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クイック解説
パテック フィリップが2年前に ニューヨークのグランド・エキシビションを主催したことは記憶に新しいだろう。街はウォッチメイキングを目の当たりにする喜びに満ちて、その話でもちきりだった。つまり、琺瑯細工や木工細工、博物館向きの逸品、たくさんの新しい時計についての話だ。わくわくした。そして、グランド-エキスポが戻ってきた。今回はシンガポールだ。パーティの開始は明日で(現時点でシンガポールにいて、わたしのようにそれが何曜日かわからない人のために書けば、金曜日だ)、目に収めるべきいくつもの楽しみがある。まず何よりも、カラトラバ パイロット初のステンレススティール仕様だ---- Ref.7234A。
オリジナルの型番7234はバーゼルワールド2018で発表された。 5524Gを小型にしたレディース版で、ローズゴールドだった。7234はとても刺激的だった。愛すべきカラトラバ パイロットの小型版で、サイズが42mmではなく、37.5mmだったからだ。しかも、最高の自動巻きムーブメント(キャリバー324 S C FUS)とすべての機能(時間、日付、セカンドタイムゾーン、昼/夜表示)はそのままだ。ここで目にする限定版7234Aは、技術的にはローズゴールド仕様と変わらないが、文字盤はブルーグレーのサンバースト仕上げ、ストラップはお揃いのコーデュラ シンセティック ストラップ、そして重要なポイントとして、ケースはステンレススティールだ。サファイアの裏蓋には「パテック フィリップ シンガポール 2019」と刻印されている。 シンガポールと東南アジアで400本のみが販売予定だ。
ファースト・インプレッション
わたしはこの時計が大好きだ。誰が何と言おうとこの時計が好きだ。7234を記事にした2018年当時、多少「複雑な」思いだった。確かに小さい、確かにローズゴールドだが、心の底から正直に言えば、ブラウンの文字盤は全く期待していなかった。
でも、ブルーグレーでスティールなら? 完全に期待通り。パテックがシンガポールの見本市でこのように出たのも驚くに当たらない。パテックはニューヨークの見本市で、カラトラバ パイロット ウォッチRef,5522Aを限定600本、234万円で発売し、瞬く間に(文字通り一瞬にして)完売したからだ。7234Aが同じ道を辿るのは間違いない。特に、残念なことにSS仕様のスポーツウォッチがこの世界に残っていないからには(5711とロレックス ノンデイト サブマリーナのーのことが念頭にある)。この時計が人々を困惑させる唯一の点は、東南アジア限定品ということだろう。
基本情報
ブランド名: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名:カラトラバ・パイロット・トラベルタイム(Calatrava Pilot Time Travel)
型番 : 7234A
直径 : 37.5mm
厚さ: 10.78 mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブルーグレー
インデックス: アラビア数字
夜光: ルミノバ
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: コーデュラ
ムーブメント情報
キャリバー : 324 S C FUS
機構: 時、分、日付、セカンドタイムゾーン、昼/夜
直径: 31mm
パワーリザーブ: 45時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 4 Hz (2万8800振動/時)
石数: 29
追加情報: パテック フィリップ・シール取得
価格・発売時期
価格: 未発表
販売地域: シンガポールと東南アジアのみ
限定: 400本
詳細についてはパテック フィリップ公式サイトへ
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