレットのサイズを固定するためのピンがあり、独自の留め金が付いている。閉じた時にすべてを所定の位置に保持するための安全なプッシュボタンを採用している。私は、メッシュブレスレットが好きなのだが、これは今まで体験した中で最も簡単に着けられるものだった。ミラネーゼスタイルのタイトなリンクは、安価な"サメメッシュ"スタイルのブレスレットにあるような不安定感は全くない。その高品質さは、チタンという素材によくあい、さらにシーマスターのケースと相まって素晴らしい。私は、もともとオメガ2254.50を安いメッシュブレスレットで着けていたのだが、比較するとそこには大きな差があることを実感した。そんな人はいないかもしれないが、チタンのメッシュブレスを好まない方にはNATOベルトでの販売もあるのでご心配なく。

オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションを腕に着けた画像
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日付表示機能のないシーマスター ダイバー300M 007エディションは、すべてがマットなためシーマスターのラインナップからすぐに見つけることができる。本モデルには、通常モデルの波の模様はなく、グレーがかったブラックの文字盤の上でブラウンの夜光の色調と"Seamaster"の赤いテキストがよく映えるのだ。文字盤上のテキストの下の部分には、イギリスの官有物であることを示す矢印形のマークが印字されている(ボンドが政府機関の人物だということが頷けるだろう)。ケースバックは、密閉されており、軍支給の時計が正式に採用している番号が刻印されている(下の写真)。そこには、62という数字があるのを確認できるだろうか? これはボンド シリーズの映画の記念すべき第一作『007 ドクター・ノオ(Dr. No)』が公開された年にちなんでいるのだ。 

オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションのケースサイド
オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションのケースバック
オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションの夜光

夜光もしっかりとある。

42mmというサイズは、"ボンドのシーマスター"を着けたことのある方なら馴染みのある感覚だろう。そして、13.15mmの厚み(ドーム型強化サファイア風防を含む)は、ブロスナン時代のシーマスターに比べると大きく感じるかもしれない。ダイバー300M 007エディションの内部に搭載するムーブメントは、マスタークロノメーター認定を受けたオメガのキャリバー8806だ。

オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションのポケットショット

あえて焼けた風合いにした夜光は、個人的には好みではないが、この時計に関しては、デザインの全体に非常に良くあっていると思う。文字盤のグレーの色調とベゼルの色がうまくマッチしているように自分には見えるからかもしれない。オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディションは、オイルレザーのトラベルケース(ブリティッシュ・ミラレーンによるもの)が付属する。価格は、ブレスレット仕様で税込み108万9000円、そしてNATO仕様で税込み95万7000円だ。 これは映画ジェームズ・ボンドシリーズの25作目で最後の007を演じるダニエル・クレイグを記念する時計に間違いなくぴったりの時計だ。

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基本情報

ブランド: オメガ(Omega)
モデル: シーマスター ダイバー300M 007エディション(Seamaster Diver 300M 007 Edition)
型番: 210.90.42.20.01.001 

直径: 42mm
厚さ: 13.15mm
ケース素材: チタン
文字盤色: マットブラック
インデックス: ブラウンの夜光
夜光: あり
防水性能: 300m
ストラップ/ブレスレット: チタンブレスレットまたはナイロン製NATOストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: オメガ 8806
機構: 時、分、秒、ヘリウムエスケープバルブ
直径: 26mm
パワーリザーブ: 55時間
巻き上げ方式: 自動巻
振動数: 2万5200振動/時
石数: 35
クロノメーター認定: マスタークロノメーター認定
追加情報: 1万5000ガウス以上の対磁性能


価格・発売時期

価格: NATOストラップ:  95万7000円(税込)、チタンブレスレット: 108万9000円(税込)
販売時期: 2020年2月発売

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